わくわくさん episode2 | hinata BLOG

hinata BLOG

お花や詩ナド

「TVにわくわくさん、出てるよ」
と、母が突然私の部屋のドアを開け、呼びかけてきた。


本日猛暑の中、スタバとTSUTAYAがコラボした図書館に足を伸ばし、見学のつもりで行ってきた。そこの市民ではないので、借りるつもりはなかったが、ばったり良い本を見つけ、ちゃっかりカードや返却延長用のIDまで作った為に、本を2冊借りてしまった。いや、近くの図書館にも、AMAZONにも探せばありそうな本だが、この本を今日見つけてしまった為に、カードを作り、IDも作ってしまった。返却の仕方はあまり考えなかった。また此処まで足を運ぶか、郵送することになる。ま、少し遠いが自分の足でまた此処に返しに来ようと思い、楽しみがひとつ増えた。


その借りてきた本がめちゃめちゃ面白くて夢中になっていたところへ、わくわくさんがTVに出ていることを母が伝えに来た。“わくわくさんも気になるな”そんなところで、声をかけに来てくれた母には『ありがとう』と微笑みを返した。特に動じなかった私に対し母は
「“さんま御殿”にわくわくさん、出てるよー!」
と、“さんま御殿”と“わくわくさん”というフレーズを使って私の心を刺激してきた。
私は本を布のかかっているプリンタの上に置いて、部屋を飛び出していったので、廊下に置いてある閏の日向水をひっくり返してしまった。


TVを見ると、皆に元気を与えるような赤いキャップを被ったわくわくさんが映っていた。立会出産時に、我が子である新生児のへその尾を切る時に握った鋏がぶるぶる震えた時のエピソードをさんまさんに近寄りながら語って「こっち来んでえぇよ」みたいにつっこまれていた。
やっぱ、わくわくさんの喋り方や仕草が職場の先輩に似てるな~とか思い、『子どもが原因でなんたらな事』をテーマに何名かの芸能人が話すのを見て、次にわくわくさんが喋るのを確認した後、自分の部屋で本の続きを楽しんだ。
本当おもしろい。