5/2(月)は、赤羽の「ソーシャルコミュニティめぐりや」さんに、落語を聴きに行きました。15時の回です。

 

 

実は、落語を生で聴くの初めての体験です。しかもこんなかぶり付き。

 

 

噺してくださるのは、桂伸治一門の桂 しん華さんです。

 

最近、新しく「笑点」のレギュラーになった桂宮治さんの兄弟弟子なんだそうです。

 

2021年に二ツ目に昇進されたそうです。よく知らんけど。

 

 

とにかく、そんな素晴らしい方の落語を聴けるなんて光栄の極みです。

 

 

1時間ほどの時間の中で、2つの演目を中心にトークを織り交ぜていらっしゃって、楽しい経験をすることが出来ました。

 

さて。せっかくの赤羽だから、明るいうちに飲んで帰ろう。

 

と駅方向に戻ります。

 

一番好きな「まるよし」はまだ準備中のようでした。

 

いこい支店」は逆に、すでに混んでいる様子。

 

喜多屋」に入ってみたものの、こちらも常連さんがカウンターを陣取っており、注文するスキが無かったので、出てしまいました。

 

仕方無い。「串カツ田中」に行っておくか。

 

と一番街方向に歩き出して、オープンな雰囲気のお店があるのが目に入りました。

 

博多劇場

 

 

鉄鍋餃子などの博多料理が看板のお店のようです。しかも16時にオープンしたばかりなので、まだガラガラです。

 

へえ。こんな店あったんだ。

 

後で調べたところ、結構なチェーン店なんですね。全く知りませんでした。

 

メニューにホッピーがあることが決め手になって、この店に決めました。

 

ホッピーはセットが400円と良心的な価格です。「なか」の量は好きな量だけ!というのも好みに合わせられていいですね。

 

 

鉄鍋餃子は、一人前290円ですが、注文は2人前からだそうです。まあ、仕方ないでしょう。

 

 

串焼きメニューからは、お勧めの鶏つくね200円と、とり皮串150円をもらってみることにします。

 

 

まず、お通しが出て来ました。

 

キャベツのざく切りに、塩こんぶが乗って、醤油ベースのたれがかけてあるやつです。

 

 

キャベツのざく切りがお通しでお替り自由、というお店が他にありますが、最近キャベツ自体が不味くて手を付ける気にならないのです。

 

ここもそんなキャベツなのかなあ、と恐る恐る食べてみたのですが、そんなことはありません。

 

キャベツ自体も柔らかくて甘味がありますし、塩こんぶと醤油だれの効果で、ちゃんとした一品に仕上がっています。これ、エライ。

 

そして、串が出てきます。

 

 

鶏つくねは期待したほどではありませんでしたが、とり皮串の方は好きなタイプでした。

 

本場のとり皮串は食べたことが無いのですが、きっとこんな感じなんだろうなあ、と思える、香ばしくて甘じょっぱい味付けでした。

 

そして、期待の鉄鍋餃子が出て来ます。

 

 

まあ、居酒屋の餃子だからなあ。そこそこだろうなあ。

 

と思っていたのですが、想像のちょい上を行く美味さでした。

 

ちょっと皮が厚いような感じもしますが、このレベルの餃子が居酒屋で食べられるのであれば、十分満足です。

 

ただ、一人で2人前食べると、それなりにこたえます。

 

この日はこれで上がることにしました。

 

でも、その時点で「再来店する」ことは決めていました。

 

なぜなら、おでんメニューの中にちくわぶがあったからです。博多のくせに。

 

 

そして、2度目の来店は5/10(火)の夜です。この時はさすがにそこそこ混んでいました。

 

厚揚げ、大根、ちくわぶを注文してみます。

 

 

ちくわぶは、この風情からすると「カネ久商店」さんのものではないでしょうか。

 

そしてだしは醤油ベースで少し甘味のある感じ。所謂普通です。

 

 

まあ、無しでは無いでしょう。

 

ただ、私には王子「平澤かまぼこ」のちくわぶが基本になっています。差は歴然、というか、もはや異なる食べ物のように感じられます。

 

このちくわぶを初めて食べて、これがちくわぶだと認識されてしまうのは、少々悲しいものがありますね。

 

そして、もうひとつ確認しておこう、と決めていたメニューがあります。

 

屋台のとんこつラーメン580円です。

 

 

居酒屋のとんこつラーメンで満足の行く味のもの食べられるのであれば、それだけでも通う価値があります。

 

とんこつスープにマー油がかかったタイプですね。

 

 

まずはスープを一口。

 

うん。悪くない。

 

悪くはないけれど良くもありません。

 

じゃ、麺は。

 

あ。ゴムだ。

 

ゴムは言い過ぎですが、少なくとも美味いものではありません。

 

細麺ではあるのですが、香ばしさなどは感じられず、ねっちりとした食感があるのです。

 

 

スープも飲み干すようなレベルのものではありません。

 

チャルメラ バリカタ麺豚骨」の偉さを、改めて思い知らされる味です。

 

真面目に、麺とスープをそのまま「チャルメラ バリカタ麺豚骨」にして、マー油とかトッピングとかで商品に整えれば、現在よりも3倍は美味しいとんこつラーメンに仕上がると思います。

 

ウソだと思ったら、やってみ。

 

まあ、少々ディスりが過ぎたかもしれませんが、この店、嫌いではないんです。

 

きっとまた行くと思いますし、どちらかと言えば、行ってみることをお勧めできるタイプのお店です。

 

私が敢えて、いまいちな品をディスるのは、正直な評価をしていることを判って欲しいからなんです。

 

少なくとも鉄鍋餃子があれば、ある程度のテンションは保てますし、キャベツも悪くないですからね。

 

おしまい

 

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