USCジャパン・プログラムのブログ -20ページ目

盆踊り

今日はちょっと話題を変えて、夏祭りのことを。


日曜日は、ロサンゼルス西本願寺の夏祭りと盆踊りでした。


LAには西本願寺、禅宗寺、高野山などいろいろなお寺の別院があって、それぞれが立派なお寺を建ててるんですよ。


先週日曜日は、この西本願寺のお祭りがありました。


盆踊りがあったり、お寺の檀家の子供たちがアトラクションをしたり、毎年にぎやかにやっております。

日本にいる時には近所で盆踊りがあっても無関心だったのですけど・・・。


やはり異国にいると、日本人としてこうした伝統行事って大切だと思いますし、

差別や貧困に負けずに、ロサンゼルスの日系社会をここまで繁栄させてきた先人の苦労を改めてありがたい思います。

USCにはプレセプター等の短期留学制度があるので、今回のジャパンプログラムを受講された先生方のなかで、何人かはUSCに留学することになるかもしれません。


ロサンゼルスと言う場所は、日本人が容易にアメリカ社会に溶け込むことができる所なので(何しろ夏に盆踊り大会があちこちであるくらいですから・・・)、臆することなく若い先生方もどんどんチャレンジしていただきたいと思います。


そのためにも、今回のジャパンプログラムを通じて、勉強も大事ですが、USCの教官や学部長等と緊密な人脈を作ることってとても大事だと思いますし、私としてもそのお手伝いを存分にさせていただきたいと思っております。


(ところで、USCのプレセプターシップだと、患者を見ることができるんですよ。UCLAはじめ、多くの大学のプレセプターは見学とアシストしかできない事を考えるととても有利だと思います)


School of Dentistry

昨日はロサンゼルスの夏祭りと盆踊りビックリマークで、ブログの方はお休みしてしまいました。

ごめんなさい。

(盆踊りの件は、また明日でも)



と言うことで、本日は皆さんの母校となる南カリフォルニア大学歯学部について。


南カリフォルニア大学歯学部は、創立1897年で、今年で111年目。

(現在地に移ったのが1952年)


アメリカ最古の歯学部が、メリーランド大学歯学部の前身であるボルチモア歯科大学(1840年)で、ほぼそれに次ぐ歴史を誇っています。


もちろん西海岸では最も古くからある歯学部で、その歴史と華々しい業績と輩出した人材の豊富さから、ある意味アメリカの歯科はこのUSCとともにあったと言っても過言ではありません。

(UCLAは意外と新興校で、1970年代創立じゃなかったっけ?)


ということで、正面玄関ホールにある「USC Hall of Fame(USC歯学部、最優秀卒業生)」のリストには、アメリカの歯科を代表する名前がずらりと並んでいます。




この「殿堂入り下卒業生リスト」には、ナソロジーの生みの親B.B.マッカラム、その継承者ハーベイ・スタラード、スチュワート咬合器のチャーリー・スチュワート、そしてPKTのイニシャルで通用するピーター・K・トーマスなど、

保母須弥也先生の咬合のコースを勉強された方にはおなじみの名前がずらりと並んでいます。



講義棟4階には、こうしたナソロジーの先達が実際に臨床で使っていた各種咬合器やフェイスボーが展示されています。




マッカラムが使用していたナソスコープ。

日本の補綴の教科書に載っている写真は、みなここのコレクションから撮ったものです。



わたくしの専門のエンドでは、「イングルの外形線」のイングル、「グリック・プラッガー」のダッドリー・グリック、そしてアルフレッド・フランクやジム・サイモンがUSCの卒業生として殿堂入りしています。(上の写真参照)


補綴に関しては、「リムーバブルのUCLA、固定性のUSC」というのが歴史的な評価ですが、パウンド義歯で有名なアール・パウンドもうちの卒業生・教授で、やはり殿堂入りしています。


日本との交流の歴史も古く、総義歯の阿部晴彦先生、補綴の納富哲夫先生もUSCに留学されているのですよね。


また、今をときめくSJCDも、USCの補綴の教官だったレイモンド・キムが大阪の本田先生、伊藤雄策先生、そして東京の山崎長郎先生を教えるためにスタディグループを作った、というのがそもそものSJCD誕生のきっかけのはずです。

その意味ではSJCDのふるさとはUSCにあるわけで、現在の日本の臨床歯科はSJCDの強い影響下にあることを考えると、やはり日本の歯科とUSCとは今でも強い絆でつながっているのですよね。


明日以降、またUSCのクリニックや学生さんの写真等をアップして、いろいろと情報提供していきますね。





ご質問


こんばんわ!

UCLAのことをうんちと言って物議をかもした(笑)、清水です。


今日は、いくつかご質問をいただきましたので、そのご紹介と回答を。



質問1

「プロフィール欄の"Trojans"がUSCの学生を表すことはわかったのですが、

その下の"SC"ってUSCのことでいいんですか?」


回答

うちの学校の略称は一般的にはUSCですが、学生・同窓生のあいだでは、最近SCと言われることが多くなってきたんですよね。

雰囲気的にはSCって言ったほうが身内っぽくって「通」(笑)みたいな・・・。

質問2

「USCとUCLAって、仲わるいんですか?」


回答

(笑)まあ、せまいロサンゼルスの中にある、どちらも有名校だから、早稲田と慶応みたいなもんでね、それなりの(と言うか相当の)ライバル関係は、まああるんですよね。


とくにフットボールのゲームなんかになると、学生さんは試合の数週間前から異常なヒートアップを見せておりますが、歯学部の大学院生や教官レベルでは、両校で一緒に研究していたり、セミナーの講師に招いたり招かれたりして、まあ仲良くやってますよ。

(UCLAのピーター・モイなんかは、うちのぺリオシンポジウムで毎年講演してますしね)


今回のUSCジャパンプログラムに参加される先生方も、来年9月にLAにこられた時には、ぜひUCLAにもご案内できる機会を作りたいとわたくしも思っていて、その折衝も今しているところです。





(あとは、おまけ)



USCの運動選手が獲得したタイトルやトロフィーを飾ってある美術館

最前列にずらりと並んでいるのが、歴代のハイスマントロフィー(アメフトの年間最優秀選手)


OJシンプソンのトロフィー(1968年)

ジョン・ウェインもUSCの運動選手だったんですよね。



ジョージ・ルーカスの200億円の寄付で建てられている、新校舎


さて、次回から、そろそろ少しは歯学部のこともご紹介していきますね。