たまたま集まった学年
それでもサッカーできる子が多かった。
技術的にというより、特徴や個性があって味のある感じ。
今でこそスポーツ推薦枠は増えてるし、名も知れてる多摩目ですが、当時を考えると、よくあのメンバー集まったわ〜と思う。
※後にプレーする上武大学もそうですが、ホント同期に恵まれてます僕は。
東京都ベスト400
入学前の2月頃から既にスポーツ推薦と、多摩大目黒中学の選手達は高校サッカー部の一員として練習をしてました。
仮入部の期間、彼らは僕らと別組=大して走ってない方。
それから本入部が完了し、4月末のインターハイに向けたメンバー(Aチーム)のセレクトを奥監督がします。
グラウンドの真ん中で、「〇〇、〇〇、〇〇」っと選んでいく感じだったかな。
上級生はほとんど決まってて、1年生を何人かピックアップするのがメイン。
スポ薦と多摩大目黒中上がりの良い選手はもちろん選ばれる。
奥監督「〇〇、〇〇…まぁこんなもんかな(終わりの雰囲気)」
大西さん「こいつできますよ👈(俺を指指す)」
またもや大西さん登場!!(笑)監督の目の届かないとこまで見てくれてるってありがたいですね〜。
そして、入学したて初めての大会(インターハイ)は1年生で半数以上メンバーを組む。
この時に貰った背番号は"19"
中学時代は何故か1度も付けなかったこの番号。
それ以降、初心に帰る気持ちで常に19番を背負ってプレーします。今日まで。
1年生大会
インターハイが終わってすぐにフレッシュカップという1年生大会が始まりました。
公式戦ではなく、交流試合みたいなものです。
東京都全学校が参加する訳ではなく、希望する学校だけの大会。確か24校くらいかな?
少ないと思うけど、強い高校だらけでした。
そんな大会に弱小の多摩目が参戦。しかも前年度の成績はビリだった😂
けど、僕らの代は前でも話したように、タレントがいました。
粗削りではあるけど、育てれば良くなりそうな気配。
この1年生大会は東京都上位校と俺達がどれだけ差があるのか?を試す絶好の機会。
予選リーグで前年度の選手権全国出場校『駒澤高校』と対戦。
試合前から相手のオーラやばい。みんなスポ薦でエリート。上手い。
結果、なんと2-0で勝利←びっくり😂
まぁホームだし運も良かったな〜と話してたら1位通過の決勝ラウンド進出。
決勝ラウンド結果ー(全て強豪)
國学院久我山1-0○←あれ?
実践学園2-1○←お?
成立学園3-2○←ええー?
なんか勢いに乗って優勝しちゃいました🤣
前年度ビリ、インターハイ初戦敗退の弱小でしたが、この1年生大会を機に、多摩大学目黒?奥大介が監督??っと少ーしずつ東京都高校サッカー界に名は広がることになる。
俺らの代がどれだけ行けるのか…。楽しみになってきたし、
「全国マジで目指せるぞ?」って夢が現実的に、目標になる。
いつしかみんなの気持ちも「東京制覇する。」ってなってた。
ちなみに、この1年生大会は秋まで続いて、その間に選手権も戦ってます。(地区予選2回戦負け)
成長期の高校生はやはり身体能力がものをいって、1年生集団の限界がありました。
※永田は怪我によりメンバー外応援。1年目の公式戦は地区リーグしか出ませんでした。
実のところサッカー外では、
やらかした数、坊主が多めのだらしない高校生活前半だった…。
そこから『何故かキャプテンに任命されるまで』を書けたらいいかなと思います。