★映画 「虹をわたって」★ | 真理さんと・・・

真理さんと・・・

1970年代、空前の 「 まりちゃんブーム 」 を引き起こし、
子どもからご老人までの、幅広い年代から圧倒的に支持されて、
「 国民的アイドル 」 と言われた天地真理さん・・・
その天地真理さんを紹介・応援するブログです。

天地真理さん初主演の映画
『虹をわたって』 を観ました~ (*^^)v
 
 

 
 
1972年9月30日劇場公開されました。
これってDVD化されてないですし、
ビデオも販売されてないみたいです。
でも YouTube や Dailymotion にアップされていますネ
ただし、アップした人の意向なのかな、
途中、カットされている部分があります。
でもしょうがないですよね~
ほかの媒体 (ばいたい) じゃ観れないので、
アップして頂いたことだけでも感謝しなきゃ (#^.^#)
 
あっ、それからそれから
YouTube の映像は、
上下に伸びた映像になってます。
(逆にいえば、左右が縮んだ映像)
YouTube の画面サイズに、
合わせちゃったみたいです。
実際の映像は映画スクリーンサイズですから、
もっと左右に広いですよね~
でも、このブログで使ってる画像は、
ほぼ映画スクリーンサイズに修正してあります。
 
それにしても、
真理さんのTVデビューが 1971年7月21日
レコードデビューは 1971年10月1日
そしてこの映画の公開が 1972年9月30日
デビューして1年で主演映画が公開なんて・・・
これってスゴくないですか
 
映画って撮影期間も必要ですし、
その前の段階でキャスティングも必要ですし、
実際にこの映画の企画が、
いつ立ち上がったのか知りませんけど、
劇場公開までは、
少なくても半年ぐらいは必要ですよね~
いってみれば、デビューして半年で、
真理さん主演の映画の企画が出た、
っていうことになりますよね~
『天地真理ブーム』 っていう社会現象が、
いかに爆発的だったかっていうことがわかります。
 
 
映画はとても面白かったです。
真理さんも、演技をしているっていう感じじゃなくて、
ごくフツーに振舞 (ふるま) っています。
もともとの明るい性格が出ているみたい。
 
ストーリーも飽きがこないものになっています。
下町の人の人情とか、
親子の愛とかがテーマになっているので、
単なるアイドルの映画、っていう範囲じゃないです。
もちろん真理さんはじめ、
沢田研二さん、萩原健一さん、
沢田さんのザ・タイガース時代の仲間の、
岸部四郎さんとか、
アイドルとかスターとか言われる人も出ていますケド。
 
それと、映画が面白いのは、
共演者がいぃこともあげられますよね。
特に、この映画の進行役みたいな感じの、
なべおさみ さん。
すごくいぃ助演男優さんですよね~
それもそうですよね、
なべさんは、TVドラマなんかでは主役ですもの。
 
そのほかの人たちも、
それぞれいぃ味を出してますよね~
映画って周りの共演者がしっかりしていると、
面白いんですネ
 
 
じゃあ写真を交えて振り返ってみま~す
(ネタバレはあるかも)
 
真理さんはいぃトコのお嬢さん役です。


 
 
 
でも、ある事情から家出して、夜になっちゃった。
横浜の 「だるま船」 が多く集まる場所・・・
そこにある1泊200円の船宿 「蓮花荘」
 に来た真理さん。


 
 

ここに泊めてもらうことになった真理さん。
ここで初めてみんなと会います。
真理さんは右端ネ。
まんなか下の白いシャツが なべおさみ さん。


 
 
 
次の日から食堂船 「すえひろ」 で,
働くことになって ・・・ 楽しそう (#^.^#)
真理さんは真ん中ネ
右は 「すえひろ」 のご主人役の山本幸栄さん
左はその娘由美役の左時枝さん
真理さん、マジで楽しんじゃってるみたい。

このあたりで 『♪ひとりじゃないの』 が
BGMで流れま~す (^^


 
 
 
下の画像は、
真理さんがみんなの真ん中に腰掛けて、
『♪ママの子守唄』 をギターの弾き語りで
歌ってるシーンです。

そうそう、このシーンの大部分がカットされてるの。
 
ちなみに、この映画の主題歌は、
『♪虹をわたって 』 ですけど、
そのほかに挿入歌として
真理さんの曲が4曲聴けます。
『♪水色の恋 
『♪ちいさな恋 
『♪ひとりじゃないの 
そして上の 『♪ママの子守唄 』 です。
でも弾き語りシーンはここだけです。
(このカット部分は別ビデオで観れるみたいです)
 
 
 
次は、みんなで競艇に行って、
真理さんだけ大当たりで、
かたぐるまで帰るシーンです。
この真理さんも、楽しそう
まるで運動会みたいね (^O^)


