われらがFC町田ゼルビアの天皇杯、まず筑波大学を野津田に迎えての初戦です。18時半という早めのキックオフ時間もあって私は自宅でのテレビ観戦にいたしました。
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ハーフタイムに帰宅した時点で1点リードはしていたもののミンギュとゴールを決めた安井がすでに負傷交代していました。さらには後半になって交代枠を使い切った後にナサンホもどこか痛めたらしくピッチ上は10人に。何やら不穏な展開です。
それでも逃げ切れるかなと期待していたのですが、アディショナルタイムに同点ゴールを浴びました。決めたのは先日のU23アジアカップで平河・藤尾とチームメイトだった内野選手だったのですね。
その後のわずかな時間に荒木に二度チャンスが巡ってきたかと思うのですがどちらも決めきれずに前後半終了。
延長になるともうひとり交代できるということで、退いていたナサンホの代わりにエリキが入って再び11人に。
それでも筑波大の勢いは止まらずゼルビアばりのデザインされたフリーキックからゴールを脅かされる。ここは山口がよく防いだし、最後に押し込まれたところはオフサイドに救われました。
延長後半、荒木が頭を蹴られて倒れるがエリキのPKは止められる・・・
足がつっていたのか走ることができなくなっていたデュークがピッチを去ってまたもゼルビアは10人。
バイロンがペナルティーエリアのやや外でフリーキックを得るが鈴木準弥の右足から放たれたボールはクロスバーを越える。
PK戦はエリキと準弥が決めたものの稲葉と荒木が連続して失敗。筑波大はひとりが外しただけで120分の死闘を制しました。
歓喜する学生たちのすがたを見ているのはテレビの画面越しでも辛いものがありますが、J1首位に勝利したとあればこの喜びようも当然なのでしょう。筑波大は強かった。好チームだった。
ただ負傷したゼルビアの選手たちの状態は心配。
山口瑠伊
鈴木準弥
チャンミンギュ (→望月ヘンリー海輝)
池田樹雷人
奥山政幸
稲葉修土
安井拓也 (→仙頭啓矢)
芦部晃生 (→バスケスバイロン)
藤本一輝 (→ナサンホ→エリキ)
髙橋大悟 (→荒木駿太)
ミッチェルデューク
【NHK・BS実況・伊藤亮太 解説・宮澤ミシェル】
2024・6・12