それは何でだろう?と興味津々伺ってみると、皆様一声。
「吉方とりにいってます」
とのこと。は?吉報?
いえいえ、吉の方位に毎月ちゃーんと、遠方はるばるでも神社に訪れお水取りやお砂取りをして、日々精進されてるそう。はい。吉方。
これ、気学の考え、だそうです。
わたくしは全く神社もお寺も宗教も子供の頃から触れない家庭で育っていたので、正直鳥居は怖い、お墓も怖い、みたいに育ち考えていました。
でも、そもそも我ら日本人、むかーしから神の存在は卑弥呼の時代、平安時代からも生活そのものに深い繋がりがあり、むしろ社会の大元になっている、所謂元祖。
それでは、われら日本人、神々に感謝と敬礼は当たり前なのでは、、、
と、この歳になって初めて気付いたわけです。
あ、話が長くなりました。
そこで、今月24日は一白水星の最大吉方とのこと、南西はるばる千葉の天津神名宮に行ってみることに!
2月下旬の平日金曜日、不動産社長の彼女とわたくしにとって、正直かなーりタイトな時期。
でも、何故かこの日は行こう!行きたい!って自然に2人揃って休みをとり、レンタカーで朝10時に集合。
すんなり車だと2時間弱で行けるはずなので、近くで美味しいお魚、温泉に入って地のモノを満喫感謝しながら御祈祷頂こう!
なーんて、ワクワク向かっていたら、、、
あらら、
ナビに従って行ってるのに、行っても行っても一向に千葉の房総に着かない。
何故か海ほたるも渡れない。
気がつくと房総半島なめるように走行することに!?(-.-;)y-~~~うそでしょーーー!??
時間間に合わないよーー⁉️
お水取りとは、指定された時間に頂かないと効力がないそうで、その日は15時半から16時半までに頂かないとダメ、とのこと。
間に合うのか⁉️わたしたち!?
お昼になって、トイレも行きたい、だけどまだ幕張。
はい。我慢できずに幕張のスシローに入ってしまうあたし達。
ま、マジでこれからは、急ごーね!
走って走って、それでもまだ遠い。
千葉の鴨川が、こんなに遠いとは。着16時05分予定なり。
山に入り、峠をくねくね、
もーう気持ちはハラハラ、「着いてくれーーー!」
はい、やっとつきましたよ16時5分、ナビ様通り。
天津明神宮(あまつめんじんぐう)。
もう、走るわ走る。
庭師の方?に、「お水取りはどこですかーー!」と水筒三本抱えて走ります。
ありました。社の隣に堂々と。
「あ、、、蛇口なのね、有難い」
しっかり三本納めました。
お役目一つ達成!!!
残るは御祈祷。
神職の方に恐る恐る伺うと、今日の御祈祷時間は16時で終了したとのこと。
「そ。そこを何とか、、、」
と言うことで、快く我ら2人の為だけに御祈祷頂けることに!
有り難く、有り難く、今回なかなか着かなかったけれど、その意味も噛み締めながら御祈祷頂き、帰路に向かう事に。
既に時は17時。うっすらもう夜の時間。
「何故かいらっしゃる方々、カーナビが山を指して素直に来られないと言われるのです。困ったものですが、不思議です」
神職の方が何気なく残された言葉もひっかかりながら、
でも無事に時間内にお水取りもでき、御祈祷までして頂けたので、心置き無く帰ろうとしたのです。
んが、、、
今度は海ほたるに向かってナビを設定して走るも走るも、ナビがどうしても山道に戻ろうとする。
走っても走ってもまた山の峠に引き戻そうとするのです。
な、なんで!?
行っては引き返し、また道を変えて、
強引に山を抜けてやっと帰路に。
予定時間より超える事2時間。
た、大変なお水取り、吉方位取り第一弾でした。
でも、無事に達成できた事で、少し日頃の仕事問題ストレスから解放された感も。
ゆとりが、心に芽生えます。
御祈祷には商売繁昌。
一社でも多くの皆様にお役立て頂ける会社に成長しますように。
また来月の吉方取りも波乱万丈?ワクワクです。
こうやって、神様や今の自分のある存在に感謝をしていき、ひたすら仕事に向かう、いい循環なのかもしれません。
神がかったあの帰るに帰れない山道の迷宮は、後から考えると、
「その地に最低3時間はいた方がいい」と言う慣わしのものだったのかもしれません。
全てが意味があり、神聖であり、神がかっていた1日。
貴重な体験をさせて頂きました。
また来週からの仕事もワクワク楽しめそうです。
少し、神を意識した&きゃんべるでした。