夫婦喧嘩を卒業した熟年夫婦の日常 | 長男は自閉症・オヤジの日記、音楽好きでバンドもやりました

長男は自閉症・オヤジの日記、音楽好きでバンドもやりました

自閉症の長男との暮らし、その思いや日常の出来事を日記として書いてます。

 

 


 日中は暑くても雨で気温が下がった夜は涼しく、そんな昨夜はエアコンも扇風機もなしで過ごせた。私は寝室のベランダと窓のサッシを開けて、網戸だけにすると涼しい風が部屋を通り抜けて、心地よく眠りにつけた。

 

 ところが、夜中にバラバラと大きな音の突然の雨と雷の音で目を覚ました妻が「寝室の窓、空けてたの誰!雨が入ってくる!」と言いながらバタバタと窓を締めたり慌ただしかった。

 

 気持ちよく寝ていた私は「誰?って、オレしか いねべ(いないよ)」と、不機嫌に言い放ってタオルケットを顔にかぶせて寝込んだ。

 

 そして朝、遠慮がちに台所に入ると、妻が普段通りに朝食の支度をしていた。私も普段通りに「おはよう」と言ってテーブルに着くと待ち構えたように昨夜の雨の話が出た。もちろん昨夜の私への苦情だが、私は一通り黙って話を聞いて、やり過ごした。

 

 妻は私に、何をしろ、どうして欲しい、ということではなく、ただただ言いたいことを言えばそれで気が済むことを長年の結婚生活で学習したから、いつもそうしてる・・・つもり。ニヤリ

 

 

 若い頃は夫婦喧嘩で数日間も口を利かなかったり、妻が子供を連れて家を出て私が迎えに行ったこともあったが、40年も一緒にいれば、それも卒業。その都度、私の方が悪いとして私から折れる、お互いに無視をしない、その繰り返しだったような・・・

 

 

妻が挿し木で育てたハイビスカス

 

 

 愚痴話が終わった妻が「お隣さんからキュウリを沢山いただいたので、1本漬にしたの」と皿に置いて「どお?」と言うので、私は丸ごと口に入れポリポリ音を立て「うまい!」と一言。

 

 すると「お隣さん、まだ出かけてないから」と、キュウリを頂いたお隣に1本漬を数本持って行くと「今度はミニトマト、頂いちゃった」と笑いながら戻ってきた。

 

 

 朝食を済ませた私は、ファイト一発!とドリンクを飲んで、庭の大葉で巻いた味噌お握り、キュウリの1本漬、ミニトマトが入った弁当の保冷バッグを持って、虹でも見たような気持ちで出勤した土曜の朝でした。

 

 

 

♪ひまわり娘

ブロガーさん(健ちゃんパパさん)の好きな歌