7月15日月曜日
二回目といきなりに。
先ほどのフチ子のパンチらのお陰様で、
アタイもそろそろ、あれ、用意せなあかん等と一人思いながら今日も変わらずいつもの事をした。
とりあえずパシャリした次の瞬間だった。
災いを転じて福となす。
ピンチはチャンス。
流れを変えるチャンスここにある。
でもいくら待っても玉は来ない。
それは何故?
それはアタイがピンチだったから。
それは理屈じゃなかったんだ。
身体と心が勝手に感じてしまったんだ。
太陽の光の様に、吹いてくる風の様に、降り注ぐ雨の様に、、、
フチ子は変わらずそれらを受け取ってくれればいい。
フチ子、
アタイがアタイ自身の流れを変えたかっただけなんだ。
いつも付き合ってくれてありがとう。
等とはやっぱり言いだせないまま、
最後に一端パシャリしたのだった。
完
(書く女シリーズ)
(フチ子シリーズ)
(珈琲女シリーズ)
『女の朝パート1794』シリーズ