どうも〜、事あるごとにスラムダンクから名言パクられるURYUです。

シーズンが終了し、トレーニングや試合はなくなりましたが、ありがたいことに今も慌ただしい生活を過ごしてます。

ご報告ですが、近日オーストラリアを離れることになります。
結局最後の最後までコーチングをやり、学校に行く生活でした!

来月からオーストラリアを一周する予定でしたがいつかに延期します!
また旅行者として来豪してもいいですしね👍

シーズンを振り返って(サッカー編、コーチング含む私生活編)で2つ。
今後の挑戦について1つ。
をブログで綴っていきたいと思います。



  栄光時代はいつか?


「オヤジの栄光時代はいつだよ…全日本の時か?オレは………オレは今なんだよ!

スラムダンクの主人公、桜木花道が安西先生に言ったこの名言をご存知ですか?
怪我を負いながら、選手生命が終わるリスクのある中での言葉。

今シーズン何度もこのようなことを自分自身に問いました。

今が最期でもいいと。
最終節はリーグ優勝を果たした相手との一戦。
結果は2-1で負けてしまいましたが、最後まで諦めない気持ちで闘えました。

プレー中、何度も弱気になりそうな自分がいましたが、
この試合が、このクラブ、このホームでやれる最後と決まっていたので、
とにかく今やれることを全力でやろう。と、笛がなるまで出し切れた。
⇧中田英寿のマネしてたら起こされる。


その前の試合で痛めた腰がまぁ厄介なこと(笑)
ズキズキ、神経にくるというか。。
神様、最後の最後まで試練与えてくるじゃん😂

ラストのこのゲーム以外でも、
何でこんな時に…って怪我が多かったです。

でも、シーズン振り返ると、リーグ戦22試合に全て出場できました。
3試合は途中交代しましたが、長い離脱はなかったということは誇れます。

降格したら俺のせいだ…。と、ずーっとハラハラでした。
退場もしたし、オウンゴールもしたし、PKも何度も与えてしまったし。

今年全然ダメだったらクラブの記憶として、「昔は良かったけど、出戻ってきた時は厳しかった。」と烙印を押されてまうような、僕にしかないプレッシャー的なのもありました。
過去から来る期待というか。
優勝して去った2017年。そこからまたクラブに戻るのは実力以上に美化されてしまった僕に対して、中々の重荷があった😅

ダントツの最下位からファイナルシリーズへ手のかかる所まで来ましたが、結果的には7位でフィニッシュ。
最低限の降格しない。という義務は果たせたかな。


納得いくようなパフォーマンスはできなかったけど、今シーズンのオールスターゲームのメンバー候補に選出されました。
有名なメルボルンという都市がある、ヴィクトリア州リーグ選抜VSクイーンズランド州リーグ選抜の対抗戦が来週末に行われます。
僕は帰国の準備でバタバタなため、断念するのですが…


最終節に日本人サポーターの方から差し入れ。
チームメイト全員分のネーム入りミカン!
みんな喜んでました😊
最後の最後までありがとうございます!
もう以前から散々匂わせていましたが、正式に。。
Rochedale Rovers FCを去ることが決まりました。
寂しくなりますね。
他国、オーストラリア国内、どんなオファーよりも、
自分を育ててくれたオーストラリアのホーム
Rochedaleに帰ってクラブのNPL(クイーンズランドトップリーグ)初年度を助けよう。

と色んなことを覚悟して挑んだ1年でした。
今はやりきった気持ちで一杯です。
数年前までは、引退前の最後のクラブでRochedaleに戻る。
いわば、墓場として戻るイメージをずっと持ってました。

でも、前十字靭帯断裂の大怪我をし、縁があってまたオーストラリアに戻ってくることに…
「ここでお前は戻らないと!」と何か言われたような気がしてならなかったです。

墓場として戻るのではなく、
まだまだ貢献できる20代ラストにこの大好きなクラブでRochedaleの男(顔)になるぞ。
と決断した選択は、振り返ると素晴らしいものになりました。

試合後はシーズンの終わりを告げる花火が上がる。
昨シーズンもここで同じ花火を見ました。

昨年は、約全治1年の大怪我から復帰して、シーズンやり切れた安堵。と、次の年はこのクラブに戻る…のか?それでいいのか?という複雑な想いで眺め。

今年は、リーグ降格の危機を乗り越え、大きな怪我なくシーズンやり切れた安堵。と、今日でこのクラブを去る。後悔はない!これで良かった!という感謝と寂しさ、充足感で眺めました。
来年とか、この先とか、
夢や目標はいくらでもあるけど、俺の栄光時代は常に今だ。
と、そういう気持ちだったから、アクシデントや多少ビックリする日程(笑)の中でも身体に鞭打ってやってこれたのかな?と。

僕は全くスーパーじゃないし、自分を良い選手だと思ったことないです。
リーグ内でも僕より優れた選手はいくらでもいます。が、クラブへの愛と勝利への執念は他の誰よりもあるって自負があります。
だからまたこうして、Rochedaleでプレーする機会も与えて貰えたし、
今でも大好きなサッカーができてるんじゃないかな。

多くのサポートがあるから、自分はサッカーできてるんだな。っと改めて感じれた最高のシーズンでした。
何か形として残せた訳じゃないけど、このクラブとの関係はより固くなり、この先も繋がっていけると思います。

この頃の自分に言いたい。
お前がやってることは将来価値のあるものに繋がっていくぞ!と。

2/3に続く…