平成クリアファイル
小渕元総理も これがクリアファイルになって売られようとは ・・・
この時には、思わんかったやろねぇ。
結婚式、桜花見・・・
過熱する 「 平成最後の 」 改元商戦
毎日新聞 2019年2月2日(土)
17時39分配信
国立公文書館で販売されている 「 平成 」 の文字が書かれたクリアファイル
= 東京都千代田区で2019年1月28日午後4時24分、宮武祐希撮影
5月1日の改元まで3カ月を切った。
「 平成最後 」 とのキャッチフレーズが街にあふれ、祝賀ムードにあやかろうとブライダルや旅行業界はイベントやツアーを相次いで企画。公的機関も記念グッズを販売して売り上げを伸ばすが、「 クリスマスやハロウィーンのようにイベント化している 」 と指摘する識者もいる。
【 山口知、桐野耕一 】
旧皇族の邸宅の跡地にホテルを建設するなど皇室とゆかりのあるプリンスホテル。長野県や滋賀県、広島県など全国6カ所のホテルで、新元号となる5月1日午前0時から 「 カウントダウン結婚式 」 を開く。
このうちの一つ、東京都港区のグランドプリンスホテル高輪は結婚式終了後、ウエディングドレスのままリムジンで未明の都内各地を巡り、記念撮影するプランをスイートルーム宿泊料を含めて98万7654円 ( 税込み ) で提供する。 同社の担当者は宣伝効果を期待するとともに 「 改元という瞬間に人生の節目を祝うお手伝いをしたい 」 と力が入る。
政府が4月1日に発表する新元号に注目した企画を打ち出したのは、愛知県安城市の結婚式場 「 フェリシアコート 」。 改元を挟んだ10連休中の4月27日~5月6日に挙式するカップルに事前に新元号を予想してもらう。的中すればウエディングドレスを無料で何着もまとえる。1文字でも当たれば1着が無料だ。 運営会社によると、「 改元は生まれて初めて。 結婚を祝うきっかけにしたい 」 と話して予約したカップルもいるという。
日本旅行は3月中旬~4月上旬、「 平成最後の桜 」 を観賞する日帰りツアーを企画した。 都内の皇室ゆかりの桜の名所をバスで回る。 大型連休中の海外ツアーの予約が好調で、通常は扱っていない日帰りツアーも手がけることにしたという。 担当者は 「 美しい桜を眺めながら平成の思い出を振り返ってほしい 」 と話す。
◇ 故・小渕氏掲げた書はクリアファイルに
国立の機関も負けていない。東京都千代田区の国立公文書館は、30年前に小渕恵三官房長官 ( 当時 ) が掲げた 「 平成 」 の書を保管する。竹下登元首相の親族が2010年に寄贈したものだ。同館は同じ字が印刷されたクリアファイルを昨年3月から1枚300円 ( 税込み ) で販売。 通常の土産用グッズは多くても2000点程度までしか売れなかったが、クリアファイルは計約2万枚を売り上げる大ヒットとなった。
幅広い年齢層が購入するといい、担当者は 「 改元という時代の節目を記念する商品。収益もうれしいが、公文書を公開する役割を多くの人に知ってもらうきっかけになった 」 と喜ぶ。
このほかにも、大阪市などで改元に合わせたコンサートを企画する団体もある。
元号を巡る動きを研究する東洋大の鈴木洋仁・研究助手(38)は 「 まるでクリスマスの時期のように改元のイベントが多いが、元号の由来や意味を深く考える人は多くはない。 今後さらに日本文化がグローバル化すると、元号離れが進むかもしれない 」 と話している。
改元までも金儲けの手段に ・・・
いやぁ~ 日本人って
商魂逞しいですなぁ ・・・
ホンマ 呆れるわぁ。