一番わかっているようで
一番わからぬこの自分。
あいだみつおさんの日めくりカレンダーにも
そう書いてある日があったけれど
ほんとうだね。
森の切り株にこしかけて🌳
（ 前回の家族のおせわの合間にひといき＊心とからだをゆるめるじかん
にて）
じぶんの中にある本音を
じっくり深く掘ったときもそうだった。
みんなそれぞれに
わたしはこんなこと思ってたのか
とおもいもよらなかった感情わいてきて
あたまの声とこころの声におっきなズレがあることにきづいて
きょうまでうまくいかなかったこと（家族との関わりや周辺環境）の理由が
そこにあるって納得しながらもやっぱりね
「一番わからぬこのジブン」の不可解さを思い知らされたんだ。
氷山の一角に例えられることのおおい
潜在意識や深層心理の領域って全体の95%以上が見えないようになっていて
自ら認識できてる部分はほんの数%ともいわれているけど
深く向き合ってみるこういう時間持つと
そのうちの1%さえも本当にわかってると言えるのだろか
っておもえてくる。
じぶんのことも
身近な誰か（特に家族）のことも。
よくわかっているようでじつは
わかったきになってるだけなんだ。
そんなら
どうせわたしは・・〇〇だから無理
とか
どうせあのひとは・・言ったってわからない
とか
可能性閉ざすようなことばは
くちがさけても言えないよな。
自分の中に相手のなかに
この世界のあちこち随所に出逢うべくしてそこにある
まだ出逢えてない可能性のかたまりの中にいながらも
１ｍｍズレた道を今日もあるいてるのかもしれなくて。
その数ミリのズレをみぬふりしたまま
あたまの声と心の声が正反対向いてすすみながら
じぶんの本当の望みがどっちなのかわからなくなってることさえも
わからないまま逆走しつづけていたりして
そうこうしてるまに
とらわれなくていいはずの何かにせきたてられていたりもして。
介護メインの家族のおせわに日々奮闘中のみんなと
自分の奥にある「大切なひとに今つたえたい想い」ノートにかきだした日から１週間が経ち
おもしろいこと起きだしている。
これまでどうにもならずにいた相手の反応がおもしろいほどするりと変わったりして。
これって、自分の本音が頭の声と行動にいっちした合図かなって
サイタ自身の家族介護経験からも感じてるんだ。
つたわらない・・
誤解されてる・・
わかってくれない・・
思うようにことが進まない・・・
イライラする・・
かなしくなる・・
そんなふうに感じてるときって
無意識にも相手や何かをコントロールしようとするほうに意識むいてしまいがちなことあるけれど
自分がじぶんの心の声を無視して
あたまのこえを優先して
１ｍｍ戻せばいいだけの道ズレたまま進み続けてないか？
立ち止まって自分を先に観察してみるだけで案外すんなり解決すること多いと感じる。
もちろん介護にかぎらずだけど
「じぶんを知る」「あたまの声と本音とを一致させる」
って、ひとすじなわではいかないことでもある。
だからといって
ほんの１ｍｍのズレを大きく見積り過ぎて
あきらめたままくるしむのはもったいないっておもう。
常日頃から本音引き出す問いかけを自分自身にしてみる練習つづけることも
やっぱり大切とおもうんだ。
私たちはたぶんきっと自分が思うよりもっとずっと
じぶんの心おきざりにしてあたまの声に大きく影響うけて行動している。
あたまの声にだまされてるなんて
きづかずに反対向いて進んでたりする。
本音にきづいてその声に１ｍｍずつゆっくりとでも
正直でいていいんだよって自分で自分に伝えてあげることが
この世界の必須科目になったなら
あらゆる場所からあらそいもいがみあいも
多くの悩みがきれいさっぱり解消しちゃうんじゃないかと思うんだ。
誰かや何かに期待を向ける前に
じぶん観察日記の中でいつわりの声に従うことから自分自身を解放できたときにきっと
おなかよじれるくらいのわらいごえが
あったかすぎる安心感で満ちた音が
世界中に響きだすよなきがしてる。
そうはいっても
リキミほどくのにがてだなってあなたへ。
ほんの少しのあいまにもじぶんの好きを想像しながら
今日もひと呼吸、何度でもしてね
きょうもきのうより。
今がさっきより。
ほっとするひととき積み重なることで
みんなとみんなの大切なひとの周りが
「大丈夫」でつつまれますように。