野津田でまたも勝てず~第33節・ホーム山形戦 |  うさぎおやじ日記

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 FC町田ゼルビアのことなど、気の向くままに

遠方でのアウェイ戦2試合を経て、われらがFC町田ゼルビアが野津田に帰って来ました。ゼルビーも私たちを待ち望んでくれていたようです。


ここ2年アウェイには行かれず、また昨シーズン唯一観られなかったホームゲームでしたので、個人的には5年ぶりとなるこの対戦。こちらの3連勝中のはずなのですが、実際に観ていないからかそれほど実感がわきません。

雨にもかかわらず多く来場されました、モンテディオ山形サポーター。3連休の初日だったからでしょうか。

 

そしてわれらがFC町田ゼルビアのサポーター。


出場停止明けの谷澤・吉田がスタメン復帰し、岡山で殊勲の同点弾を決めた大谷も。

いきなり髪が短くなっていた松本は、誰だか判りにくかったですね。

 

西日本では台風の為中止になる試合もあった今週末、野津田でも次第に小雨から本降りに。そんな条件の下での戦い、どちらにもゴールの生まれない前半でした。

ペナルティーエリアでボールを受けて反転した戸島のシュートと井上が直接狙ったフリーキックは惜しかったですが、どちらも枠の外。

得点になりそうな場面はあまり無く、山形の方が上手く攻撃出来ているように感じられました。


後半に入って松本のクロスに吉田が倒されたようにも見えた接触プレーがありましたが、笛は鳴らず。その直後に山形から大きく前方に蹴り出されたボールの競り合いでゼルビア側のファールを取られたこともあり、いささか騒然とする観客席。

相馬さんもこの時に限らず前に出て、かなり熱い声を飛ばしている印象のこの日でした。


最初の交代は戸高から平戸。コーナーキックの場面での交代で入っていきなり蹴っていましたが、前節もアシストとなった平戸のセットプレーは期待を持たせてくれますね。流れの中からのチャンスがこの時間まで少なかったからでもありますが。


マグのヘディングでのバックパスを相手に狙われるピンチもありましたが、髙原の飛び出しが与えたプレッシャーがあったからか、幸運にもシュートは枠の上へ。


相手との接触で前半にかなり痛がっていた様子の見えた吉田、早い時間に代えるかもと思っていたのですが、意外と引っぱってから孝司と交代。

孝司の状態がなかなかベストにもどって来ないというのを表しているように感じます。


夏場から良いところで決まっている井上のミドルシュートが山形ゴールを襲いますが、これはキーパーのファインセーブで阻まれました。

最後のカードとして遠藤を谷澤に代えて入れ、終盤の猛攻を見せるゼルビア。平戸のコーナーキックのこぼれを中島がシュートするも相手フィールドプレーヤーにブロックされ、遠藤にもチャンスボールがこぼれて来ましたが残念ながら枠内には打ち切れません。

 

アディショナルタイムは4分あったらしいですが、私はまったく表示に気づいていなかったので、いきなり終了の笛が鳴ったような終わり方に感じました。

雨中の激闘は互いに譲らずスコアレスドロー。ホーム4連敗でストップは出来ましたが、またしても勝ち点3は得られませんでした。

 

またアウェイが2試合続きますが、サポーターはこの野津田での勝利を待っていますよ。

 

ところでこの日は、元監督のランコ・ポポヴィッチさんが来場されたようです。

初めてのJ2昇格を決めたのは、この方が率いていた時のゼルビアでした。あのシーズンを共に戦った選手はもう誰も残ってはいませんが。


ポポさんに思わず「ブラ~ボ」と叫ばせるようなゴールを見せたかったですね。

 

【暫定14位 勝ち点44 観客2519人】

【DAZN実況・中村義昭 解説・小村徳男】

 

2017・9・17