日本の黒い霧 | うさぎのおかか

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日常のどうでも良いことを書き連ねていきます。
かなりの適当&面倒くさがりやですが、このブログは毎日書くよう努力します…(笑)。

「下山事件」をご存知だろうか。

 

国鉄三大ミステリー事件の1つと言われ

未解決時間の1つなのだそうです。

当時の国鉄総裁が礫死体で発見されたものの

自殺か他殺かわからないという迷宮入り事件。

 

ミステリー好きといたしましては

聞いただけでゾクゾクとしてきます。

ただ実際にあった事件ですので

ゾクゾクと言っていいものかどうかは

少々気に掛かるところであります…ww

 

なぜに突然言い出したかといえば、

ゴールデンウィーク中にボケっとしていたら

テレビから流れてきたドラマが

この下山事件のドラマだったからなのです。

しっかり見ていた訳ではないものの、

こんなことが実際にあったのか…!

そう個人的には衝撃を受けました。

 

 

思わず買ったよ(電子にて)昇天

 

松本清張『日本の黒い霧』。

こちらの第一章が「下山事件」の話。

昭和24年に起きた事件だそうですので

戦後の混乱期ということになるでしょうが

この時期っていろんな事件がありましたね。

 

戦後も高度経済成長以降に生まれた身として

この事件のことは全く知りませんでしたが

学生運動からはじまりこの混乱期のことは

全然知らないことばかりでしたので

こうやって本として読めるのは助かる。

 

もちろんノンフィクションとはいえ

作家の思想が入りこんでいることを

理解した上で読まないとなりません。

でもそこはやはり書き方がうまくて、

だいたいドラマにあったことだとはいえ

下山事件はスルスルと読み終えました。

 

いやー、面白いものですね。

こういう歴史があったということを

知っているか知っていないかは、

今度の状況判断をしていく上で、

非常に重要になるのだろうと思いました。

歴史に学ぶって重要なことよね。

 

まだ第一章しか読んでおりませんので

これからどんな話が登場してくるのか、

楽しみにしながら続きも読もうーっと。