三越劇場にて | ウサギ舎のブログ~バレエピアニストの日々~

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ウサギ舎です。バレエピアニストなんて仕事してます。作曲家です。たまに舞台で踊ってます。ウサギ舎バレエ伴奏ピアノ研究所主宰。まあ、見てやってくんなまし。 

やっと先月からの本番ラッシュが終わりました。



最後は三越劇場での小唄「栄芝会」。



「今宵宮入り」を、芝恋師匠と、先輩の芝恋月さんの糸で唄わせていただきました。


百名余の出演者。最後には芸者衆による小唄振りのゲスト演目などもあって、とにかく華やか。
そんな会に、末席ではあるけれど毎年参加させていただいて、小唄という分野の魅力、裾野の広さ、可能性、奥深さなんかを改めて感じているのですけれどね。


唄うのは誰にもできる。
それを艶っぽく、粋に、というのは「艶」とは何なのか、「粋」とはどういうことなのかが心身に入ってないと、なかなかねえ…。


自分へのセルフつっこみとしては
当たり前だけど

「まだまだだよねえ」

本当は声の出し方から、いや、音の感じ方から純邦楽のそれになりたいんだけどなー

心の底から和モノになりたい。


こちらも時間かけてやりますか。





画像は、師匠の出番後に、応援に来てくださった一門の方たちと。
中央の着物姿が、左からあたし、芝恋師匠、芝恋史さん。

皆様、ありがとうございました。





さて
明日からまた
ピアノとバレエと…という完全洋モノの日々ですよ。

和と洋、両方の世界にじっくり取り組めるというのは、ご縁や出会いなども含めて、あたしはきっと恵まれていて幸せなんでしょう。

その恵みに応えるためにも一生懸命やりますかね。