こんにちは、Mameです。
馬場馬術のテストが行われたのはマウイ島にあるラハイナという街です。
ラハイナ?どこかで聞いた事あるかも?と思った方沢山いらっしゃると思いますが、
そうですあの火事があったラハイナです。
気が付いたらマウイ島の火事のニュースはメディアから一切忘れさられてしまいましたね。
当初は色々な記事がニュースで出ていましたが
残念ながらマウイ島に住む私達でさえラハイナの火事については一切情報が入ってきませんでした。
当初はラハイナに住む人達でさえ一歩ラハイナから出るとラハイナに戻ってくるのを許されませんでした。
火事で被害を受けたのはラハイナの住人だけではなくマウイ島全島です。
というのも観光で経済が回っているマウイ島は火事により観光客が激減しホテル業や観光業で働く人達は余儀なく待機(その間はもちろん給料は出ません)。
ここ最近やっと観光客も増えてきてレストランやツアーなどは再開されましたがそれでも待機しなくてはいけない従業員の方も未だに沢山います。
さてそんなマウイ島の状況ですから毎年恒例のラハイナにある乗馬クラブのホースショーは今年はお休みかなぁと思っていたら2週間前にホースショーが開催されると知りました。
このホースショー2日間に渡って馬場馬術と障害馬術のショーが毎年ハロウィンの時期に開催されます。
この乗馬クラブはラハイナの中心地から少し離れた小高い丘の上にあります。
よってラハイナの街が見渡せれるのですが...
昨日はテストに集中したかったので気持ちが落ち込まないように見ないようにしていました。
乗馬クラブのオーナーと少しだけ話す機会があったので今回ホースショーを開催した事に正直驚いた事を伝えたら彼女の返答はこうでした。
”全てを失ったからこそ私達にはホースショーが必要なの。何かゴールがあってそれに向かって進む事が今の私達には必要だから開催したの。火事はとても恐ろしかったわ。”
この乗馬クラブに所属している方達の中には火事で家を失った方もいます。
その方達にもお会いしましたが辛い表情は一切見受けませんでした。
私達は腫物を触るかのように対処していましたが実際に火事を経験した人達の方がとても力強く生きています。
マウイ島のあちこちでみかけるスローガン
Maui Strong
マウイ島は地元の人達が協力し合って前に進んでいます。
さて残る疑問は膨大な寄付金は一体どこへいったのでしょうか??
被害者の方達の元へ行く事を願っています。