この世界を覆う恋愛という存在の大きさを傍観している。 | ヨシオカハルカの話。

ヨシオカハルカの話。

actors team Re-birth
ヨシオカハルカのブログです。

V6/GLAY/ハロプロ/ヒプマイ/ドラァグ・レースのヲタク。

人に口は出さない、出させない。
私は入間銃兎の女。

なんとなくずっと思っていたことがある。

私の手持ちにはloveがない。

likeもある。favoriteもある。でもloveがない。

 

大好きな友人たちがいる。家族がいる。

二次元にも三次元にも推しがいる。

大事にしたいとか守りたいとか喜んでほしいとか

そんな感情はこれまで沢山抱いてきた。

でも恋愛感情は持ったことがない。

異性にも同性にも人間以外にも。

 

調べると「アセクシュアル」という方々がいるらしい。

 

アセクシュアルとは

他者に対して性的欲求・恋愛感情を抱かないセクシュアリティのこと(日本での表現)

 

色んなサイトに詳しく載っているので詳細は省きますが、気になった方は調べてみてください。

 

私が見たサイトには

アセクシュアルは「かわいそう」なことではありません。

恋愛感情・性的感情の有無と「人間らしさ」に何の関係もありません。

恋愛感情がないからといって「感情がない」「愛がない」ということにはなりません。

と書かれていて、え?あったりまえじゃん!!!!!と思いました。

 

こんな当たり前のことを説明しなければならないのか?

これを当たり前と思うことがもうマイノリティなのか?

混乱と衝撃。

 

なるほどね。そうなのか。

それが世間一般的なリアクションなのか。

「恋愛しない人生なんてつまらない」

と考える人たちがやはりマジョリティなのか。

 

薄々勘付いていたこの世界を覆う恋愛という存在の大きさに改めて圧倒されました。

 

私がアセクシュアルなのかはわからない。

マイノリティでもマジョリティでも構わない。

ただ、恋愛を否定することはしないから

恋愛を押し付けることもしないでほしい。

 

恋愛って凄いんでしょ?

聞くところによると魔法みたいなものらしいじゃないですか。

魔法にかかる人もいればかからない人もいる。

ただそれだけの話だと、そう思います。

 

さらにこういうこと言うと誤解されそうなんですけど

ついでに言うと「女」っていう性別にも満足してないんですよね。

別に「男」になりたいってことでもなくて、

とにかく私は生きる上で損をしたくないんです。

 

今までの経験上「女」での損ってちょっと多いんじゃない?

これバグじゃない?

と思うんです。

 

生涯でメイクと生理にかける時間とお金とか

洗濯物を隠して干す苦労とか

1階を避けて住むことによって上がる家賃とか

好きな服着てるだけで勝手に上がらされる審査ステージとか

下着の透けないインナー代とか

それをどんなに暑くても着ないといけないだとか

制服のスカートを翻して漕ぐ自転車とか

人気のない道で車が横を通るときの緊張感とか

カメラがある気がしてトイレの中を探す時間とか

旅行先で盗撮されたスカートの中の悔しさとか

混雑を装って肘で胸をつつかれる不快感とか

 

ジャングルだったら狩られる側なんですよね。

何でだろう?

シンプルに力が弱いから?

何で世界はこうなったんだろう?

不思議です。

 

かと言ってじゃあ「男」になりたいの?と聞かれると

それは違うんですよね。

だって「男」は「男」で損があるから。

 

恋愛をしないからどっちにもなりたくないしどっちにもなりたいんでしょうね。

たぶんどっちでもいいんですよね。

 

難しい話をしたいわけではなくて、

「女」で生きていることはもうしょうがないんだから「女」であることの損より得を増やしたいなという話です。

もちろん今でも得してるなと思うことはあるんですが

それでもやはり損の方が多いので、それを逆転させたいなと。

 

本音を言うと性別なんてなくなって、個人の能力で区別されて、性別にまつわる犯罪がすべて滅んでくれればもちろんそれが一番いいんですけど、さすがにこれは夢物語なので。

 

以上。

 

「女」として強かに生きよう。

そして得しよう。

 

という宣言でした。

 

この宣言に特に深い意味はないので変に動揺したり曲解したりしないでほしいなと思います。

ふーーん。なるほどね!くらいの軽い感想だけ持ってくれれば嬉しいです。

この記事のテーマを「日常」にしてるのもそういうことです。

色んな人がいていい。令和。