小雪の舞う1月5日、有馬温泉へとやって来ました。
新神戸駅から740円もしたわりには、乗り換えの待ち時間を含めても30分ほどで到着。
古くは日本書紀に天皇が訪れたという記述があるという有馬、関東人の私には名前のみ知っているだけでしたが、かなりの歴史があるようです。
駅を出てすぐの川に掛かる「太閤橋」。そのたもとの広場には「秀吉像」。
また近くの橋には、「ねね像」も。
秀吉夫妻も何度となく湯治に来ていたようですね。
土産物屋の並ぶ「太閤通り」を抜け、
「湯本坂」を登って散策。
かなり登ったところに、何か所かある泉源のひとつ「炭酸泉源」。
当地で砂糖を混ぜて作ったものが、日本のサイダーの発祥であるとも言われるそうですが、まあそのまま飲んでもあまり美味いものではありません。
こちらはお社の境内に湧く「天神泉源」。
現在「念仏寺」のある場所は、以前は秀吉夫妻の滞在した居館であったとか。
すぐ向かいの「極楽寺」の敷地では、阪神淡路大震災で崩れた個所から、湯殿など秀吉居館の遺構が見つかったそうです。それを右手の建物内で見学することができました。
さらに散策を続け坂を下って行くと、一度通った「金の湯」の前にたまたま出ました。体も冷えていたので、ここでようやくひと休み。良いお湯でした。
「太閤通り」へもどって来たところで、名物の「炭酸せんべい」なるものを購入してみました。扱っている店の一軒の看板に惹かれて。
「賞味期限5秒」とは、すぐに固まってパリパリになってしまうから。5秒で食べきれるはずもなく、やわらかい生の状態を味わえるのは、最初の一口ぐらいのものでしょう。
ところでCMで有名な(最近見ないが)旅館の「兵衛向陽閣」はどこにあったのだろう?
帰宅後に調べてみると、「ねね橋」のそばにあったようですね。
2018・1・7