ブログ運用やSNS運用で知っておきたい、著作権違反にならない、正しい引用の方法

他人の文章や写真などを、無断で転載することは、著作権法違反

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営業とSNSネット集客をサポートする個人事業・起業・副業専門ビジネス心理コンサルタント漆沢英一です。

他人の文章や写真などを、無断で転載することは、著作権法違反

貴方のプロフィール写真やオリジナルな文章を、勝手にコピーして使用されていることはありませんか？

ブログやホームページなどで、他人の文章や写真などを、無断で転載することは、著作権法違反となります。

著作権上違法な実例

署名人の写真や、漫画などを許諾なくブログにのせる。
許諾なく他人のブログ記事をコピーして張り付ける。
正しい引用方法を施さず、盗用する。
YouTubeにテレビ映像を許諾なく投稿する
商用利用の場所(イベントなど）で、許諾なくCDなどの音楽をBGMとしてながす。
許諾のない画像やイラストの加工・トレース・コラージュなど。

～ここから引用～

著作権侵害は犯罪であり、被害者である著作権者が告訴することで侵害者を処罰することができます（親告罪）。著作権、出版権、著作隣接権の侵害は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金、著作者人格権、実演家人格権の侵害などは、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金などが定めれれています。

また、法人などが著作権等（著作者人格権を除く）を侵害した場合は、3億円以下の罰金となります。

さらに、平成24年10月の著作権法改正により、私的使用目的であっても、無断でアップロードされていることを知っていて、かつダウンロードする著作物等が有償で提供・提示されていることを知っていた場合、そのサイトから自動公衆送信でデジタル録音・録画を行うと、２年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金が科せられることになりました。

なお、「懲役刑」と「罰金刑」は併科することができます。

公益社団法人著作権情報センター様のサイトより

～ここまで引用～

引用と転載と抜粋のちがい

引用は著作権上、、「引用の目的上正当な範囲」であれば著作権者の承認を得ないで使用することも可能ですが、転載や抜粋は著作権者の許諾が必要です。

引用

人の言葉や文章を、自分の話や文の中に引いて用いること。

転載

既刊の印刷物の文章などを写し取って、そのまま他の刊行物に載せること。

写真などは、転載にあたります。

よく写真をお借りしましたと書いて、他人の写真を勝手にブログやTwiiterなどのSNSに貼っている人がいますが、それは著作権法違反です。

抜粋

書物や作品からすぐれた部分や必要な部分を抜き出すこと。

著作権の保護期間

著作権の保護期間は、日本では、著作者の死後50年までですが、アメリカでは死後70年、メキシコでは死後100年と、国によりまちまちです。

ブログやホームページでの正しい引用の方法

自分の文章が主で、引用が従の関係
自分の文章を表現する上で必要不可欠
引用部分とその他の部分が明確である
引用元が明示されている

ブログやホームページでの具体的な引用方法

引用の始まりと終わりを明文化する
～ここから引用～　　～ここまで引用～
長めの文章を引用するときには、<blockquote> </blockquote>で囲む
短い文は　<q> </q>で囲む
引用元を　<cite> </cite>で囲み表示する。できればリンクも張る

著作者の権利を守ることは、文化を守ること

さまざまな縛りのある著作権ですが、著作者の権利を守ることは、文化を守ることでもあります。

引用ルールを守ることで、表現方法も増え、伝えたいことも伝えやすくなります。

ブブログ運用やSNS運用で知っておきたい、著作権違反にならない、正しい引用の方法。

きちんと理解して運用を行っていくことをお勧めします。

コンプライアンス違反は、今時NGですよね。