心屋認定カウンセラー タケコです。


私の今住んでいる家族は仲が良くて、
うまくいっているねと良く言われる。


自分でもそう思う。


でも心の中が真っ暗な自分もいた。


これだけは言ってはいけないと思っていた。


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私は結婚して2年目から、二世帯住宅を建てて
義理の両親と、知的障害のある義姉と
同居してきた。



義姉は子どもの頃、事故があって
後天的な障害を負った。
てんかんの発作も時々起きるので
毎日朝晩、それを抑えるための薬を
今も飲んでいる。



一緒に暮らすことについては、二世帯住宅だし
自分自身がほんのちょっぴりだけど
夫を含め義両親がとても穏やかなのは、
義姉のおかげでもあるんだろうとも
思っていたから、それほど迷いはなかった。




義姉は知的レベルでいえば1、2歳らしい。
自分で食べたり、言われればお風呂に
入ったりはできるけど
出かける支度などは全部義母が手伝う。



昼間は家の近くまで送迎バスが来てくれて
生活介護事業所で過ごし、
月に二回くらい、土日に泊まる
ショートステイも利用している。



いつも「◯◯ちゃんがね~してね、」と
30年以上前に遊んでいた幼馴染みの名前や、
作業所で一緒の人の名前をずっと
口にしている。



小さい子どもがいると機嫌が悪くなり
ドスドス走ったり、大きな声をあげたり
何より、薬を飲まなくなってしまうので
義姉が家にいる時は、あまり近くに
行かせないように気を遣う。



てんかんの発作を起こすと
すぐ治まる時もあれば、治まらず
脳に影響があるので、遠くにある
てんかん専用の病院に連れて行かなければ
ならない。



義母は、義姉のことは自分が看る、と
決めていて、私に「これをやって」と
頼まれることはほぼない。
義母が出かける時に、代わりに留守番する
くらい。


それでも、やはり家に一緒にいれば
よくわからないことをずっとブツブツ
言っている義姉とどう関わっていいか困ったし
小さな甥っ子が来て義姉が興奮している時は
みんな「仕方ない」と思いながら
義姉が寝るまで、こちらが我慢するしか
なかった。

  


***************

10年前、私に子どもが生まれると
その気を遣う時間は毎日になった。



当時、まだ元気だった子ども好きな義父は
喜んで長女と遊んでくれていたけれど
明らかに義姉の機嫌が悪くなる。



騒ぐ義姉を義母が注意している声を
階下に聞きながら、私は
「とにかく早くしなきゃ」と
必死で夕飯を作る。



次女を妊娠した時も、再びひどいつわりと
切迫早産で自宅安静になってしまったので
夕方は、義姉が帰ってくるからと
1歳の長女と二階で、夫が帰ってくるのを
寝たままで、まだかまだかと待っていた。



私のことは義姉は好いてくれていて
うれしいんだけど、私が行くと
ササーッと近づいて来て、ずっとぴたっと
近くにいるので、何とも居心地が悪い。



妊娠中はホルモンのせいもあるのか 
甲高い声が耳について、
本当に苦手になってしまった。



癌を患っていた義父が亡くなると
一階は義母と義姉の二人だけになって
しまった。


どうしても手をかける必要がある義姉の
ためにごはんを作り、一緒に食べ
外に出る必要があったからこそ
義父ととても仲のよかった義母は
生きてこられたんだと思う。



そうして何とかやってきた一年後に
今度は私の長女が亡くなった。



その後に何よりしんどかったのが
私の子どもの名前を判別できない義姉が
長女の名前を口にすることだった。


次女が何かしていると、
「◯◯ちゃん(長女の名前)、やめてー!!」と 
叫ぶ。


これがとても冷静にはいられず
瞬間的に頭に血が上ったり
逆にクラッとするほど反応してしまう。


「わからないんだから仕方ない」と思おうと
したりするけれど、深呼吸をして
「◯◯じゃないよ、△△だよ」と落ち着いて
答えようとするだけで精一杯だった。





時々思い出すのが結婚して間もない時に
義父の知り合いが家に来た時。


義姉の話に将来の話になり、義母が

「私ができるまではやる。
将来的にはグループホームに入れて
××(夫の名前)やタケコちゃんには世話をかける
つもりはない。」

と話していた。

それに対して、その知り合いの人が 

「そんなに心配しないでも大丈夫だよ。
 ××君も、タケコちゃんもしっかりしてるし
 ちゃんと考えてくれてるで」 

と言った。


そんな簡単に言わないで、と
思った。


ある程度のことは覚悟していたけれど
私も自分の子どもを育てたいし、
将来どうなっているかなんてわからない。




義姉がいない時はゆっくり過ごせるのに
義姉がいる時は気を遣う。



二階にお客さんが来る時も
まず義姉がいる時かどうかを確認する。



てんかんの発作が起きて救急車で
運ばれた時には、長女の時を思い出して
怖くて仕方がなかった。
ちょうど夫がお酒を飲んでしまっていたので
後から私が病院について行った。



結局一ヶ月ほどの長い入院が二度ほど
あったりして、無事でよかったと安心する
気持ちと、母がその間つきっきりになるので
「困る」と思う気持ちの両方があった。




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【「ただの私」を楽しむ~タケコと過ごす癒しのランチ会 銀座】

◇日時 : 2019年 11月25日(月)11:00~13:00

◇料金 : 5,500円(ランチコース代込)

◇場所 : ヴェトナム・アリス銀座 マロニエゲート1店 
URL : https://restaurant.ikyu.com/108625/

◇定員 : 2名

◇コース内容 
・完熟パパイヤと魚介のサラダ
・春巻き3種盛り合わせ
・空心菜炒め
・牛肉のフォー
・マンゴープリン
・ベトナムコーヒー



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