和herb工房 fuucoです。
こんにちは。
いかがお過ごしですか
今日はリクエストをいただきました、
季節物の記事にしようと思います。
この季節、店頭にもならびつつある、ビワ・枇杷について、書いてみますね
ビワは、よく薬膳でも使われますし、漢方薬にもビワの葉が使われています。
そして、ビワお灸、サプリにも使われているくらい多岐にわたって活用されています
薬膳のびわの実
ビワは、バラ科になります。
薬膳では、ビワの性質は、涼です。
からだを涼しく、やさしくマイルドにクールダウンさせてくれます。
帰経(効いていく五臓)は、脾、肺、肝です。
つまり、働きとしては、
肺に潤いを与える、
気を下す、クールダウン、
咳や痰に
よいとされています。
ですので、のどが渇いて咳がでるような時や、
のどが乾燥して、せき込むとき、
のどがいがらっぽいとき、
熱っぽいときに使ったりします。
ビワを使ってよいかどうかは、症状の程度にもよると思います。
枇杷の煮詰めたシロップ
また、ビワを煮詰めて作った、
枇杷膏なるものもあります
食べてみたいです!
私は食べたことないので
【京都念慈菴】という台湾の桃園に「蜜煉枇杷膏」というシロップがあるそうです。
行きたい!台湾
それをもとにして作った枇杷のど飴、
枇杷密(ピーパーミー)もあります
が・・・お仕入れが大量なため、ちょと現在検討中です。
ビワ葉・甘草・生姜・アンズ・ハッカなどの香りの高い5種類のハーブエキスの甘いあめちゃんです
でもほんと美味しくて、喉もスッキリしておすすめです
秋口以降に、入荷できましたらお知らせしますね
ぜひに、お試しいただきたいです。
びわの入った酵素ジュース
自宅にほっそーい枇杷の木があるので、
今年は、
枇杷の発酵ジュースや枇杷の葉エキスを作ってみたいと思います。
梅発酵ジュースをつくっていた友人に感化されました
ありがとう
糖はからだにとって、とっても大切なエネルギー源なので、
酵素ジュースはとってもからだにも、よい理にかなったドリンクだと思います!
その炭酸割は、まるで天然のエネルギーチャージドリンクや~
ミネラルもはいっているし、ビタミンも。糖質も!!
胃腸がよわく、消化が弱い人や、あたまを よく使う人、
よく思考する人、運動する人にもってこい
五臓は、こちらに簡単にまとめています。
枇杷の葉の効能
【性質】苦、涼
マイルドに身体や炎症部分をクールダウン、冷やします。
【効能】
痰を出しやすく、取り除くはたらきがあります。
胃が炎症を起こしたことによる、吐き気に。
中医学用語で、胃熱、肺熱の症状に使います。
胃熱の症状とは、胃が熱いとか、胃の炎症、喉の痛み、胃のムカムカ、口内炎など。
肺熱は、こちらものどの痛み、気管支の炎症、咳、痰、喉、気管支の乾燥などです。
肺は皮膚も関連するので、皮膚の炎症、アトピー乾燥肌、の皮膚トラブルにも使います。
胃や肺の臓器に熱を持っている時に使います。
簡単にまとめますと。
鼻、のど、咳、気管支に炎症、不調がある時、皮膚トラブル、皮膚炎、湿疹があるときにつかいます!
枇杷の葉配合の漢方薬
枇杷の葉エキスが実際配合されている漢方薬もご紹介します。
辛夷清肺湯
という漢方薬です。
これは、鼻づまり、副鼻腔炎、蓄膿症などの症状に使います。
炎症や熱感をとるので、胃が弱い人や冷えの強い方は、連用は注意してくださいね。
ご自分の証と、症状にあえば使ってみて下さい。
比較的、胃腸が丈夫な方におすすめ。
枇杷葉のエキスを皮膚トラブルに
枇杷の葉を煎じたエキスを皮膚にぬったりして使うとよいですよ!!
枇杷茶もおすすめ
おうちに枇杷の葉があればやってみてください
きょうも一日、ありがとう、お疲れさまでした
感謝感謝です
ご自身の治癒のちからを信じて
一緒にこころとからだを
イキイキとすこやかにしてまいりましょう
今日もお読みくださり、ありがとうございます