昨日(3月16日)、娘と御礼参りに行くも
何故だか行けるご縁を頂けなかった娘。
東伏見稲荷さんに
御礼参りに向かいましたが、謎の娘の体調不良により
すぐ近くまで行くも、断念して引き返しました。
そして17日の今朝。
体調復活した娘に
『今日は深沙大王のご縁日なので、
深大寺で法要があるんだよ。』
と何気に言ったら、
『いく!行きたい!』
というので、
もしかしたら、昨日のストップは
今日のためのストップだったのかも

と思いながら、支度をして向かいました。
深沙大王堂での法要は、たしか15時から。
先に東伏見稲荷神社さんへ御礼参りに伺える!
と、東伏見稲荷さんへ向かいました。
お塚の一社ごとに御礼を申し上げます。
そして、深大寺へ。
深沙大王堂へ着いたら
ご法要は始まっていましたが、
『どうぞお上がりください』と言っていただき
堂内へ上がらせていただきました。
堂内では
深沙大王供を修法される方がお一人。
その後ろでは、6人がご詠歌をずっと唱えられています。
修法の次第の深沙大王のご真言の中でも
本尊印を千反唱えられていました。
そのスピードたるや

うにゃうにゃで唱えないと、
とても30分には収まりませんから、
千反を5分くらいで唱えきる感じです。
私はうにゃうにゃが下手で
ガッツリきっちり唱えるので
めちゃくちゃ時間が掛かるのです💦
深沙大王はまだしも、不動明王は…💦💦
ご法要が終わったあとは
ご法話をいただきます。
今回のお話は【供花】についてでした。
仏様への供花は
3つのことを現しているそうです。
先ず一つ目は
《無常》
花は美しい時を経て散りゆきます。
留まらず移り行く。
だから、今を大切に生きることを
教えてくれています。
《忍辱》
例えば。
花は冬の寒い季節を耐え忍んで、美しい花を咲かせます。
耐え忍ぶことの大切さ、必要を説いているのだそうです。
《慈悲》
仏様に捧げる花は、何故私たちの方を向いているのでしょう。
ほとけ様の慈悲が、私たちに届くようにと
こちらを向いているのだそうです。
お経も供花も、
どちらを向けているのか。
というのは、実は大切な意味を持っていて
【廻向】に意識を向けるといいのかもしれませんね。
原文
願以此功徳 普及於一切
我等與衆生 皆共成佛道
読み
がんにしくどく ふぎゅうおいっさい
がとうよしゅじょう かいぐじょうぶつどう
訓読
願わくは、この功徳をもって
遍く一切に及ぼし、我らと衆生と皆ともに
仏道に成ぜんことを。
意味
叶うのならば。私の善の行いが
あらゆる全てのものに影響を与えて、
わたしも全ての人々も一緒に悟りの道へいけますように。