言語リハビリ病院へ【後編】 | 次女の口蓋裂治療 覚書

次女の口蓋裂治療 覚書

2018年7月に産まれた次女は軟口蓋裂でした。
治療の覚書としてブログ始めてみます。

「口蓋裂 昭和大」で検索した方の助けになればと思います。

こんにちはサラダ


昭和大から言語リハビリのみ地元の病院で取り出しで行うことになった次女の初診の話の続きです病院


母(私)に対するヒアリングが終わり、次女が呼ばれます。


次女に対して行われた検査が

質問-応答関係検査」と呼ばれるもの。


質問-応答関係検査とは(引用)

会話能力と会話能力の基礎となるコミュニケーション能力は乳児期から始まり、幼児期を通して発達し、6歳前後の就学期に一定の達成をみることになる。

そこで、質問-応答関係検査は、

就学前後レベルまでの基本的な会話力、聴覚的な文章理解力、文章表現力などを調べる言語検査である。本検査は、


(ア)2歳から就学前までのレベルの幼児を対象としている。 


(イ)検査結果をノーマルデータと対照できる。


(ウ)所要時間が短く臨床場面で他の言語発達検査と併用して実施できる。 


(エ)子どもの正答や誤答を質的に分析し、発達的な評価ができる。


(オ)検査結果を言語発達遅滞児の訓練プログラム立案に活用できる。



《構成》

質問-応答関係検査は、10の課題と57の下位項目からなる。

I.日常的質問:「名前」「幼稚園名」「朝ごはんの内容」などの一般的な質問に答える 


II.なぞなぞ:「雨の日にさすものは?」などのなぞなぞに答える 


III.仮定:「○○したらどうする?」という仮定の事態を想定して問題解決策を答える 


IV.類概念:「果物や水の中の生き物」にはどのような物があるかを想定する 


V.語義説明:「包丁って何するもの?」などのように、物の使用方法などを説明する 


VI.理由:「鍵をかける理由」など一般常識的な行動の根拠や目的を説明する 


VII.説明:お風呂の入り方などを時系列に順序だてて説明する 


VIII.系列絵:4枚の絵カードを見比べて順番に並べる 


IX.物語の説明:「ももたろう」のあらすじを述べる 


X.文章の聴理解:検者が読む短い文章を聞いた後で、その文章についての質問に答える課題


と、こんな感じです。

途中飽きるかなと思ったのですが、なぞなぞ感覚で楽しみながら取り組めましたニコニコ


全体の正答率としては7〜8割程度かなと。

Ⅸの桃太郎の話はかなーり長く細かく話してました泣き笑い


この検査の後は、あいうえお表の文字を一つずつ読み上げ。


この検査を経てのSTさんからの指摘事項としては


段(い、き、し、ち、に…)の音に軋みが見られる

・特に「み」が言えない、もしくは間違えて覚えている→お肉は“おみく”、にんにくは“みんみく”になってます笑

・喋りながら舌が出る


そして今後のリハビリスケジュールとしては「1ヶ月に一回」ということになりました。


今は5歳だからそこまで気にならないレベルだけど、就学を見据えると言語リハビリは必要と判断されました昇天


発達の程度としては、健常であるがややマイワールドな傾向ありとの事。本当その通り!!


終わった後の次女は楽しかったようで、またクイズのお姉さん行こうね!と笑


私としても、思いがけない発達検査でしたが、次女の結構答えられている部分、何かズレてる部分も見れて興味深かったです。


何より次女が楽しく通えそうなのが良かったですニコニコ

これから就学までの1年ちょっとお世話になります!