皆々様、こんばんは。こんにちは
うるしカブレラです


さて、ブログを再開しましたよ、Twitterにて発信したさいに読んでくれたかたから「合コンの話しが気になる」といただきました。
ですので、今回は過去のブログネタをさっそくひっぱりだして行きたいと思います。
以前mixiにて投稿したブログですので、読んだ方もいらっしゃるかもしれません。

私は、映画にしても本にしても一度読んだ・見たから二度目は無いというタイプではありません。
むしろ、何度も見る・読むタイプです。


しかしながら、以前の日記をそのまま載せるのは味気ないと思いますので、
添削も兼ねながら、イラストも交えて書き起こしてみようと思います。
これなら、前読んだ方も少しは楽しんでいただけるかもしれません。


それでは、遡りましょう♬
(*かなり長くなってしまいました。お暇があるときに読むことをオススメします。)

5年前のできごと
2012/08/26
タイトル

「恐怖でした」




金曜の事です。
先週から先輩に飲みの誘いをうけていたので、仕事を早めに切り上げてコンビニで待ち合わせることになりました。


前々から、先輩には「うるし、俺の模合(モアイ)仲間と飲みに行こうな!!」と言われてたので、(この飲み会に誘われているんだろうな)と推測していました。



コンビニの外で待っていると、シルバーの軽自動車に乗った先輩が到着しました。
「乗って!乗って!」と促され先輩の車に乗り込み、私はたずねました。


「そういえば、どこに行くんですか?」

先輩(以下、西城さん) 「いや、実はさ。俺の女友達と飲みに行くことになっていて、宜野湾まで行くからさ。」

「え??」
豊見城市から宜野湾市まで約15kmぐらいと、さほど遠くはないのだが先輩と飲むときは
決まっていつも近場の居酒屋でした。




「それがさ〜、うるしと約束する前から、ずっと誘われていたんだがどうしても1人捕まえきれなくてさ〜。うるしには悪いけどちょっと顔貸してくれないか。」

「そうなんですか笑 全然いいですよ~♪」


「あ、年齢はうるしと比べると10歳ぐらい上だけど、気兼ねしなイイ奴だからさ♪ 気にするな!!おごってやるから♪♪」


「ありがとうございまーす♪」



こうして先輩と二人宜野湾へ向かうことに。
話しによると、少し時間に遅れているそうで、相手は先に呑み始めているとのことでした。



国道330号沿いの居酒屋に到着し、先輩の後ろをついて行くと先輩と同年代ぐらいだろうか…
40代前後の女性が3人、飲みニケーションと言わんばかりに会話に夢中でした。



「おくれてごめーん!!」と声をかけ、その声に反応して女性3人は顔を向ける。

女性3人は声をそろえて「遅ーーーい!!!」とブーイング。

「ごめんって!!代わりにイケメン連れてきたから!!」とハードルをあげられ紹介していただく。

「すみません、遅れてしまい。初めましてー。お邪魔します。」はにかみながらも、愛想良くを心がける。
「いやー、若いー☆」「ねぇ、いくつ?」と質問が始まろうとしていたところ一人の女性が、気を使い


「自己紹介はとりあえず、置いといて酒!!飲もう!!」と自分の席を立ち
奥へと誘導してもらいました。
私は奥に座り次に西城さん、女性。むかいに女性が二人という席順でさっそくビールを頼みます。


一同「かんぱーい☆」


特に西城さんから女性の紹介も無く飲みの席が進んで行く。

どうやら、女性の1人と西城さんは仲が良い様子。
むかいの女性二人は、二人で話しが盛り上がっていて、時々一人と目が合う程度。
(これは、さっさと酔っ払ってしまったほうがいいようだ)と思いビールを流し込む。


しばらくして、フードを注文していないことに気づきメニューを西城さんに渡し、
私もご飯物に目を通す。


「ぐるくんの唐揚げ!!」
西城さんが頼もうとすると、女性からブーイングを受け西城さんはメニューをむかいの女性にあずけてしまった。

私はちゃっかりとチャーハンと餃子を注文しビールとの組み合わせを楽しむ。
それぞれがいくつか注文したおつまみで、胃を満たしつつ自己紹介へ。

うるし「初めまして〜うるしと言います。西城さんとは職場の先輩・後輩の関係です。」と、
あっさりとした自己紹介を終えた後、西城さんもむかいの女性に自己紹介を始めた。


(…え?? 自分だけならまだしも、なぜ先輩も??友達じゃないの??)

