先日母から聞かされたアポなし訪問業者に屋瓦の破損を
指摘された話の後日談。
その時は端折られていたのだが
最初は一人でやってきた業者がそれを指摘し
母が話に耳をかけ向けてきたことで脈ありと見たのか
屋根に上がって状況確認をする約束を取り付けた。
ただその時点では手の空いている作業員がいないとのことで
後日再訪するという話だったのだが確保できたとのことで
その日のうち数時間後には再来訪したのだという。
そして素人の母が見ても無理やりとしか思えない手際で
その破損したという瓦を外して見せるも遠くてわからず
撮ってきたという画像を大きな画面で見せたいからと
テレビを使いたいから家の中へ入れてくれと言ってきたそう。
急遽の訪問で乱雑な室内を見せるのは躊躇し
さすがにそれは断ると持参したタブレットで見せたそうな。
根拠のほどはわからないがその画僧は確かにうちの
屋根瓦と判断した母はすでに修理する気満々に。
最初に提示された額では悩むところだったそうだが
それを読み取った業者がやり方次第でこのくらいまで
下げられると次に提示された額なら支払い可能と
その場で工事を依頼してしまったのだという。
いやそれどっかの通販会社の常套手段じゃん。
でもそれを鵜呑みにして注文しちゃったことあったな。
しかもこれが初回ではなく
同じような流れで依頼するもその後音沙汰なしというのを
すでに何度もやっているのだという。
今回は依頼してからまだ二週間足らずらしいので
資材の準備やら人員確保等に時間がかかってるとも考えられ
本物か詐欺か判断に迷うところではあるが・・・。
だが私からすればあやしい部分が満載で
まず可能性を指摘するのではなく
きっぱり破損を言い当て迷わずその場所へ一直線に
たどり着たのが変なのだ。
だってその１枚だけが欠ける事象なんてそうそう起こることじゃ
ないので本職の人ならその周囲だって注意して見ていくはず。
それに画像を見せられ修理が必須と思わせるような破損なら
遠めでも母だって多少の違和感は感じただろし
私は立ち会ってないから状況はわからないが
その撮影した画像が瓦を外す前か後かで違ってくる。
撮影時に破損さたものを撮って見せた可能性があるからだ。
まず上がる前に望遠とか使って撮ったものを見せるべきでは？
画像データをコピーしてもらうという考えまでには至れず
私は見てないのでなんとも言えないのだが
雨漏りの心配をするほどの破損状態だったのか
早く修理しなきゃという思いに囚われてしまったのだろう
支払い可能な額だったこともありその場で修理を決断し
依頼してしまったと。
そうやって騙される人がいるから被害が減らないんだろうな。
その話を聞いて私は強く詐欺を訴えたが
その時点での母の反応はいまいちだったけど
先日なにかのテレビ番組でまさしく同じ手口の詐欺をとり上げ
注意喚起していたのを見たそうで
それでようやくあれが詐欺だったのだと自覚したそうだ。
だから詐欺だって言ったじゃん。
しかも実在する会社名を使用しての犯行というのが質が悪い。
あのまま話が進んでたらどうなったことやら。
未払いのままで済んだのがせめてもの救いだろう。
しかし今回は瓦の破損という被害が出てるので
手痛い勉強代を支払ったことにはなるが・・・。
その上先日想定外の来訪者がきたそうで
それが一年半ほど前に三輪車入手で躍起になっていた時
声をかけた不用品回収業者の人で
出てきたからとわざわざ届けに来たのだと。
当人はすでに入手してしまったことですっかり忘れてて
おそらく見つかったら連絡をくれるよう電話番号を教えたの
だろうが向こうの連絡先は聞かなかったので
断りの連絡を入れてなかったため起きたニアミス。
だがさすがに日時が経ちすぎているのだから
まずまだ探しているかを確認してから来るべきでは？
それに声をかけたのがどこでだったか知らんが
母の話しぶりだと自宅を教えた覚えはなさそう。
そこがはっきりしないのがなんか気持ち悪さを覚える。
だが２台もいらないので断ればいいのに
わざわざ来てくれたのだからと
引き取り手に心当たりがあったこともあり
言い値のまま買い取ってしまったのだと言うではないか。
提示されたのは３千円だったそうだが
車体自体はカバーがかかってたとかできれいなものの
鍵なしカゴなしパンクしてる等々
修理代のほうが高くつくであろう状態。
なのでその心当たりの人を読んで見せるも案の定難色を示し
しかもまだその持ち込んだ業者がいる状況でのことで
いたたまれなくなった母が無料で押し付けたのだと。
お人よしにもほどがあるですよ。
まず初対面に対して疑いを持ってくれ。
話を聞いてもその場で自己判断せずいったん保留にして
周りに相談するなりとかしてくれ。
世知辛い世の中になってしまったが
もうちょっと警戒心を強く持ってほしいものだ。