お待ちかねのウォンバットの季節がやってきた。
秋で晴れてポカポカと暖かい日、ウォンバット日和。
用事があって4時前に到着。ワインちゃん（26♂）はすでに定位置のウォーキング。
今年の７月ぶりに会えた。なにか胸の奥にこみ上げ目が潤む。
７月から今日までの間に１つ大きな悲しいことがあった。
こうしてワインに再び会えたこと、なにげない仕草をしていること、
ただそこにいるだけ、いつも通りのこと、そんなことが何より嬉しく、
今こうして元気そうな姿が目の前にある喜びを、この素晴らしい秋空の下、噛み締める。
季節だけが変わり、他はなにも変わらない、嬉しい景色。
それを目に、脳に、記憶に、ファインダーに、メモリーカードに、焼き付ける。
…
そして、ひとまず今出てるのはワインとフクなのでフクの様子も見に行く。
フク（11♂）、お嫁さん募集中。今現在の国内のウォンバットの中で一番の若手。
ウォンバットの11歳は人間で何歳？
ウォンバットヒロキは29歳で100歳相当となると、
フクは11歳だから・・・人間の30歳とかのおにいさん？
フクを見ているとワインのお庭のほうがザワめいて…
めちゃくちゃ近くに来ているッ…！でもザワめいていたのはそれだけではなさそうだ・
何をしているのかと耳を済ませてみると、
カリカリカリ…
どうやらぎんなんをカリカリしている模様。秋の味覚を堪能するワインちゃん。
カリカリカリカリ… かわいすぎる音を立ててカリカリ…
公園のイチョウは黄色く色づき、ぎんなんがポロポロと落下してくる。
ちょうどワインのお庭にも１つ２つ、ぎんなんが転がっていた。
でも、ぎんなんを食べ終わった後のワイン… もしかして、渋かったんじゃないだろうか…
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ワインはなぜか日よけのすだれの真ん中をぶち抜いて通ってしまうようで。
すだれが壊れてしまうよ。
「ええやん、べつに。」
「でも、壊してたこと、飼育員さんに言わんといてな。」
どうしてもここを通りたいようで。
そして…
閉園ちょっと前にワンダーさんが登場。7月には会えなかったワンダー母さん（26♀）。
日本初で、そして唯一の繁殖実績のある、ワインワンダー夫婦。
娘が２人。お先にお星様になってしまったけど、夫婦はまだまだお元気なようで、
そして、お元気そうなワンダーさんにもこうして２０数年ぶりの再会ができて、
本当にありがとう。元気でいてくれてありがとう。
今現在の最高齢、そして夫婦そろって長寿という記録、
そして年を取っても中睦まじいワインとワンダー。
これからも健康で楽しく暮らしていけますように。
→→つづく！（五月山のウォンバット連続投稿予定！）