と、疑問を抱いていると次は女性側の自己紹介が始まる。

(何かがおかしい)そう思いながら、ビール飲み考えてまとめ整理しようと試みました。
グビッと飲み干し、もう一杯。
もう一杯。



どうでもよくなりました。



むかいの通路側に座っている方が妹子さん(仮名)
その隣に聖子さん(仮名)、西城さんの右側に座っている方が幸子さん(仮名)



お酒も進み、そろそろ飲み放題も折り返し地点というところで3人の名前を知りましたが、正直どうでもよくなっていました。
居酒屋の雰囲気もワイワイガヤガヤと騒がしくなり西城さんの隣にいる幸子さんの話は何も聞こえません。

適当に相づちをうち、ワンテンポ遅れて笑ってビールを流し込む。
「酔った者勝ちだ」そんな気持ちでビールを飲んでいると





さっきから妹子さんと目が合うことにようやく気づく。

偶然だろう。と気にせずビールを飲んでいると
「ケータイの番号教えてよー♪」と聖子さんを押しのけるように話しかけてきました。

酔いちくれの私は「いいですよ〜」と深く考えもせず承諾しました。
しかし、お互いの座っている位置から番号の交換は、面倒でしたので「後で」と口約束だけしていました。

その会話をかわきりに、最初の質問を思い出したのか次々と質問が飛んできたました。

「何歳? 血液型は? 何座?」
「好きなタイプはー??」
「へー♪ 永作ちゃんなんだー♪」


少し戸惑いながらも、店内の騒音で聞き取りにくいため(面倒だなー)と感じていたそのとき
幸子さんから「ねぇ、こいつ(西城)酔っぱらってる??」と、訪ねてきたので、

西城さんの酔いちくれ度合いを知っていた私は
「まだ大丈夫ですよ♪ 酔っぱらったら踊りますから(笑)」と伝えると

「え!?見たい!!」と女性3人とも意見が一致したのでカラオケに流れることに…



私は(カラオケなら適当に歌って、適当なリズムをとり、愛の手を入れておけば時間はあっという間だ。)
と思ってました。





しかし、私は間違えていました。




部屋へ案内され、私は電話の取りやすい入口近くに座りみんなの注文を取る係をかって出ました。
なぜならカラオケで歌うことがあまり得意ではありません。歌う人やその年代を気にしたり、場の雰囲気を気にしたり、曲の選曲が被らないように気にしたりと
友人たち以外と行くとすごく気を使ってしまい疲れてしまうからです。
そんな考えすぎな私は、まだみんなのグラス状況を見て飲み物や食べ物を気にしている方が気持ちが楽でした。


最初の注文のドリンクが皆の前に運ばれ、改めて乾杯をする。


気がつくと妹子さんが隣に座っていました。
「ほんとに、番号教えてくれるんですか??」すごく甘えた口調でした。


(あれ?こんな感じの人だっけ)と疑問に思いましたが、ビールは判断力をそぎ落とします。

それに、一件目の居酒屋での口約束もありました。

「あ~いいですよ~」と、安易に教えて2曲ほど歌いました。


各自好きな曲を歌い、西城さんはすっかり出来上がっていてデンモクが読めないようでしたので私が何曲か西城さんの十八番を選曲。
西城さん、成りきっていました。佐野元春さんに。
声もどことなく似ていて、気持ちよく歌うので見ていても楽しい。


そして妹子さんが歌う番
「少女時代のメドレー」

ばっと立ち上がる妹子さん。


と、同時に画面に流れるテロップ

「この曲は、キャンセルされました。」


むかい側をみると幸子さんが、デンモクを画面に向けていました。



妹子と幸子がもめ始める…


(なんという空気になってしまったのだ。最悪だ。少女時代のメドレーは確かに自分も「うわっ」と思ったが、これはどうしたものか)
酔っ払った頭で考えながら状況を見ていると、聖子さんは何食わぬ顔でケータイをさわっている。

