クレヨンしんちゃん 241話 Bパート クレヨンホラー劇場・恐怖の幼稚園 あらすじ | どこかの誰かのメモ帳

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クレヨンしんちゃん 241話

1997年8月8日放送

 

Bパート クレヨンホラー劇場・恐怖の幼稚園だゾ

あらすじなんですが、少し小説っぽく書いてみます。


 

あらすじ

ジリジリと照り続ける太陽とセミの声、大きな入道雲が見えるある夏の事。
久しぶりの幼稚園、風間くんが幼稚園バスに乗ろうとすると、窓からしんちゃん、マサオくん、ネネちゃんが覗いていた。
扉が開くと珍しくまつざか先生が乗っていた。よしなが先生は祭りのお手伝いで、まつざか先生は代理だそう。
バスに乗って幼稚園につくと、どこか様子がおかしい。教室のさくら組、ひまわり組、バラ組の並び方が違っているのだ。そして四番目の部屋が。
風間くんは異変に気付いて、夏休み中に改装したのか、まつざか先生に聞いてみるが、まつざか先生が確認してみると、変わっていなかった。
教室から聞こえる賑やかな声に安心する風間くんだったが、しんちゃん、風間くん、マサオくん、ネネちゃんで教室に入ってみると、真っ暗で誰もいなかった。
物音一つしない静けさ。しんちゃんはかくれんぼ大会だというと、なぜ私達が鬼役なのとネネちゃん。
そこへ慌てて来たまつざか先生も様子がおかしいという、どうやら他の教室にも誰もいないようだ。
一つ、確認していない四番目が再び出現。教室に入ってみると独りでに閉まってしまう。ネネちゃんは帰りたいと泣き出す。気がつくとマサオくんがいなくなっていたのだ。

 


きっとこの中だとトイレに入ってみると、誰もいなかった。気がつくとネネちゃんもいなくなっており、まさかと個室の便器を覗くと、ネネちゃんの泣く声だけが聞こえる。
やがてトイレが流れはじめ、ゴボゴボと水と共に吸い込まれるように、ネネちゃんの声も聞こえなくなる。
突然、トイレの水が逆流して、まつざか先生達は水を浴びてびしょ濡れになってしまう。
天井からは無数の石膏が突き出す。その石膏はボーちゃん、よしなが先生、園長先生、他にも幼稚園児がたくさんいた。
まつざか先生は笑いだし、私達にどうしろって言うのよ…と、膝から崩れ落ちてしまう。
しんちゃんが逃げようとするが、トイレの扉が閉まってしまう。
石膏は床に叩きつけられて悲しそうに目をつぶるよしなが先生や、砕けて頭のないものまで。
風間くんはしっかりしてくださいと、まつざか先生に声をかけるが、恐ろしい形相に低い声で石膏にしてやろうかと風間くんの髪の毛をわしづかみにして迫る……というところで目を覚ました風間くん。どうやら夢だったようだ。
風間くんのママは寝癖がついているという。髪の毛にふれると、なぜか手には石膏の欠片。
久しぶりの幼稚園、風間くんが幼稚園バスに乗ろうとすると、窓からしんちゃん、マサオくん、ネネちゃんが覗いていた。
扉が開くと珍しくまつざか先生が乗っていた。よしなが先生は祭りのお手伝いで、まつざか先生は代理だそう。
……これは夢と同じだ、風間くんは逃げ出し、まつざか先生は心配して追いかけるのだった。
 

感想

風間くんがタイムリープしてる説?

セル画だからこそ味が出てると思うんですよ。

 

この話、カメラのアングルや演出が上手いんですよ。しんちゃん達の歩く姿を上から映したり、下から映したり。静かな教室は全体を大きく映して広々とした寂しげで孤独を感じさせる演出で。特に好きなのがトイレで泣くネネちゃんですね。ゴボゴボ流れる水と共に消えていくネネちゃんの声がいかにもホラーっぽい演出で。

私はホラー自体あまり好きではないのですが(怖いの反対で怖さをあまり感じられない人なのですが)、しんちゃんのホラー回はだいたい好きなんですよね。しんちゃんとなると途端に面白くなるといいますか。特にこの回の演出の上手さが好きです。

 

余談ですが、まつざか先生が膝から崩れ落ちてしまうシーンで流れているBGMはあたしンちの172話 『ユズの日曜日』でユズがゲームを起動した時のBGMと同じだと思います。他の話でも使われていたような気がするので、この頃は結構使われていたのかも、最近は全然聞きませんね。

 

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