週刊東洋経済で彼女のことを知ったのだが、
私が知らないだけで今注目の大変な有名人だったようだ。
本書は彼女の半生を綴ったものだが、
20代そこそこで半生記など書けるのかと普通は思うが、
十分一冊の本になってしまうほど彼女の人生は盛りだくさんだ。
起業する前からして凄い。
中学から柔道を始め、埼玉で一番強い高校から声がかかったのに、
その一番強い人たちを倒したいという思いから、
女子柔道部のない高校に入学し、地獄のような特訓を受けるという話など、
スポ根漫画の主人公でもここまでしないのではないか。
また国際機関のインターンとして働くも国際援助のあり方に疑問を感じ、
最貧国であるバングラディッシュを訪問し、
それだけではなくそこの大学院に進学してしまう話なども、
そのほとんど直情型ともいえる行動力にはただただ驚くしかない。
そんな彼女が,小泉改革を強烈に押し進めた、
新自由主義の申し子とも言える竹中平蔵のゼミ出身とは皮肉な巡り合わせだ。
志も高く、行動力も高い彼女なら、きっとマザーハウスの代表だけでは終わらないだろうと思う。
彼女の物語を読んでいると、人間にはできないことなんてないんだと思わせてくれる。