(え?これは聖子さんにとっては普通の状況なのか?)と不思議に思っていると

「ねぇひどくない!! 歌ってもないのにすぐ消された!!」と、私の腕にぎゅっと絡みついてきた。


「まぁまぁ、また歌えばいいじゃないっすか(笑)」と、くっついてる腕をひっぺがしデンモクを渡す。


妹子さん改めて入れた曲は「宇多田ヒカル/Can you keep a secret.」
そして妹子は、狩人へ。

「近づきたいよ~♪(チラッ)君の理想に~♪(ガン見)」

私は妹子を見るのをやめ、画面から視線を外さない決意を固める。

「大人しくなれない~♪」

「きゃんゆ きーぷあ しーくれ~っ♪」抱きついてくる妹子。


……


「す、すんません。と、トイレ行ってきます」

あまりにもぐいぐいと寄ってくる妹子に当時の私は動揺し、トイレに避難。

気持ちを落ち着け、心に問いかける。
(なぜヤツは、こんなにまでやる気なんだ…)

酔った頭で記憶を遡り、最初の疑問点へ
(女友達と飲むと言っていたのに、なぜ西城さんは他二人(妹子と聖子)の名前を知らないんだ…)
(そういえば、自己紹介していたではないか!!ということは、、、)
(これは…、、これは…、、西城さんのために開かれた合コンだったのでは!!????)


と、一つの仮説にたどり着くと同時に知らない番号から着信。



ブー…

ブー…

ブー…



(誰やろ、、、え?もしかして妹子か!?)


取らずに部屋へ戻ると、案の定 妹子がケータイを耳に当てていました。

(まじか、、、)

部屋に戻ってきた自分を見つけると「遅いよー、もー、寂しかったー。」腕に巻き付いてくる。


「すみません。」巻き付く腕をひっぺはがし席につく。

誰も歌っていない…
そして曲も入っていない。

妹子は見つめてくる…


苦しい、苦しいです。この空気。
西城さんを見ると、幸子さんと楽しそうに会話を弾ませている。


妹子は見つめてくる。



う、う、、歌おう!!


デンモクを手に取り、西城さんの曲と自分の曲を入れる。
気持ちを切り替えたかったが、気持ちが表にでる選曲になってしまった。


「聞いて〜、欲しい〜」
「僕は今、行くのさ~」
「イメージの向こう側へ~ 飛び立つのさ!!」
福山雅治「虹」

ここで、私は心の余裕を少し取り戻すことに成功した。
が、妹子は気持ちはさらなる高見へ昇ってしまった。


上目遣いで「、、、しよう」と、言ってきたのである。

何を言っているのか聞き取れず
「え??なんですか??」と、聞き返し耳を傾けるが何も言わない。


ただただ、見つめてくる。


「え?いや、何て言ったんですか?」


答えない。
目をそらさない。



異様な空気に怖じ気づき
(西城さん!!助けて…)と、視線をむけると幸子さんとすごく楽しそうに会話が弾んでいる。

聖子は置いてけぼりで、携帯をいじっている。


すると、妹子が今度ははっきりと言ってきた。

「ちゅーしよう」














顔をひきつらせながら、「しません!!!!」と、強く言うと


「え??なんで~」
と、甘えた声ですがり寄ってくる妹子40代



「いやいやいや、なんでじゃないですよ、しませんよ!!」と、断ると



「私の事、嫌いになったの~??」と言う始末。



(めぇんどくせぇえ)(なんでもう彼女面はしているんだ!!)
(果てしなくめんどくさい!!!)

(イライラする!!)



