「あたし、すっごい基本にうるさい先生なんですよーー」
↑これ、セイラ先生んとこでクラス受けてて雑談の折にあたしが自ら云った言葉。
「即興演奏教えてるんです」とか
「作曲やアレンジの指導してます」とかいうと、
すっごく自由な教え方なんじゃないかと思われることが多い。
髪型はドレッドかコーンロウのどっちかだし。
着てる服自由だし。
「へええー、『好きなようにやんなさい』とか『自由に解放しなさい』とか言いそうなのに!」
↑これは雑談相手のクラスメート。
そうでしょ。でも違うんだな〜。
和声やコード進行のルールにはかなり厳しい。
基本が、きっちりがっちり身体に入り切ってないと、自由にアレンジなんて出来ないんだよ。
基本の無い人が自由にやると、往々にして「でたらめ」「低クオリティー」になっちゃうんだよ。
だから、基本にはうるさい!のです。
そしたらそれ聞いてたセイラ先生
「野村さ〜〜ん、シンデレラの義姉も振付けちゃんとね〜。
基本が入ってないとコミカルできないんだよーーーー。」
はーい、すみません〜ちゃんとやります〜がんばります〜(泣)
↑ヤブヘビであったのだよ…。
同じ日。
夜、弟子来る。
先週、ボロボログズグズに泣いて帰った弟子だ。
もう来ないかと思ってたら、来た。そして今週は笑顔で帰った。
よかっっっっっっっったああああああああああ!!!!!!!
弟子が、ピアノ嫌いにならないで、良かったあああああああああああ!
安堵のあまりこっちが泣きたいよ。
…しかも、「ピアノ嫌いにならないで」って、相手は20代、音大卒。こっちはプロ30年のベテラン。
あーあ。子供じゃないんだから。
でも本音です。
画像は冬のヨロコビ。
隣の富士蕎麦の紅生姜天そば卵入り。
幸せじゃーーーーー。