新潟で山岳救助訓練中の消防隊員死亡
共同通信 2021年3月19日(金)
13時04分配信
新潟県の消防によると、南魚沼市の八海山で山岳救助訓練に参加し、行方不明になっていた30代の男性消防隊員が19日早朝、山中で倒れているのが見つかり、死亡が確認された。
野営訓練中の消防隊員(37)が死亡
八海山で滑落か…【新潟・南魚沼市】
NST新潟総合テレビ 2021年3月19日(金)
15時31分配信
NST新潟総合テレビ
南魚沼市の八海山で19日朝、消防隊員・勝又裕之さん(37)が倒れているのが見つかり、その後死亡が確認されました。
勝又さんはほかの消防隊員5人と1泊2日の野営訓練のため、18日正午ごろ八海山に入山。午後9時半ごろから行方が分からなくなっていました。
警察や消防は、勝又さんが誤って滑落したとみて事故の原因を調べています。
新潟八海山で訓練の消防隊員死亡
滑落か 「 トイレから帰ってこず 」
共同通信 2021年3月19日(金)
13時52分配信
新潟県南魚沼市の八海山 ( 1778メートル ) で山岳救助の訓練をしていた30代の男性消防隊員が18日夜から行方不明になり、19日早朝、中腹の野営地の約200メートル下で倒れているのが見つかった。心肺停止状態で、搬送されたが死亡が確認された。
男性隊員は湯沢消防署所属で、18日昼すぎから隊員5人と登山を開始。同日午後10時40分ごろ、隊長から本部に 「 男性隊員がトイレに行くと言ってから帰ってこない。滑落した可能性がある 」 と通報があり、ヘリコプターで捜索していた。
訓練は18日から1泊2日の予定だった。現場は当時、雪が深く積もっていたという。
雪山訓練で消防隊員が死亡
夜に 小屋の外に出て滑落か 八海山
UX新潟テレビ21 2021年3月19日(金)
18時26分配信
UX新潟テレビ21
新潟県南魚沼市の八海山で、1泊2日の訓練に臨んでいた消防隊員が死亡しました。夜に宿泊した小屋の外に出たときに滑落したとみられています。
死亡したのは、南魚沼市湯沢消防署の勝又裕之さん(37)です。
南魚沼市消防本部によりますと、勝又さんを含めた6人が18日から1泊2日で、八海山の標高1300m付近にある避難小屋を拠点にビバークの訓練をしていました。勝又さんは夜、外に出たまま行方が分からなくなり、19日午前6時半ごろ、小屋から200mほど下の斜面で救助されましたがその後、死亡が確認されました。
警察と消防は、勝又さんが滑落したとみて事故の原因を調べています。
用を足しに山小屋出て誤って滑落か
訓練中の消防署員死亡
BSN新潟放送 2021年3月19日(金)
18時28分配信
BSN新潟放送
新潟県南魚沼市消防本部の30代の署員が、八海山で訓練中に死亡しました。用を足すために山小屋を出て、誤って滑落したと見られています。
死亡したのは南魚沼市消防本部の署員・勝又裕之さん(37歳)です。消防などによりますと勝又さんは18日正午ごろから八海山に入り、他の署員5人とともに1泊2日の日程で野営訓練を行っていました。避難小屋に宿泊する予定でしたが、18日午後10時半ごろ勝又さんの姿が見えないことから消防に通報したということです。
捜索したところ、19日午前6時半ごろ、避難小屋から200メートルほど離れた斜面で意識不明の状態で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。消防は、勝又さんが尾根から滑落した可能性があるとみています。
【 南魚沼市消防本部 岡村一郎消防長 】
「 用を足すということで ( 屋外に出た ) 。なかなか用を足しに行くときに、『 必ず2人連れ 』 というようなルールを設けることも難しい 」
冬山での宿泊訓練は、山岳救助や捜索の際のビバークに備えて行っていたということです。
【 南魚沼市消防本部 岡村一郎消防長 】
「 ( 落ちた先は ) 断崖絶壁の状態で、下が見通せない所でした。そのため 『 夜のうちに動くな 』 という指示を出しています 」
南魚沼市消防本部は事故が起きた原因を究明し、対策を徹底したいとしています。
「トイレに行くと出た署員が帰らない」
訓練中の署員、頚椎骨折などで死亡
読売新聞オンライン 2021年3月20日(土)
10時01分配信
18日午後10時40分頃、新潟県南魚沼市の八海山 ( 1778メートル ) 中腹にある山小屋で、雪山の野営訓練をしていた湯沢消防署の署員から 「 トイレに行くと言って出た署員が帰ってこない 」 と南魚沼市消防本部に連絡があった。捜索隊が19日午前6時半頃、小屋の約200メートル下の斜面に倒れていた同署の消防士長、勝又裕之さん(37)を発見し、間もなく死亡を確認した。
県警南魚沼署の発表によると、死因は、頸椎 ( けいつい ) 骨折など。同署は、勝又さんが滑落したとみて調べている。
北アルプス 唐松岳
「 登山道で人が倒れている 」 と通報
横浜市の男性が死亡 体調不良による急死か
NBS長野放送 2021年3月20日(土)
20時33分配信
資料 北アルプス唐松岳方面(長野県白馬村)
20日午前、北アルプスの唐松岳で倒れている男性が発見され、その後、死亡が確認されました。
長野県警・大町警察署によりますと、20日午前11時前、唐松岳の丸山ケルン ( 標高約2400メートル付近 ) の登山道で男性が倒れていると通報がありました。男性は県警ヘリで救助されましたが、搬送先の松本市内の病院で死亡が確認されました。身元は横浜市の会社員(65)とわかりました。男性は家族と入山していましたが、離れて登っていたということです。
目立った外傷はなく、体調不良による急死などの可能性もあるということです。
長野県内の山岳遭難発生状況(週報)
更新日:2021年3月22日
1.先週の発生
3月20日
後立山連峰 唐松岳
65 男 発病 死亡
単独で八方尾根を下山中、発病により、行動不能
2.山岳安全対策課からのワンポイントアドバイス
先週県内では、1件の山岳遭難があり、1人が死亡しています。都市部では桜が咲き始め、春の陽気となりましたが、県内の標高が高い山域では、天候が崩れると麓は雨でも吹雪となり、まだまだ厳しい天候となります。雑誌やインターネットなどで、山の難易度が掲載されていますが、人それぞれの体力や技量により異なることから、鵜呑みにすることなく、自身や仲間に見合っているか計画段階で検討し、無理をせず、ゆとりを持つことが大切です。天候や積雪の状況によっては、さらに条件が変わることから、事前の情報収集は念入りに行いましょう。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、登山を考えている方は地域ごとの最新情報を確認し、慎重な計画と行動をお願いします。
長野県では、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、昨年から 「 長野県内入山注意報 」 を継続し、「 登山者への5つのお願い 」 をしています。登山者の皆さんは、十分にレベルを落とした山域を選び、感染防止対策にご協力をお願いします。