2月29日木曜日
二回目といきなりに。
個人的に数字の二に平和染みたものを感じるけれど、
アタイの瞳から赤い涙がドバドバと、
止めどなく流れ落ちてる気がしてならない。
どうでも良き、良き日。
とりあえず今日はにくの日。
肉喰いたい、それも肉汁滴るような赤い肉等と想いながら、
今日も変わらずいつもの事をした。
したら、今日は早めに出社。
早起きは慣れてる。
最低限の業務をこなし、
タイムカードは、いつものようにピってやって、
可愛い部下にあったら、オッスってやって、
お先に失礼しま～すって言ってさっさとおうちへ帰ろう。
まさに脱兎の如く。
それから肉だ、肉だ、肉だ！
今週の土日は、接待ゴルフもある訳だし、
精をつけなきゃ。
身体壊したら元も子もない。
いつか結ばれらるであろう大事な人だって守れない。
とりあえず、棒を
掴んで、握って、スイングして、
玉を落とすことも出来やしない。
どうせ行くならナイス インしたいじゃないか。
それも何度も何度も。
それに身体が資本だし等と聞こえて仕舞う。
声の主は恐らくこのフチ子。
走るフチ子がアタイは好きだった。
長渕剛の名曲『RUN』が勝手に聞こえてくる。
🎶～賽銭箱に100円玉投げたら釣り銭出てくる人生がいいと、
両手を合わせ願えば願う程、
バチにケッツまずき膝を擦りむいた～
らん、ら、ら、らん、らん
らん、ら、ら、らん、らん🎶
とりあえず、いつもなんだかんだと血気盛ん(な若者みたいで可愛いアタイのフチ子)
そんなに走って(爆風スランプみたいに、走る、走る俺達～みたいに走って、)
大事なその身体が壊れて仕舞わないか心配で堪らない。
フチ子。
アタイのフチ子。
いつもアタイの珈琲時間に付き合ってくれてありがとね。
しかし、アタイからすればそんなフチ子が、
ほんのちょっぴり羨ましかった。
でもそこに嫉妬や妬み、敵対心みたいものは何もない。
女のそれ程恐ろしいものはないだろうし。
例え同性でなくても、あったらそれは、タラレバだ。
御託並べあぁだこぅだ言い、押し付ける前に、
自分の胸に手をあて、眼を瞑り、
初心に戻り深く考えるか、
それとも心療内科のプロの先生にお世話になった方が、世の為、人の為、況してや自分の為。
何だか理想と現実をはき違えちゃってるような気がする。
ただの押し付けか時代錯誤の猿芝居か？
そりゃ猿も木から落ちるわ。
一石二鳥、一朝一夕とは絶対いかない。
とりあえず、
肉が喰いたければアタイに声かけてくれればいいのに～。
いつでも我が家へ招待する。
貸し切りだし、個室だし、テレビも見れるし、音楽も聞けるし、ネトフリもアマプラも見放題。
そしてやり放題。床暖房もあるしお部屋も暖かい。
ワインあけて、好きなもの食べて、飲んだ後は、
アタイは寝るから、、等とは、
やっぱり口にだせないまま、一端パシャリした。
何だか爆風スランプアラレちゃんの、
あられちゃんみたいに一人暴走し、
最後はうんちくんを棒でつんちん、つついちゃいそうで。
完
(書く女シリーズ)
(裏フチ子シリーズ)
(珈琲女シリーズ)