11月下旬の山 ・・・ | 大阪ミナミの山小屋(別館)だより

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2019年も残すところ1ヶ月余りとなりましたが ・・・

相変わらず、

山岳遭難が発生してますなぁ。

 

 

 

長野県内の山岳遭難発生状況(週報)

更新日:2019年11月26日

 

1.先週までの発生

 

11月21日

中央アルプス 仙涯嶺

43 男 道迷い 無事救出

42 男

登山中、登山道から外れ、沢を下降中、行動不能

 

 

11月22日

八ヶ岳連峰 天狗岳

60 女 転落 負傷

家族と2人で下山中、足を滑らせ転倒、負傷

 

 

11月21日中央アルプス仙涯嶺の遭難現場

 

2.山岳安全対策課からのワンポイントアドバイス

 

21日発生した中央アルプス仙涯嶺における道迷い遭難は、当初の予定のコースを踏破するのに計画よりも時間がかかったため、途中から登山道ではない沢を下降したことにより、道に迷い行動不能となったものです。この遭難の直接の原因は下降に沢を選択したことにありますが、そのような選択をせざるを得なくなった背景には、余裕のない登山計画があります。

登山は計画することからスタートしています。計画段階から地形図等から標高差や歩行距離を算出し、日ごろの自分自身のペースと照らし合わせ適切な行動プランを立て、行動時間に見合った食料や飲料計画を立てましょう。また 「 登りたい。いけるだろう。」 といった主観的な判断に左右されないように 「 ○時までに途中の分岐までに到着できなかった場合は引き返す 」 など事前に明確な撤退基準を設けておくことも、安全な登山を行う上で重要です。今一度、自分自身の日ごろの登山計画のあり方を振り返って、安全な登山に努めましょう。

 

 

 

 

 

 

奥草山で岐阜市会社員(71)が遭難の可能性

                                    滋賀県

 

京都新聞 2019年11月18日

20時20分

 

滋賀県警甲賀署は18日、滋賀県甲賀市土山町大河原付近の山中で、岐阜市の会社員(71)が山岳遭難した可能性がある、と発表した。署員や消防署員が捜索したが見つからず、19日朝に捜索を再開する。

 

同署によると、家族が 「 奥草山に行くなどと言って16日に自宅に出たまま帰宅しない 」 と18日昼に110番した。会社員は携帯電話を持って登山に出掛けたが、つながらない状態という。

 

 

 

 

 

 

無断キャンセルか、登山中のトラブルか ・・・

山小屋 「 無事なのか心配 」

 

読売新聞 2019年 11月21日 09時18分

 

紅葉シーズンを迎えている山梨県内の山で山岳遭難が急増している。不十分な装備や安易な計画で道に迷う登山者が後を絶たず、県警は注意を呼びかけている。( 鈴木経史 )

 

17日午後8時45分頃、北杜市の瑞牆山 ( みずがきやま 標高2230メートル ) を下山していた千葉県の50歳代の男女から 「 道に迷った 」 と110番があった。携帯電話から全地球測位システム ( GPS ) で位置を確認した北杜署員が救助に向かい、午後11時半頃に発見した。2人にけがはなかった。

2人が登山を始めたのは午前11時頃だった。往復約5時間半を要するコースで、下山は早くても夕方になる。ヘッドライトを持っていたものの、辺りが真っ暗になり道を見失った。

 

県警地域課によると、山岳遭難は今年、10月末現在で150件169人に上り、1965年の統計開始から最多だった2017年同時期の135件146人を大きく上回っている。

 

今月は道迷いによる遭難が目立つ。日照時間が短くなる中、十分な装備を持たずに入山し、下山中に日が沈んで身動きが取れなくなるケースがほとんどだ。

 

16日午後4時55分頃には、身延町の富士見山 ( 標高1640メートル ) で、静岡県浜松市の男性(59)が道に迷って遭難したと通報があった。周囲は既に暗くなり始めていた。男性は翌17日早朝に県防災ヘリ 「 あかふじ 」 で救助された。男性にけがはなかった。

 

日本山岳救助機構 ( 東京都 ) によると、民間ヘリによる救助費用は一般的に 「 捜索1分につき1万円 」 とされる。数百万円を要するケースもあるという。

 

「 あかふじ 」 や県警ヘリ 「 はやて 」 が救助にあたった場合、費用は請求していないが、埼玉県では昨年1月から条例で県防災ヘリによる遭難救助に5万円程度の手数料を設けている。

 

遭難が増えていることについて、県山岳連盟の小宮山稔会長は 「 インターネットで登山ルートを写真付きで紹介しているサイトもあり、簡単に登れそうだと思ってしまうのでは 」 と話す。

 

10月の台風19号などの影響で、今年は登山道上の看板やテープなどの目印が外れてしまっている場所もある。県警地域課の担当者は 「 日没時間を意識し、登山道の状態など事前に情報収集をして、ゆとりを持った計画を立ててほしい 」 としている。

 

 

山小屋では今年、予約を無断でキャンセルする登山者が相次いでいるという。

 

南アルプスの鳳凰三山にある鳳凰小屋では7月、10人以上の団体客が連絡もなくキャンセルした。山小屋から確認の電話をすると、「 登山に行かなかった 」 との答えだった。

 

