■ ポケモンシリーズで怖いと思うところ
おふれのせきしつ
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シオンタウンとかいかにもなホラーよりも、おふれのせきしつ みたいな場所のが怖くて好きです。特にBGMは美しいのに見てはいけない世界を見てしまったような物々しさが感じられます。見えないストーリーが見えてきてそれを感じ取ってるような感覚です。
あとRSEだと流星の滝のBGMがとても美しいですが、これも おふれのせきしつ と似たような恐怖があります。しかも自転車に乗ってもBGMが変わらない。
ポケモン屋敷
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ポケモン屋敷は過去に怪しい研究をしていた場所というのが怖くて好きです、怪奇的な事よりもやばさを感じます。
BGMは雰囲気もホラーというより不穏、不自然さを感じて怖いですし、パート(ベースやノイズなど)の長さが少しずつ異なるので、少しずつずれていきます(実は1ループにめちゃくちゃ時間がかかります)。なのでそこからも恐怖を感じやすいのかもしれません。
シルフカンパニー
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BGMというと、他にはシルフカンパニーのテンポが変わる狂った感じが怖くて好きです、しかもイベントをクリアしても変わらないところも怖いです。
こんな場所で絶対働きたくねー
ヒャッコクシティのおじいさん
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あと怖い設定に戻りますが、ポケモンXYのおじいさんが悲しくて怖いけど好きです。やはりホラーとは違った悲しい死の物語があるからこそ感情移入して恐怖を感じるかもしれません。
知らない方のために内容を書きますが、一人暮らしのおじいさんに自分にポケモンを預けてみないかと聞かれて預けます。
その後、手紙とモンスターボールとお礼のすいせいのかけらだけが残されます。
手紙からおじいさんは(恐らくもう自分が長くない事は分かってて)最後まで自分の預けたポケモンと楽しく過ごせた事が分かります。
ようするにおじいさんは主人公が冒険している間に亡くなってしまったという事です。
ちなみに、預けなければイベントは発生しません。現実なら主人公がどうしようが時間が経てば亡くなってしまいますが、ゲーム的にはプレイヤー次第でおじいさんが亡くなってしまうという事なんですよね、冷静に考えたらここも重いですし怖い。
■ 他のゲームの恐怖
ホラーじゃないのに子どもの頃に怖かったのがスーパードンキーコングのゲームオーバー画面。
あの暗い背景に薄暗く絶望的になっているドンキーとディディーの姿、そして暗くて重すぎるBGM。
これもホラーじゃないのになんともいえない物々しい感じが怖いです、ドンキー達のリアクションのように絶望を感じます。
なぜあんなにも怖い演出だったのか、大人になってからは普通に見られますが、子どもの頃のは見るのが怖いぐらい苦手でした。
あとヨッシーアイランドのゲームオーバー演出、真っ暗な画面でコカメックがベビーマリオをさらっていくのが怖かったです。これも絶望。
他は牧場物語の動物が死んでしまったしまった時とBGMがとにかく悲しくて重い。そして寿命の場合は悲しみだけですが、病気で死なせてしまった時の恐怖と申し訳ない気持ちがすごいですね。台風で全然世話ができなかったとか、理不尽な時もあるのに。