在宅介護サバイバル

在宅介護サバイバル

要介護5だった義父の他界後、要介護1の義母を介護中の主婦です。
リハビリをつづけることで、義母が寝たきりになるのを防ぎ、
介護費用を極力おさえたい! というのが目下の課題です。

こんにちは、うさこといいます。田舎で長男の嫁をしています。

義両親の介護をするようになって、五年がたちました。


介護生活は、楽しくないことがいっぱいです。

いらだつこと、むなしいこと、心が折れること。

それらとなんとか折り合いをつけ、やりすごしながら、

一歩一歩前に進んでいく毎日です。


ふりかえりたくないこともあるし、

正直、過ぎたことは、もう、なかったことにして忘れたい。

いやな現実には目をつむり、

楽しいことだけを考えて生きていきた~い!(笑)


それでも介護について書いてみようと思ったのは、


介護生活突入前にこれを知っていたら、

もっとラクだったのでは!


ということがあるからです。


それがなんなのか、てっとり早く知りたいと思ってくださった方は、

義父の再入院2 」  

義父の二度の入院で思ったこと 」 

をご覧ください。



在宅介護の状況は、家によってそれぞれ違うと思います。

わたしの経験したことが、そのまま他の方にもあてはまるとは限りません。

けれど、こんな例もあるんだな、ぐらいのゆるい気持ちで読んでくださる方がいたら、

とてもうれしいです。





このブログに立ち寄ってくださり、どうもありがとうございます。


※  もくじ  から見ていただくと、話がわかりやすいです


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膝の痛みで全く動けなくなった義母を病院に連れて行くために、

初めて救急車のお世話になりました。

 

このとき、救急車を呼ぶ前に、

かかりつけの病院に診察してもらえることを確かめておいたおかげで、

搬送から診察、入院までが、とてもスムーズに運んだので、

自分のための覚書もかねて、そのときの状況を書いておこうと思います。

 

 

義母の右膝は、もともとあまり状態がよくなくて、

痛かったり、おさまったりを繰り返していました。

 

入院一週間ぐらい前から、痛くなる頻度が上がってきていて、
トイレに歩いていくのが苦労になってきたなと思っているうちに、

入院一日前には、ペッドわきに置いたポータブルトイレに座るのがやっとになってしまいました。

 

入院当日には、起き上がることも難しく、ポータブルトイレに移動することも痛がってできない。
おむつをつけたくても、腰を浮かせられないし、このままでは排せつができない。

病院に連れて行くこともできません。

 

ケアマネージャーのYさんに相談したところ、

「平日だとストレッチャーが使える送迎のサービスがあるんですけど・・・」
 たまたま、その日は日曜日。

「となると、救急車ですかね」

(うわっ、救急車ですか)

と思ったけれど、もうためらっている場合じゃない。

 

その際、Yさんがアドバイスしてくださったのが、

 

「救急車を呼ぶ前に、かかりつけの病院に電話をして、

診察をしてもらえるかを確認しておくといいですよ」 でした。

「日曜日でも電話はつながりますか」

「つながります」

ちなみにYさんは、そのかかりつけの病院にいるケアマネさんです。

 

というわけで、次は病院に電話。

看護師さんに状況を話すと、当直の先生に看てもらえることになりました。

 

「先生は看て下さるそうですが、病院に連れて来られますか」

「まったく動けない状態なので、ケアマネさんに、救急車で行くことを提案していただきました」

「では、救急車で来てください。お待ちしています」

 

というやりとりをしてから119番にダイヤルしました。

 

ちょっと動いただけで痛がる義母は、

使っていたシーツや枕ごと救急隊員の方たちに持ち上げられ、

担架に固定されて救急車に乗せられました。

とはいえ、じっとしていれば何ともない状態だったので、

同乗したわたしは、わりと落ちついていられました。

 

サイレンを鳴らして車が走り出し、

後ろの座席から、ちらっと見えるよく知っているはずの風景が、

普段と全然違って見えるのが、やけに印象に残りました。

 

病院で看ていただけることが決まっていたので、

救急車に乗ってからの搬送と診察は早かったです。

ケアマネさんのアドバイスのおかげで、

家から近い、かかりつけの病院に入院できることになってよかったです。