2月18日日曜日
ちょっと待ってよ。
いきなり三回目?
絶対言わないよ。ありがとうなんて。
何だか永遠のお別れになっちゃうような、
そんな気がするから。
それにあなたの心をまたしても傷つけて、
あなた自身が前に進んでいけなくなって仕舞いそうだから。
今は黙って泣く事しかできない。
ごめんなさい。泣く子も目を見るの。
私、大人だから見れないの。,
もってる人なんだから、掴んで、珈琲飲んで欲しいのyo.
しかし、
これまで血眼になり、泥水も飲みながら、頑張って働いてきて、良かった。
逃げずにちゃんと向き合ってきて良かった。
外の世界はいつだってキラキラしていた。
きっと外の世界に行くのは簡単だった。
でも自分が傷つきそうで怖かった。
それに怖いもの見たさってのがないのよ私。
怖いものが解らないし、臆病だから。
しかし縁は続くよ。
どこまでいっても渋谷は日本の東京だよ。
よし、いくぞ~吉幾三。
とりあえず、人や形を変えながら、縁は続くもんだよ。
絶対パシャリしちゃいけないんだyo.
そう言えばどん底まで落ちたこともあったけれど、
それからは不憫で不自由の連続でしかなかったけれど、
アタイは必死に守ってきたんだyo.
自分と自分の大事なもの達を。
とりあえず、
見てる人は見てるし、解る人には解る。
この言葉の意味が漸く解った気がするyo.
アタイのフチ子が泣いている模様。
感情を余り出さないアタイのフチ子だけれど、
一体何があった?どうした?
アタイの胸で泣いていいんだよ。
そして想い出いっぱい作りに、二人きりで出掛けよう、フチ子の笑顔が見たいんだし、好きなんだ等とはやっぱり言えなかった。
なのでパシャリ。
何だかモヤモヤして仕舞う。
でも良かった。
知らぬが仏と言う。
何でもない事が幸せとも言う。
これでアタイも、
個人的に好きなワンツーフィニッシュを、
心置きなく、漸く終える事ができるみたいだ。
終わる訳だけれど、又新たに始まるのも確か。
何だかモヤモヤがドキドキに変わったような、
そんな気がした。
気は確かか。損な役回りばかりだった癖に。←フチ子
完
(書く女シリーズ)
(珈琲女シリーズ)
(フチ子シリーズ)
こちら編集。