みなさま、こんにちは
7月23日は ふみの日ですね
最近、手紙を書く機会が
めっきり減りました
古くから、「文字には不思議な力がある」と言われていますが
手書きのお手紙には
その人の思いや愛がこもっていて
お手紙を読んでいると
書いた人のエネルギーを様々な色で感じる時があります
書いた人の字の癖(字体)から
その人の性格や、手紙を書いた時の気分もなんとなく感じられますが
書かれた文章の奥に潜む
その人が本当は伝えたいけれど、オブラートに包んでいる真意が
字体や表現の仕方にじんわりと滲み出ていて
それを様々な色で感じるのです
《その人が本当は伝えたいけれど、オブラートに包んでいる真意》は
告白できずにいる人が、好きな人に送った葉書や手紙によく表れていますね
小説やドラマでも
手紙は重要な役割を果たすツールとしてよく登場しますが
秀逸な作品は
《最初に読んだ時には気が付かなかった手紙の意味が
物語の後半で読むと別の意味に読み取れる》
など、手紙の使い方がとても上手で
思わず、感動したり、唸ったりしながら
手紙の部分だけを何度も読み返したり
ビデオを巻き戻して手紙のシーンを見返してしまう
ことがあります
先日、文章について考える機会がありました
「ブログでサクサクと文章が書けるようになりたい 」というご相談を受けて
いろいろとアドバイスをさせていただいたのですが
読者がいる記事を書く場合
「短時間でサクサク書ける」と
「読んだ人が面白いと思う」
は、ほぼ両立しません
例外として
《読み手にとって興味がある》自分の体験を、赤裸々に書く
ことは比較的サクサクと面白く書けそうです
ただ、これを続けていくと・・・
いい意味で
自分を見つめていく作業になります
いくつか得意なテーマを持っていて
そのうちのひとつが「自分の体験談」ならいいのですが
いつも自分の体験記事だと
ある時、急に書けなくなる時があります
自分の内面に集中しているテーマ(課題)がある時に
同じテーマを他者視点で書くことはシンドイからです
読者の方たちは少し待っても
あなたの次の記事がきっと読みたいはずです
なので
サクサク書く時と
多少時間はかかっても別のジャンル(トピック)を書く時が
あってもいいのではないかなと思います
そして
文章を書く感性を育てるのに最適な
《手書きの手紙》を書いたり
受け取ったりできると
文章力だけでなく
コミュニケーション力もUPするので
とてもいいですね