人工授精の記事を書く前にバンコクにおけるフーナーテスト抗精子抗体検査の実施について触れておこうと思います。

 

フーナーテストも抗精子抗体検査も、子宮内での精子の運動率について調べられる検査で、日本では一般的であると聞いています。

 

甲状腺ホルモンの薬を補っている以外、不妊の原因が見つからず、どうしてもう妊活を始めて1年経つというのに授からないのか、自分なりに調べていたところ、フーナーテストと抗精子抗体検査が有用なのではないかと思うに至りました。

 

早速クリニックにフーナーテストや抗精子抗体検査を実施しているか確認しましたが、なんと、「フーナーテストは昔やっていたが古いやり方なので今は実施していない」「抗精子抗体検査は多分この病院が検査実施してるから行ってみたらいいんじゃない?」と病院の名前を書かれた紙を渡されただけでしたびっくり

 

私がやる気満々なだけなのか、そもそもバンコクの生殖医療では一般的ではないのか、医師の反応はかなり薄い。 

 

「日本では普通にやる検査なんじゃないのー!?」という戸惑いが出てきました。

 

たしかに、「バンコク  フーナーテスト」「バンコク 抗精子抗体検査」でググってもイマイチヒットしないんですよ。

 

先生に渡された病院の名前が書かれた紙も、病院の名前を英語でググりましたが、どうやらかな〜りローカルな病院。日本語でググってもまず出てこない。て事は、行ってもタイ語オンリーでの診察。

 

検査よりも、人工授精や体外受精を積極的に行って結果を出すのがタイの生殖医療界ではセオリーなのでしょうか。

 

結局私もわざわざローカルな病院で四苦八苦抗精子抗体検査をするより、とりあえず今できる人工授精に注力しようと思い、多少検査ができないことに不満を覚えつつもこの手の検査をする事を諦めたのでした。

 

もしバンコクやその他の海外でやったよ!という方がいらっしゃったら教えていただきたいですウインク

前記事はこちらから→クリニックでのタイミング法と私が常に心掛けていた事

 

前回の続きです。

 

さて、クロミッドを処方していただき、タイミング法での治療を開始した私ですが、残念ながらこの周期は妊娠には至りませんでした。

卵管造影検査が終わって直後に開始した治療だったので心のどこかで期待していたのだけど…ショボーン

 

服薬タイプの排卵誘発剤は私は妊活の中で2種類試しました。

今回のクロミッド(クロミフェン)は、卵巣で育つ主席卵胞の数(所謂排卵する卵の数)が通常1つなのが、服用する事で2つ以上になりやすいので、自然と受精する確率も上がる。

だが一方で

受精卵が着床する際に大事な子宮のベッド(子宮内膜の厚さ)が薄くなる副作用がある、と説明を受けていました。

 

理想的な子宮内膜の厚さは8mm以上だそうで、たしかにクロミッドを飲んだ私の子宮内膜は6.5mm程度だったのを覚えています。(しかもクロミッド飲んだのに育った卵は1個だけガーン)

 

妊娠に至るには、優秀な卵子や子宮内膜の厚みが最低でも必要なわけで…

しかも質の良い卵子(受精卵に繋がる卵子)が毎月排卵するわけでもなく、数ヶ月に一度だけの頻度で優秀な卵子が排卵するそうで、気の遠くなるような世界。いつだよ、その優秀な卵子が排卵する月は…!!

 

この時6月の時点で妊活を開始して11ヶ月が経とうとしていた私達夫婦は、次から人工授精に切り替える事にしました。

 

初めての人工授精です。

 

次に続きますおすましペガサス

2018年5月に卵管造影検査を受け、めでたくゴールデンタイムに突入した私達夫婦は6月からクリニックでのタイミング法を希望しました。

 

日本語通訳、また担当してもらった医師の方には「妊娠率をあげる為には人工授精がオススメです」と言われましたが、甲状腺機能の問題以外原因が見当たらない為、まずはクリニックで卵胞チェックをしてもらいながら可能性に賭けてみたかったのです。そして折角クリニックにかかるのだから排卵誘発剤(クロミッド)の効果も知りたかった為、薬の処方を希望している事も伝えました。

 

不妊治療をする上で大切だと感じた事は、自分でできる情報収集は怠らずに出来る限りの知識を得た上で医師に相談、提案をし自分達夫婦が常に決定権のある主人公である事を忘れてはならないという事です。

不妊治療は確かに、病気を治療するものではなく、妊娠する為に現代の生殖医療に力を貸してもらうものですが、夫婦の数だけバックグラウンドや、不妊の原因があり、この治療をすれば妊娠する!というものではないのが現状で、担当医の言いなりになっては良くないなと思うのです。

 

日本もそうですが、タイでも生殖医療はビジネスの世界だと感じる事が多々あります。ヨーロッパなどの生殖医療費を負担してあげる国とは違い、国の保障がない以上、生殖医療は悪い言い方をすれば稼げるビジネスになりうるはずです。

簡単にクリニック側は、人工授精ができる、体外受精ができる、これをすれば更に妊娠率が高くなる、と選択肢を並べてくれますが、一体その選択が今の自分達に本当に正しい選択なのか、自分達が得た知識を元に考え答えを導き出す必要があると、タイで不妊治療をして実感しました。

 

クリニックに通い始めて初っ端から人工授精を勧められた私たちでしたが、とりあえず今回はクロミッドを飲んでから卵胞の育ちを確認し、医師に勧められた日程でタイミングを取ることにしました。

 

Doctor Feeや内診費、薬代合わせてTHB4,000程(日本円にして14,000円程)でした。

タイはDoctor Feeが別途かかるのがなんとも…ショボーンSafe Fertility Centerでは有名な先生がいらっしゃるんですが、その先生にお願いするともっとお金かかるんだろうなぁ…

内診費(エコー検査代)も結構バカにできないですね。毎回3,000(1万円程)バーツは必ず取られてました。

 

次に続きます。