そのオカピが金沢動物園にも暮らしている。
名前をキィァンガ(19♂)、孫までいるおじいさん。
今年の春にララという孫がズーラシアで生まれた。
キィァンガにはレイラ(17)という嫁さんがいたが、去年の冬に先立たれていて、
繁殖も十分役目を果たしたとかで、ズーラシアから移動し、
ここ金沢で悠々自適にご隠居生活。
オカピは日本には金沢含む3園にいるが、ここが一番広々としていて明るく、
ガラスが無いので、写真撮るのも楽しめて、オカピ好きな人にオススメ。
(何より人だかりができてもズーラシアほどではないのが快適。)
本日のキィァンガお気に入りの1枚。
自然に暮らしているオカピは森の中でカモフラージュできるように、しま模様がある。
木や草に身を潜めているそうだが、もっと鬱蒼とした森にいるんだろうな。
もし、出会ったらあまりに美しい立ち振る舞いにきっと目を奪われるだろう。
オカピといえば、お尻のしま模様。こうした明るい森にいるんだろうか?
キィァンガはすでに19歳。
このまま元気に暮らしていけば、かなりのご長寿記録が
樹立できるんじゃないかなあと思うほど、元気な様子である。
また、8月のヒロキの悲しい思い出の際、動物園の浮かない雰囲気を察したのか、
今まで見たことの無い、お庭を猛ダッシュする姿を見せてくれたキィァンガじいちゃん。
そうでないとしても、キィァンガのおかげで多少私の心は救われたというのを思い出した。
どうか健康に暮らして欲しい。