本日は高尾山薬王院にて
21日の飯縄大権現さまご縁日の
9時から特別開帳大護摩供が厳修されました。
今日はたくさんのご参加があり
何人もの方に、
『火渡り祭のご出仕ご苦労様でございました』
と、お声がけをいただきました。
有り難いご縁をいただき、感謝するのは
こちらなのに、本当に有り難いことです。
お護摩修行の後には
御前様からご法話をいただきます。
その中のお話に
たまたま、鶯のお話が出てまいりました。
今日は春彼岸の中日。
御前様が朝4時からお勤めをされ
本坊にいらっしゃると、
鶯がしきりに啼いていたそうです。
なんと、有り難いことである。
今日はなんと佳き日であるのか。
と、感じ入られたそうです。
ウグイスは、『ほーほけきょ』と啼きます。
"ほけきょ"とは、"法華経"のことといわれ、
法華経とは、お釈迦様の教えのことです。
法華経は、
人は誰しも平等に悟りを開けるということを
説いているのだそうです。
春彼岸の間は
仏性に意識を向けた生活を送るのが良いとされ、
仏性とは、平たく言えば
"慈悲の心" "思いやりの心"のことです。
人を慈しむ思いやりの心を持って、
春彼岸を過ごしたいとおもいます。
きっと一光寺さまにお釈迦様の教えが
満ち満ちた時間だったんだと思いました。

今日の21日ご縁日は、たくさんの気付きをいただく
有り難い日となりました。
いろいろ我が身を振り返ったり、
頂いたご縁のありがたさを感じたり、
そんな時間でした。
21日仲間のみならず、たくさんの法友と
図らずも会えたひとときでした

御前様からのお話にもありましたが
高尾山は修験のお山でもあり
たくさんの修行のプログラムがあります。
お護摩に参加するのも修行になりますし、
山内大師巡拝も修行になります。
高尾山の修験が、今年はさらに
大きな役割を持つようになっていくのではないかなと
感じました。
楽しみです。

帰りは、
登山などで登ってらっしゃる方がたくさんで
賑やかなお山になっていました
高尾山の桜は、まだまだ硬い蕾ですが、
これから、春めいて
お山が華やかになる良い季節になりますね
