清々しい気持ちが一晩経った今も。”「秩父修験古道プチ山伏入峰WS」開催” | 開運*招福Kyotoレシピ*いつも心に御神仏を*〜classy-angelique-style〜

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日々の豊かな暮らしを重ねるコツをお伝えしてまいります。
*真言宗密教僧阿闍梨
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*密教宿曜占星術
*四柱推命
*易断
【神様*絵本 大祓祝詞】


秩父修験古道プチ山伏入峰WSに参加してきました!


車で行くか、電車で行くか

考えたんですが、帰りにヘロヘロだったら

運転は危ないかなと、電車にしました。


ヘロヘロにはなりませんでしたが、

電車にして大正解!!

行きの電車内は、山歩きの格好をした人がほとんどで

わくわく、うきうきした気持ちが、

満ちてるような車内でした。

これは、きっと、

今日は楽しい1日になるなぁと思っていました。

ボタンで開け閉めする電車にうきうきMAX!

照れ


向かってます


待ち合わせの駅に着いてみると

山伏姿のグループを発見!

さらには、高尾山でご修行仲間の方々にも

お会いすることが出来まして。

『今日、きっと会えるって思ってました』

と言っていただき、出だしから不思議なご縁を感じる

有り難いスタートとなりました。びっくり


飯縄大権現さまが

秩父曼荼羅小屋へ繋いでくださったんだなぁと

嬉しく思いました。

ラブ


熊🐻出没注意の看板


私達人間のテリトリー外へ

入らせていただく事を改めて感じました。


山の神様。

よろしくお願い申し上げます。

照れ

最近は

御神域内の写真や、太陽の写真は

撮らないようになっていたのですが

今日は、あまりのお日様の素晴らしさと

優しいお山に撮らせていただきました。


綺麗な日紋です。



最初にお話を伺っていたからか、

山の神様の領域から、観音様仏様の領域へ

変わる境目のエネルギーの変化。

というものが、

少し体感として感じることが出来ました。


御山のエネルギーというのか

地面からのエネルギーが変わり、

空気感覚はもちろん、

土の質や、落ち葉の状態、根の張り方などが変わります。


『山伏さんの中には地面のエネルギーを感じるために

素足で登る方もいる。』というお話も、

実感として得ることが出来ました。


神様の領域は

深くて、シンとしていて、澄んでいて清浄。

濃い緑の息吹でみちているみたい。

湿った呼吸の中であって、クリアで、まさに神域。

山の神様が、お山に生きとし生けるもの全てを

護っている感じがします。

人間は、別枠。という気がしました。

地面は結界を張ってある上を歩いている感じです。

どこまで手を伸ばしても届かないような。

許可はしたけど受け入れるかは別。という感じです。

そして常に見られているような気配です。

道は歩きやすく、根があまり地上部にでていない感じで、

歩きやすい分、はやく結界の外にだしたい。

邪なら迷わせるぞ。みたいな、

白or黒。な世界です。

ジブリの"もののけ姫"の中に出てくる森の中のような

そんな神秘的な景色をたくさん見ることができました。


それに対して

観音様、仏様の領域は、優しい。

受け止めていただいた内部を歩いているような

そんな感覚です。

優しい。けれど、厳しくもあり、

きちんと修行できるようなそんな足場が多く、

互いに助け合い、協力して進んでいくような

そんな場面がたくさん用意されているように思いました。

修行させていただける領域。

一人一人に合わせて

修行の内容をつくってくださっているような

そんな感じがしました。


高尾山の修行と違うのは。

高尾山は、ひたすら登りが続くようなお山です。

今回登ったお山は、登り、下りが交代で、

登ったり降りたりを繰り返しながら

なだらかに登っていくような、そんなお山でした。

だからでしょうか

とっても登りやすくて、まだまだ登りたい!

