スリランカの人々 | 『うるわし』体当たりブログ

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楽しく、元気に、そしてキレイに!欲張りなメンバー5人のブログです。

スリランカに一週間滞在したことは、

前回のブログで書きましたが

お世話になったスリランカの人々の事を

今回は書こうと思います。

 

滞在費を抑えるため、aiabnbで宿泊しました

宿のオーナーNは民泊を初めて8か月、1日も休まずに

朝、ゲストの起きた時間に合わせて朝食を作り、

ゲストを送り出し、掃除をし、リネンをクリーニングに出し、

時には送迎もし、時にはランチも作って、

夕飯時には団欒も付き合って、

夜中に到着のゲストも迎い入れて、

世界各国のゲストと堪能な英語で楽しく会話しています。

空港に近い為わずか一晩の滞在者が多いにもかかわらず

臨機応編に親切丁寧に対応しています。

いったいいつ休んでいるのだろう。

でも、彼には夢があります。

近未来のビジョンが明確で確実にそこに向かっています。

 

 

私の滞在したニゴンボ

そこまでバスに揺られて三時間半、

自分の休みを削って同行してくれるM

いろいろな手配と情報の提供を惜しまないMは

シンハラ語はもちろんの事、英語、日本語、イタリア語が堪能です。

Mはガイドの資格を持っていて日々語学や歴史の勉強をしています。

日本の消しゴムつきのボールペンが

お気に入りです。

スリランカでは車の諸税金が、ほぼ300%!

驚くほど高い値段です。

ガイドの仕事をしたくても車が買えないと

お勤めするしかありません。

月収は3〜5万円くらいでしょうか

Mは、まだまだ車の購入は出来ませんが、

Mの周りの友人が

Mの手助けをし、車を提供し、ガイドの仕事の手助けをしています。

Mの人柄でしょうか、国民性でしょうか

周りには親切な人が多いようです。

 

賃貸住宅は平均家賃が月、3000円くらい。

土間にベッドと台所があるくらいです。

シャワーは冷水で、山間部に行くと、まだまだ

川で洗濯、行水もしているとか。

 

かと思えば立派なホテルのような家もあります。

成功の象徴でしょうか。

有名ホテルの従業員のSの家でカレーをご馳走になりました。

キッチンは私の家のシンクの三倍くらいある立派なものでした。

トイレも清潔で、温水のシャワーも完備です。

数種類のカレーはどれも美味しくて毎日食べたいと思えるほどでした。

Sとは二度目でしたが、料理をしてくれた方とは初対面にもかかわらず

テーブルに並びきれないほどのおもてなしを受けました。

Sは自分の仕事に誇りを持ち、そのホテルにも尊敬の念を忘れず

そのまんまのホスピタリティで毎日ゲストに対応しているんだろうな

きっと素敵な滞在になるはず

一度はそのホテルに行ってみたい、そう思いました。

 

 

 

 

コロンボまでのわずか40キロの距離でしたが

渋滞のため二時間半もかかり

仕入の間二時間待ってくれ、

また帰りに二時間半かけて送ってくれたNi

粗い運転や罵詈雑言、クラクションが鳴る中、Niは

穏やかに運転し、道を譲り、適度に話をして

夕飯は友人のホテルを紹介してくれました。

Mが車が無いので、友人のNiはMと一緒に

1日付き合ってくれました。

 

 

Niのつながりで

日曜日にNiの友人Aが船を出してくれて

マングローブの湾からインド洋の浅瀬までの二時間

たっぷりクルージングを楽しみました。

ランチがスタートするまでの間、

そのまた友人のKのビーチサイドのゲストハウスで昼寝。

 

友人が友人を紹介し、そして輪が広がっていく。

フレンドリーで、もてなし上手で優しい人が多い

スリランカ人。

また優しい輪が広がりました。

 

そして、我が家のように何度も何度も

繰り返し訪れる人が絶えないのがわかります。

 

裕福じゃなくても、友達や親戚の厚い付き合いと、

素朴でも新鮮で安全な食材と

綺麗な空気、景色があれば

人は幸せなんだな、と

つくづく思い知らされた滞在でした。

 

隣の部屋の人と滅多に顔を合わせず、

便利でも冷たい都会に帰ってくると

なんだか一週間ほど気の抜けた感じがしていました。

 

あー

またマイルをためて

現実逃避(と仕入れ)に行くことを妄想しつつ

がんばろっと!!

 

木曜担当 ぶみー