山小屋ではキャンセル料を徴収していないが、人数分の食事を用意して準備していた。みそ汁などを廃棄しなければならなかったという。同様のケースが続いたため、ブログなどで注意を促した。管理人の細田倖市さん(78)は 「 単純な無断キャンセルなのか、登山中にトラブルがあったのか分からず、心配してしまう 」 と困惑した様子で語る。

 

北岳の山小屋でも無断キャンセルが続き、当日午後にキャンセルの連絡が入ることもあった。管理人の女性は 「 天候不順で直前に登山をやめる人が多かったようだ。台風の影響もあり、どこの山小屋も売り上げが落ちている 」 と話した。

 

 

 

 

 

 

栃木県皇海山での遺体は

千葉県松戸市の男性医師と発表

 

2019年11月22日

 

日光署は21日、日光市足尾町の庚申山で7日に白骨化した遺体が見つかり、千葉県松戸市新松戸6丁目、医師渡辺英二郎さん ( 当時59歳 ) と確認したと発表した。

渡辺さんは6月、皇海山へ登山に向かったまま行方不明になっていた。

DNA鑑定などから判明した。

 

 

 

 

 

 

皇海山で千葉の男性下山せず 遭難か

 

NHK NEWS WEB 2019年6月15日

18時47分

 

14日、栃木県と群馬県の県境の皇海山に千葉県から登山に訪れた59歳の男性が予定をすぎても下山せず、警察は家族からの通報を受けて捜索しています。

 

15日午前2時ごろ、千葉県松戸市の59歳の医師の妻から 「 登山に出かけた夫と連絡が取れない 」 と警察に通報がありました。

 

警察によりますと、この医師は1人で14日午前6時ごろから栃木県と群馬県の県境にある皇海山、標高およそ2100メートルに登ると妻に伝えていましたが、予定の午後6時までに下山せず、連絡も取れなくなっているということです。警察によりますと、14日の皇海山付近の天気は曇りで夕方からは雨も降り視界が悪くなっていたということです。

 

警察は遭難したおそれがあるとして捜索していますが、これまでのところ見つからず16日朝から再開することにしています。

 

 

 

 

千葉県の男性遭難か 警察が捜索(16日)

 

NHK NEWS WEB 2019年6月16日 (日)

 

14日栃木県と群馬県の県境の皇海山に千葉県から登山に訪れた59歳の男性が予定を過ぎても下山せず警察は家族からの通報を受けて捜索しています。

15日午前2時ごろ千葉県松戸市の59歳の医師の妻から 「 登山に出かけた夫と連絡が取れない 」 と警察に通報がありました。

警察によりますと、この医師は1人で14日午前6時ごろから栃木県と群馬県の県境にある皇海山、標高およそ2100メートルに登ると妻に伝えていましたが、予定の午後6時までに下山せず、連絡も取れなくなっているということです。

警察によりますと、14日の皇海山付近の天気は曇りで夕方からは雨も降り視界が悪くなっていたということです。

警察は遭難したおそれがあるとして捜索していますがこれまでのところ見つからず16日朝から再開することにしています。

 

 

 

 

 

 

立山 雄山で魚津の男性が滑落死

 

NHK NEWS WEB 11月23日

19時08分

 

23日正午ごろ北アルプス・立山連峰の雄山の山頂付近で、魚津市の32歳の男性が登山道からおよそ400メートル下に滑落し、病院に運ばれましたが頭を強く打っていて死亡しました。

 

 

 

 

23日正午ごろ、立山町の北アルプス・立山連峰雄山の山頂に近い標高2970メートル付近で、「 人が滑落した 」 と目撃した人から警察に通報がありました。

消防防災ヘリが出動し、登山道からおよそ400メートル下で男性を発見し、病院に搬送しましたが男性は頭を強く打っていて死亡が確認されました。

 

 

 

 

 

 

 

死亡したのは魚津市吉島の会社員、吉岡大志さん(32)です。

警察によりますと、吉岡さんは知り合いの男性と2人できょう山に入り、日帰りの予定だったということです。

 

 

 

 

また、登山道は当時、雪で凍っていたということです。

警察は一緒にいた人の話から吉岡さんが足をすべらせて滑落したとみて詳しい状況を調べています。

 

 

 

 

 

 

 

立山で滑落死亡事故

富山チューリップテレビ 2019年11月23日

19時24分

 

立山で死亡事故です。

 

登山中の魚津市の男性がおよそ400メートル滑落し頭を強く打って死亡しました。

 

 

 

 

23日正午ごろ、北アルプス雄山の標高2970メートルの斜面で魚津市吉島の会社員吉岡大志さん(32)が滑落し、ヘリコプターで病院に運ばれましたが頭を強く打ち死亡が確認されました。

 

 

 

 

吉岡さんは雄山から大汝山 ( おおなんじやま ) に向けて会社の同僚2人と縦走登山中、凍った雪面でスリップしおよそ400メートル下に滑落したということです。

 

上市署によりますと事故当時天候は晴れていたが冷え込んでいていて斜面は凍結していたため、吉岡さんはあやまって足を滑らせたとみられます。

 

 

 

 

 

相変わらず というか ・・・

いよいよ、本格的な冬山遭難の時季ですなぁ。

 

いつまで続く 登山ブーム? いつまで続く 無謀登山?

まぁ どんな険しい山に登るのも本人の自由なんやけど ・・・

 

家族や友人・知人に心配をかけることの無いよう

充分な装備、的確な判断で山に臨んで貰いたいモンですな。