 
 
 
場面が変わって、
萩原健一さんとのドライブ・シーン
この映画での萩原健一さんは、
ここだけの登場でした。


 
 
 
助手席の真理さん、かわいいですよね~


 
 
 
萩原健一さんもワイルドっぽいイケメンです。


でもこの時代には 「シートベルト」 って無いみたい~
映画では、けっこうスピード出てるようですけど  、
度胸があるっていうか、
みんなこれがフツーだったんでしょうね~
 
 
 
下は、パパ役の有島一郎さんとの
横浜元町散歩の回想シーンです。
バックの人たち、みんなこっちを見てますネ
エキストラじゃなくて、実際の通行人なのかな。


 
 
次は、劇中劇の 『白雪姫』 のシーンです。
王子様 (岸部四郎さん:左下) が、
白雪姫 (真理さん) を、
眠りから覚ましたトコです。


 
 
 
白雪姫の真理さんが 『♪ちいさな恋』 を
歌っていま~す。


 
 
 
そんなんで、劇中劇もおわって、
高校生を送っていくシーンの真理さん
 


 
 
 
さてさて ・・・ 沢田研二さん登場
う~ん、イケメン

沢田研二さん、
この映画じゃ 「チャラ男」 っぽい役柄です。


 
 
 
沢田研二さんの ソロ・デビュー曲の
『♪君をのせて』 の弾き語りシーンです。


この曲は1971年11月のリリースで、
オリコン23位まで上がったみたいです。
歌詞の 「♪あぁ~あぁ」 が印象的です。
メロディアスな good な曲ですね。
後年、チャゲ&飛鳥のASKAさんが、
カバーしているようですよ。
 
 
 
真理さん、みんなとスイカを食べてます。
 


真理さんは右から2人目ね。
赤Tシャツは岸部四郎さん。
 
 
 
真理さん、沢田研二さんとデートです。


 
 
 
アイスクリームを食べる2人・・・
 


 
 
 
そのあと、いろいろあって、
沢田研二さんのヨットで船出・・・
う~ん、やっぱイケメンね、沢田研二さんって。。。


このあたりから 『♪水色の恋』 が
BGMとして流れま~す (^^
 
 
 
2人で太平洋に出港していきます、
台風の接近を知らずに・・・
スマホなんて無いもんね、この時代
でも天気を知るための、
ラジオくらいはあったでしょ、監督さん
ずぶ濡れの2人は、
ヨットの中であきらめムード・・・


 
 
 
でも何だか2人とも助かって病室に・・・
この進行、とっても映画っぽくて好き (^^


 
 
 
義母役の 日色ともゑ さんにおんぶされて・・・
バックがコワい~

 
 
 
パパと再会 ・・・ よかったね~


 
 
 
久しぶりの自宅の庭でくつろぐ真理さん
義母とも仲なおり (*^^)v


 
 
 
こっちは、真理さんに会いに来たみんな・・・
ほんとうは裕福な真理さん家 (ち) に来て、
家出のあいだ世話したお礼を、
もらいにきたんですけど、パパに門前払い・・・


真ん中のドクロマークが
実質的な物語の進行役の なべおさみ さん。
演技もいぃし表情も豊かですし、
とてもいぃ役者さんだと思います。
さすが、他の映画やドラマでは、
主役を張るワケですよね~
あの 「替え玉受験騒動」 さえなければ、
今でもすごい役者さんだったのに・・・
 
 
話をもとにもどしま~す
自宅の庭でくつろぐ真理さんのもとへ、
沢田研二さんから手紙が来て、
沢田研二さんとの思い出にふける真理さん

 
 
 
そしてラストシーン・・・
みんなが会いにきたことを知らずに、
真理さん、元気に笑顔でお散歩・・・

 
 
 
っていうトコで映画 『虹をわたって』 は、
終わりになります。

 
 
 
とっても面白かったわぁ~
っていうことで、
この映画がなぜ面白かったのか、
いろいろ考えてみました。
ひとつ言えるのは、
この映画には、いわゆる 「悪者」 は登場しません。
ぜんぶ 「いぃ人」 なんです。
ですから安心して観られます。
家族みんなで観れる映画ですね。
だから楽しいんだと思うの。
後味 (あとあじ) のすごくいぃ映画・・・
いつまでも余韻 (よいん) に浸 (ひた) りたい、
映画が 「終」 で終わってしまうのがいや・・・
そんな映画でした。
 
 
追記:
YouTube だと、終わりの5分間くらいが切れちゃってるみたい。
つまり、結末が観れませ~ん
そのトコは Dailymotion で観れるみたいです。
 
 
 
 
にほんブログ村