先の不老不死で、少し書きましたが・・・
日本には、iPS細胞を発明した、山中教授がいます。
今でこそ、世界的権威となっていますが・・・
初期は、愚痴りまくってました。
なぜなら、日本には、研究をバックアップする体制がないからです。
その為、山中教授は、自ら、あらゆるところに出向いて行き・・・
iPS細胞の有用性を語り、資金を提供してくれるように・・・
相手に頼む必要があったのです。
また、相手は、同業者ではありませんので・・・
iPS細胞のことなど、さっぱり分かりません。
また、スタップ細胞はあります!のような可能性もありますので・・・
担当者は、資金提供に、二の足を踏みます。
有名どころが資金提供したら、当社も考えます。
・・・ってな回答が、日本の組織では多く・・・
全く前に進みません。
そんなことをしている間に、他の研究者に追いつかれ・・・
追い越され、成果を横取りにされてしまうことも、しばしばなのです。
ちなみに、海外には、資金提供してくれる人達がいます。
まず、見返りなしに、有用な研究には、お金を出してくれる人、組織があります。
次に、見返りありの、成功したら利益は山分けだぞ!と言って、お金を出してくれる人達がいます。
この人達は、儲ける為に、常に、成功しそうな研究を探しておりますので・・・
iPS細胞を見つけました!
・・・と言えば、瞬時にやって来て、バックアップ体制を整えました!
あなたは、研究にのみ打ち込んでいただければOKです。
・・・と、研究以外の業務をすべて請け負ってくれるとのことです。
研究者自ら、駆けずり回って、資金提供をお願いしなければならない日本と・・・
瞬時に、バックアップ体制が整う海外・・・
どちらの方が、成果を出しやすいでしょうか。
ちなみに、このような研究の初期段階・・・
起業したばかりのビジネスに投資してくれる人達を・・・
インキュベーター(ふ卵器)と言います。
ふ卵器とは、卵を温めて、ヒナにかえす機械を意味しますので・・・
かえるか分からない卵に投資していることになります。
一方、日本では、卵や、ヒナに投資する人は少なく・・・
例えば、運動神経の良い子供に投資する人は少なく・・・
オリンピックでメダルを取ってから、もてはやす傾向があります。
無名の山中教授には、見向きもせず・・・
有名になった山中教授にのみ、バックアップを申し出るようなものですね。
つまり、海外は、卵に優しく・・・
日本は、卵に厳しいと言えます。
これは、不妊治療にも、その傾向があります。
海外では、卵子提供、精子提供が盛んなのに対し・・・
日本では、冷え切ってますからね。
養子縁組も同様に・・・
海外では、産んでから養子に出す人が多いのに対し・・・
日本では、育てられないのであれば産むべからず!と言う傾向がありますからね。
もちろん、宗教的な側面もありますが・・・
海外が、卵や、子供に、リターン(夢)を見るのに対し・・・
日本は、リスク(現実)を見てしまうように思います。
もちろん、どちらも一長一短。
メリットがあれば、デメリットもありますので・・・
どちらが優れているとかはないのですが・・・
日本は、横並び、隣の人と同じことを重視しすぎていて・・・
柔軟性、多様性が足りていないような気がします。
衣服だけではなく、頭も柔らかくする柔軟剤、誰か開発してくれませんかね。
山中教授、お願いしま~す!
えっ、俺?
俺は忙しいから、あの人に頼みなよ!
・・・ってことで、小保方さ~ん!
は~い!呼びました?
これは、柔軟!
柔軟過ぎるほど、柔軟!
スタップ細胞は見つからなくても・・・
新しい柔軟剤なら、見つけられそうですね!
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