と思いました。

観音様のお山だから、というのもあるかも。

照れ


先達を務めてくださったみなさんの

絶妙な歩くスピードや声掛けしてくださるタイミングに

何度も救われました。

道なき道を行くのに、先達方無しには無理です。

3回は遭難します。

キョロキョロ

それくらい、道がわかりにくいのです。

先を案内してくださる先達のありがたさを

しみじみ感じながら

先達の背中を、足元を、声を頼りに、進んで行きました。


ハイキングコースになってましたが

みなさん、迷わずに、いけるものなのかしら。

キョロキョロ


お昼は屋根付きの休憩所で。


先達方やみなさんが、おやつにと

塩羊羹や飴やお煎餅など、用意していてくださり、

たくさんいただきました。

あまりに美味しくて、ペロリといただきました

格別で別腹。

ラブ


滝行での疑問なども

先達の体験や体感でお話ししてくださり

不安も大きく解消することができました。


大きな岩をくるりと回り込んだら。



突然現れるのがこちら。



岩井堂。

京都の清水寺のミニチュア版みたいです。

堂の裏手には、岩屋にたくさんの石仏がありました。




磐座とお堂の隙間からお日様が差し込んで

素晴らしい日紋をいただきました。




お山を歩きながら、

お大師様の御宝号を唱えました。

三千反と二百反。


御宝号88億回念誦プロジェクト

参加させていただいています。

249日目

3月19日 3456回 累計177067念誦





峯龍先生の御法楽は優しくて

気持ちが良いのです。

ひふみ祝詞や龍神祝詞など

普段唱えないのですが、知らなくても大丈夫でした。

思わず目を閉じて、

みなさんの御法楽の声とリズムとが流れ出して

お山に溶け込んでいくように感じ、浸っていました。

ラブ



最後の御寺です。

満開の桜が出迎えてくれたようです。

ここの桜だけが満開だったんですよ

他は硬い蕾だったのに。

びっくり



お山を降りた後は

終了証の授与と懇親会。

初めてのメンバー同士、峯龍先生を囲んでの

お話する時間をいただきました。

とても濃い、いい時間でした。


みなさん、それぞれに、いろんな思いを

内包して参加していらっしゃいます。

迷いだったり、使命だったり、岐路だったり。

生きにくさや、頑なさや、

そんな気持ちを持て余したりしながらも、

手放せないのかもしれません。


わたし自身もまた然りです。


そんなお話を聞かせていただきました。


わたしは有り難くも、お釈迦様の教えに

触れるご縁をいただいたことで

自分の心に浮かぶ感情や、揺れる感情を

お釈迦様の教えに照らし合わせる癖が

ようやく少し身についてきているので、

いろいろなことが、とても楽になりました。


いろんな人がいて

いろいろな考え方があり

神仏の捉え方も、神仏の姿も、神仏の教えも

人それぞれです。

全ては、その人の心が映し出すその人自身であり、

心の中に育てた神仏の姿なのではないかと考えています。


同じお話を聞いても

どこにフォーカスするかで

お話の肝が変わるように。


それは、また、

いただいたご縁と、タイミング。

自身の徳と不徳によるバランスにより

どのようにも神仏の姿は変わるのだと思います。


どのような神仏の姿になるのかは

私たちのこころ次第なんだと思うのです。


日本には八百万の神様がいます。

私たち一人一人に神様がいても何の不思議もないでしょう。


神様、仏様から何を学ぶのか
そして、学んだ慈悲の智慧を
世のため人の為に
どう活かして生きていくのかが、
何より大切なことなのではないかと
考えています。


そんなことを改めて感じた修行となりました。


このように素晴らしい機会を与えていただいた

秩父曼荼羅小屋に感謝を。


峯龍先生、先達のみなさま、

ご一緒させていただいたみなさま、

秩父の御山のご神仏、諸天善神等、飯縄大権現さま

全てに感謝を。


また是非、参加したいと願っています。


まだまだ秩父の気持ちよさの中にいるようです。

初めての秩父でしたが

良い経験をさせていただき、大好きになりました。

照れ