人間の記憶能力にはエピソード記憶と意味記憶があるが、ネタバレを許容するかにも記憶の傾向が結構影響する。エピソード記憶中心の人は「初見でどういう感情を抱いたか」を重要視するので、それを損なうネタバレを強く嫌う
— ultraviolet (@raurublock) November 30, 2015
一方意味記憶中心の人は、初見ではあまり感情を抱かず、何度も見たり考えたりして脳内に意味ネットワークを少しずつ構成・強化していくことに楽しみを見出し、意味ネットワークの成長とともに感情も湧き起こってくる。ネタバレもそのプロセスの一部として許容されやすい
— ultraviolet (@raurublock) November 30, 2015
エピソード記憶に強く依っている人と意味記憶に強く依っている人で感想を語り合うのには困難が伴う。エピソード記憶が強い人は見た瞬間に強い感情を抱くので、それをその場で語りたがる。しかし意味記憶の強い人はその段階ではまだ意味ネットワークができておらず、感情も感想もあまり持っていない
— ultraviolet (@raurublock) November 30, 2015
という事なので、ネタバレがOKな人とNGな人は記憶能力の違いも関係しているようです。
どちらが正しいとかのケンカや押し付け合いはやめましょう。
また、これからサスペンスを見るという人にわざと犯人を教えてしまうなど、
ネタバレを避けたい人に無理矢理、教える事もやめましょう。
反対にネタバレを見てから作品を見る人はおかしいという悪口もやめましょう。
という私はさすがに公開されたばかりの映画はテレビの放送(一年ぐらい)まで待って、発売したばかりのゲームのエンディングを露骨に書かないようには気を付けていますが、アニメのあらすじは早めに公開してしまうので、苦手な人は見ないように注意してください。