発表会本番でした。
といっても、ピアノを弾いた訳でもなく、踊ったわけでもなく。
今日はアナウンス。
生徒として長い間所属し、バレエピアニストとしてお仕事もさせていただいた「古巣」のスタジオの発表会のお手伝いでした。
出演は、こないだまでいっしょに頑張ってきた仲間たち、あんなにちっちゃかったのにみるみるあたしを追い越して、美しく成長して立派な先生になっちゃった助教の先生たち。
それから何歳になってもずっと踊り続けてる先輩たち、今回初舞台の、ちいさなちいさな後輩たち。
アナウンスが本職ではないので、プロの方に比べれば落ち度もあったかもしれませんが、せいいっぱいの愛情をこめて務めさせていただきました。
こんなかたちで参加させていただいて、とてもとても嬉しかったです。ありがとうございました!!
皆さんそれぞれ良かったのですが(Mちゃん、チロレーゼちゃんと並べてよかったね!)
感動したのがベテランのSさんとKさん。
Sさんは踊りの質をほんとに上げたなあと…幾つになっても変わる、変えることができるんだなあと…
積み重ねる努力と、変える勇気に拍手を送りたいです。
Kさんは大人になってからここの先生についた方なのですが、今日の舞台、いくつかの瞬間の上体の使い方が先生そっくり!!!
学ぶ、真似る、先生につく、伝承する、ってこういうことだよねって思いました。
そうそう、今回GP前の仕込みの間、待ち時間がけっこうあったのだけど。
待機中、仕込みを眺めてるとこう
「来し方、行く末」
というか。
様々な舞台を様々な立場でいろいろ勤めてきたなあ…と、
ダンスだったりピアノだったり芝居だったり
生徒としてだったり先生としてだったり、プロとしてだったりアマチュアとしてだったり…
と
舞台が組み上がって行く間、感慨にふけってました。
で、今日もがんばらねばと、ね。
以前、一緒に舞台を踏んだベテランの男の先生が本番中に袖でぼそっと
「本番が、一番時間が過ぎるのが早いなあ…一瞬だもんなあ…」
なんて言ったのをきいて
「大人になってもプロの人でもあんなベテランさんでも、本番が一番時間過ぎるの早いんだ!!」
とびっくりしたことがありました。
どんなに年数をつんでも
恐れず、勇気をもって、初々しく、瑞々しい感性で
物事に取り組んで行きたいものです…
画像、記念写真撮影中(袖からのショット!)
そして明日より
ロシアにての日記、始まりますゼーー。