異物混入で販売中止・回収「551蓬莱」の豚まん
自主回収30万個超か
きょう販売再開へ
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024年3月18日(月) 4時05分 配信
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2日連続で異物が混入し、販売中止と自主回収が行われている大阪の「 551蓬莱 」の豚まんは、きょうから販売を再開する見込みです。
蓬莱によりますと、おととい午後、大阪市内の工場で豚まんのあんの中に樹脂が混入しているのを従業員が発見しました。
樹脂は製造ラインの機械の一部で、蓬莱は全ての店舗での販売を一時中断。機械の洗浄などを行ったうえで工場を再稼働させましたが、きのう、新たに同様の異物が大阪市内の店舗で見つかり、再び販売を中止していました。
2日間に製造された「 豚まん 」「 チルド豚まん 」は自主回収が進められていますが、その数は30万個を超えるとみられています。
蓬莱は製造ラインを改めて点検し、きょうから販売を再開する見込みです。
大阪名物「551蓬莱の豚まん」
大阪府内の店舗で順次販売を再開
2日連続で異物混入により自主回収
読売テレビ 2024年3月18日(月)
9時05分 配信
18日午前9時頃 乗客撮影
16日以降、2日連続で異物が混入していたとして、商品が自主回収され販売が中止されていた大阪の名物「 551蓬莱の豚まん 」が、 18日、大阪府内の店舗で順次販売が再開されました。
JR新大阪駅の構内にある蓬莱の店舗では、開店前から乗客が列を作り、午前9時の開店と同時に、次々と豚まんを購入していました。
蓬莱によりますと、 16日 午後0時半ごろ、大阪市浪速区の工場で、豚まんを包む作業をしていた従業員が、具に透明な樹脂のようなものが混入していることに気がつきました。
工場内を確認したところ、玉ねぎを洗浄・カットするライン上の水はね防止の樹脂カバーに欠損が確認され、この樹脂が混入したと判明し、16日は一部店舗での販売を中止し、商品の自主回収を決めました。
その後、ラインの洗浄作業が行われ、17日は通常通り製造・販売を行っていましたが、午後になって、再び工場内で豚まんを包む作業中に樹脂のようなものが発見され、蓬莱では17日 午後3時ごろから、全店で豚まんの販売を中止し、再び商品の自主回収を行っていました。
樹脂を誤って食べた場合、吸収されずに排出されるため、健康に影響はないとしています。
自主回収の対象になっているのは、16日および17日に製造された「 豚まん 」「 チルド豚まん 」で、蓬莱は手元にある商品やレシートを着払いで返送すれば、返金の対応をとるとしています。