里親さん決定(Pちゃん) | 多頭飼育崩壊 状況報告用ブログ

 

 

こんにちは。

 

今回は嬉しいお知らせです!

 

 

 

Pちゃんの里親さんが決定致しました!!!

 

 

 

 

 

 

 

  里親さんについて

 

ご応募くださったのは、近隣市にお住まいのご夫婦です。実は以前からPちゃんのお迎えを考えてくださっていたそうで、私生活の区切りを期にご応募いただきました😊

以前にもウサギさんを飼っていたとのことで、知識・経験・医食住の環境はバッチリです。リビングや廊下など人と一緒に過ごせる+在宅の時間帯はほぼ出しっぱなしが可能✨ ケージに閉じ込められるのが苦手で、のびのびと広い場所を歩き回りたいPちゃんにはこのうえなく理想的な環境だと思います。

 

ちなみに先代さんは好奇心旺盛な面白っ子だったそうで、Pちゃんに似ている気が…笑(やり取りの中、写真を拝見したりエピソードを伺ったりして楽しかったです)

 

 

季節の変化や天候で体調を崩しがちなPちゃんですが(過去記事参照)、きちんと温度管理をしたり、Pちゃん自身で涼しい場所や暖かい場所を選べるようにしたり、すぐ獣医さんへ行けるようにしたり…しっかり守りますと力強いお言葉をいただきました✨

 

Kちゃんのご応募があった数日後にPちゃんもこうしてご応募をいただいて、幸せラッシュです🥰(通院等でお知らせが遅くなってしまいすみません💦)

 

 

 

 

 

  Pちゃんについて

 

さて、Pちゃんとの思い出を少し振り返らせてください。

 

 

 

Pちゃんは大多数が押し込められていた納屋の、区切られていた(ただし穴はある)片側のスペースに居ることが多かったです↓

 

※出入口ドアから正面の写真。狭いうえ臭気が半端ないです…。

 

真冬の寒いなか、土と糞尿と多くの赤ちゃんの遺骸のなかで懸命に生きていました。(赤ちゃんはその後埋葬済です)

 

この時は一旦「怪我をしている子」「メスのみ」引き上げようと考えていましたが、キャパが足りず。Pちゃんはこれ以上の妊娠を防ぐためケージへ隔離して、元飼い主宅の玄関で引き上げを待っていてもらう事に(この時も元飼い主は「家に入れたくない」「土間でも嫌だ」と言っていましたがなんとか叱…ブチ切……説き伏せました)。

 

お家の子や他の子の対応で手一杯な年末だというのに時折ちょこさんやちょこさんのご家族が、残された子達の無事を確認しに行ってくださっていました😭毛布や段ボールでケージを囲っていたものの寒かっただろうな…。

 

 

そこから色々ありましたが(リンク先参照)、10日程度でウサミ家へ移動。年末ということもあり移動も通院も物資確保も大変だったね…。

 

 

そしてPちゃん、初回の診察時に妊娠中という事が判明したため、ご支援物資のヒーターやベッドを置いてみたのですが

 

 

 

触った直後から活用し始める大物っぷり…!!!

 

「身重だからかな」「身体がしんどいのかな」とハラハラしながら見守っていましたが、堕胎手術後も変わらずいつでもどこでもゴロン寝。心配になってかかりつけの先生にも何度か確認しましたが、「足腰や内臓、呼吸器の異常ではなく単に広々・安心して寛げて快適だから寝てるだけ」ということでした。

 

 

お腹にいた子供は

・産ませてあげる余裕がない

・きちんと育つ確率が極めて低い

・一般的に子供のほうが引き取り手が多く、母親であるPちゃんのご縁が遠退いてしまう

なども熟考し、身を引き裂かれる思いで堕胎という選択をしました(過去記事参照)(とはいえ一番つらいのはPちゃん自身…)。また、現地で亡くなっていた赤ちゃんの中にはもちろんPちゃんの子も居たと思います。

 

何が正解か分からないまま、とにかく今生きている子の命と心身の健康を守ることを優先にしてきました。それがこうして素敵な里親さんからご縁をいただくこととなり、本当に安心しています。生きられなかった子たちの思いも一緒に、幸せにしてもらってね😊

 

 

性格は引き上げ時から一貫していて、“マイペースな面白お姉さん”なPちゃん。とはいえ最初は部屋んぽもおそるおそるで、人間や人間のモノに対しておっかなびっくりでしたが…

 

 

 

すぐに慣れて、人間を構ってくれたり色々なところでゴロン寝したりしてくれるように…。以下、あちこちで寝るPちゃんの写真です(これでもごく一部)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二階を設けた際も、いち早く乗り込みました。

 

 

 

 

 

高いところも好きなようで、階段で楽しく遊んでいました。このポーズのまま牧草を食べ続けるツワモノ…😊

また、D君とは半年くらい前から夜だけ一緒に部屋んぽしていました(お互い避妊去勢済/要監視)

 

 

当初はD君がPちゃんへ付きまとっていましたが、最近は落ち着いてそれぞれ好きなことをしています。PちゃんからD君は時折ペロペロと舐めてあげるものの、執着はない様子。それよりもマイペースに遊んだりゴロン寝している方がいいようです😂

 

 

 

 

頻繁に人間を鼻ツンしたりホリホリしたり、隙あらば昇ったり、意外とアクティブ。つい「ツッコミ待ち?」と思うほど謎行動も多いPちゃん✨今後はもっとたくさん遊び回ることができて、愛情たっぷり&しっかり構ってもらえる里親さんとの充実した暮らしが待ってます🙌

ちなみにケージ一式は今使っているものをそのまま使用していただくことに(他の子の生活費にさせていただくため、安価でのお譲りとなります)。住み慣れたケージ・レイアウトなので安心です🎵一時トイレ問題が大変だったものね…💦

 

譲渡は9月1日、直接ご訪問してのお届けとなります。新生活が今から楽しみで仕方ありません😊当日はX(元Twitter)でもご報告させていただきます🫡

 

Pちゃん、お幸せに~~~!!!