奴らはアタシを待ってる! | ひつじ庵ブログ

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奴らはアタシを待ってる!
そうとしか思えない。
だって、
アタシの行く手には必ず奴らがいる!


忙しさに見ないふりしようと決めかけていた。
でも、やっぱり無視できない!


“奴ら”とは、梅の実のこと。


この辺りに梅が咲いてたよねぇ。
あの枝、葉っぱ、梅だよねぇ。
そんな風に自転車で走ってると、
道端に梅がコロンと転がっていて
「待ってたよ」と言うんだ。


毎年、拾ってきてはジャムやシロップ、時には梅干しなど、
我流ながら梅仕事をしている。


手間がかかるから、
寝る間を惜しまないとできなくて、
もう無理だ。
睡眠時間の方が大事!
今年はやめよう。


そう思うことにするつもりだったけど、
目の前に大粒の梅が現れたら、
やっぱり寝る間を惜しむことにしたわ。


売ってる梅みたいに、
無傷ではなくて、
ほとんどが、
落下した時にアスファルトに打ち付けられて割れていたり、
虫にかじられたりしている傷物ばかり。


どのレシピを見ても、
“傷のない梅で”と書いてある。
でも、傷んでいる部分をこそげて、
全体にアルコールを吹き付けてから上白糖と穀物酢で漬けたら、
ちゃんと梅シロップが出来る♪
黄色くなった梅と砂糖を鍋にかけるとジャムになる。
それはもう、甘い素敵な香り♪


自家消費だから、
見てくれの悪さは問題ないし、
特売で買い貯めておいた上白糖と穀物酢を使うから、
とても安価に作れる。
調味料にこだわると、美味しいのはわかる。
だけど、
手近にあるもので季節を楽しむのが私流だ。


すでに1.2キロくらいの梅たちと戯れた。
傷んでいる部分をこそげたから、
目減りしているけれど(笑)
まずは梅シロップをひと瓶。
串でつつかなくても、
切り口があるから早く出来上がる。
それも魅力だ。
ざっくりな作り方だけに、
やや大味だけど、
子どもたちががぶ飲みするんだから問題ない。
惜しげなく「飲んでいいよ」と言える。


梅仕事、やっぱり楽しい♪