だが、西城さんから顔を貸してくれとお願いされてきた身、
場をしらけさせては西城さんに申し訳ない。
それに場を設けてくれた幸子さんにも申し訳ない。
そもそも、合コンのつもりで私は参加していなかったが
私以外の皆は合コンのつもりだったかもしれないのだ。


落ち着け…




落ちつ…

ぶちゅっ、、

左手から生暖かい感触が伝わってきました。
左手と妹子の頭が合体していました。


そう見えました。


正確には左手にキスをしていました。


見つめる

ぶちゅ


見つめる


ぶちゅ


見つめる

アイシテルト イッテ


イマココデ キスシテ





妹子と元カノが、重なる

やばい!!
こわい!!!



こわい!!!

こわい!!!!!




ぎぃいやああああああああああああああ


頭は大パニック、今すぐこの場から離れたい。


「はぁ…はぁ… す、すみません、トイレに…」

「あたしも行く~♪」
(やめてください。来ないでください。どうしよう。どうしよう。どうしよう。)
と頭がパニックに陥っていると、今まで静寂を守ってきた女性から救いの一声。
「あ、私も」
聖子さん!!!!! あなたは天使か!!聖なる母か!!マリア様!!!
私はすぐ様答えました。
「みんなで行きましょう!!」

「えーなんでよー。」

「私はついでに幸子さんを探しに行こうと思って…」


気づいたら幸子さんがいなくなってました…


西城さんはすっかりお酒がまわり、ソファーで横になりおやすみになられておりました。
大変恐縮ではございますが、
むかつきました。


3人でトイレへむかいました。さすがに男子便所まで妹子が入ってくることはありませんでした。
そして私は決心しました。


(逃げよう!!!!)



そう決心した私の行動は無駄を省いた実に効率の良い動きでした。
財布やバッグは諦め、カラオケ店の外へ。
外の空気を吸いながら天を仰ぐ。






(しまった。ここは、宜野湾だった。)




財布を諦めたことがここへ来て裏目へと出てしまいました。

西城さんの車で一緒に来たこと。すっかり忘れていました。
(どうする)

財布を取りに戻るには、リスクが大きすぎる。




15km以上はある道のりを歩いて帰るか。

タクシーにとりあえず乗って、家の誰かにお金を借りるか。



そんな思案を重ねながら一筋の光を見いだしたのです。

友だちのKOMEでした。

彼は仕事上のシフトの関係上、夜も遅い時間から職場のある「うるま市」から「那覇」へ帰ることがありました。

彼ならタイミングが合えば仕事から帰るついでに拾って貰えるかもしれない…

すがる思いでKOMEに電話をかける。


ぷるるるるる
(頼む〜、頼む〜)


「もしもし~、どーした??」と、言う耳慣れた声に正直少し泣きそうになりながら
状況を説明する。

「いいよ☆」と何のためらいもなく、一つ返事でOKをもらい彼はメシアだと思いました。
仕事は休みで家にいる(那覇)と言うのにわざわざ来てくれる
私にはもったいない友だちを持ちました。


ありがとう
ありがとう


お礼を言い電話を終えると、待ち合わせ場所の近くのコンビニへ避難。


入ってくるお客にびくびくと怯えながら、ひっきりなしにかかってくる妹子の電話を無視し
KOMEが来てくれるのをじっと待つこと30分。
那覇から駆け付けてくれたKOMEの車に飛び乗り、家まで帰ってきました…



そして、西城さんに先に帰ってしまった事を謝ろうと電話をすると、

女性の声で「もしもし、うるしちゃん♬」としゃべってくる。
え?この声は妹子??
なぜ、、


改めて通話先を見てみるも、西城さんの電話番号で間違いない。
のに、なんどかけても妹子がとる…



恐怖にかられた私は、携帯の電源を切り布団に潜り込みそのまま眠りにつきました。





夢に妹子が出てきました。


「ねえ見て♪」と、私と妹子がデートしている合成写真を見せられ、
「ディスプレイもね、うるしにしたんだよ♪」と、いつ取られたかわからない写真を見せられ
「なんでちゅーしてくれないの」
「ちゅーしよう」

「ねぇ、なんで?」


「ナンデ アイシテル ト イッテクレナイノ」


「ナンデ」「ナンデ」「ナンデ」



5時半でした


久しぶりに、夢でうなされました…





携帯の電源を入れると一件の着信が表示されていました。

妹子でした。