仲政丸 和歌山美浜 落とし込み (2022/9/4) カンパチ爆釣!当たり年確定か!? | T.Tの釣行記録

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趣味の釣りのブログです.主に船釣りの釣行記録を載せています.

落とし込み釣りで,仲政丸さんにお世話になりました.当日の潮,船長のポイント判断の全てが良い方向に働き,船中カンパチが爆釣でした.これからも楽しみです.

 

釣行日: 2022年9月4日(旧暦8月9日,月齢7.8)
潮汐: 小潮(1日目)
風向: ほぼ無風
釣座: 左後方

 

船宿: 和歌山県 美浜 仲政丸
https://minnaga.com/nakamasamaru/

ロッド1: 剛樹 遠征五目竿(2.1m,ライン負荷 3-12号,ウェイト負荷 50-100号) SJLTD210SR

リール1: シマノ 20ビーストマスター 1000EJ,PE 4号 300m,リーダー:フロロ14号3m PRノット

 

ロッド2: OGK(大阪漁具) パワーウルフ PW22H

リール2: シマノ 18フォースマスター 600,PE 4号 150m,リーダー:フロロ14号3m PRノット
 

仕掛け: 船頭仕掛け ※途中で傷んだエダスを自作エダスに交換(5回)
クッションゴム: 2.5mm 50cm

オモリ: 六角オモリ30号(持参したオモリは30,40,50,60号を3個ずつ)

竿受け: スーパーラーク(持参)


釣果: ロクマルカンパチ 1匹,シオ(小さいカンパチ) 15匹 (他にカマス,アジなど)



※ 2枚目の写真は仲政丸ホームページより


★アングラーの皆さま.安全な釣行をお心掛けください.自宅から船着場まではダイレクトに移動.必要最小限の立ち寄りのみで.皆様のご健康を願っています.★

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落とし込み釣りで,仲政丸さんにお世話になりました.お盆明けからず〜っとカンパチ(主にシオですが)がよく釣れています.釣れない日もありますが,半分ぐらいの日はトップ2桁釣果です..釣行日の2日前(金曜日)と前日(土曜日)もカンパチ・シオがたくさん釣れていました.台風11号が通り過ぎるまで釣りを自粛するつもりでしたが,ノロノロ台風で石垣島付近に停滞していることから,日曜日に行くことにしました.思い立った朝,時計を見ずに船長に電話したら午前6時40分と失礼な時刻でした(すみません!).釣行前日に自宅を出発し,港で仮眠します.翌朝,目が覚めると,日曜日ということもあって,多くの車が来ていました.乗船客数は9人でした.予約順に船長から名前を呼ばれ,左後ろが空いているとのことで,左トモに座りました.正面に,千代丸,供進丸の灯りが見えます.どの船宿さんも盛況でした.定刻通り5時に出港します.いったいどうなりますことやら..


 

5時20分,ポイントに到着しました.オモリは30号が指定されました.軽い! これはお祭りに気を付けなければ..第一投目はベイトが付かず,第二投目も..船長が何度も船を立て直してくださいますが,なかなか厳しいです.前回(8/25)とは状況が違いました.周りの美浜港の船も同じ状況のようです..6時5分,船長が見切りを付けて移動します.そして到着したのは,見慣れた関電沖の人工魚礁でした(6:25).

 

このポイントではベイトは直ぐに掛かりました.小アジです.シオがポツポツと上がり出しました.船長が常連さんの方々に釣れた棚を確認しておられました.そして,「○○mから○○mにして!」と船長指示が.合わせて待っていると,自分も釣れ出しました.ここから入れ掛かり状態になります.1匹目は船長がタモ入れをして下さいましたが,サイズが小さかったことから2匹目以降は抜き上げました.ちょっと大きい(50cm?)と思われるのはセルフでタモ入れ(3回ぐらい).いい調子に釣れ続きますがシオ(小さいカンパチ)ばかりです.6時45分の段階で,シオ8匹の釣果になっていました.

 

オモリが軽いので,左舷で5回以上のお祭り.トモの自分は,できるだけ竿を船尾側に振るようにしていました.かといって,船の真後ろから出すと,今度は背中の右舷側とお祭りするので,気持ち斜め後ろ方向になるようにしていました(右トモの方々とはお祭り無しでした).

 

何はともあれ,当たりは止まることなく,入れ掛かりに近い状態で釣れ続けました.ベイトだけをうまく持って行かれることも多数.舞い込んですっぽ抜けることも..大忙しで,いちいち気にしていられません.7時30分になり,船長がトモから2番目のOさんに「2桁いった?」と数を確認しておられます.自分のを数えてみると14匹になっています.クーラーボックスが半分埋まっていました(下の写真).魚の熱で氷が溶ける速度が想像以上に速かったです.「まだ8時前なのに・・やばい.」 クーラーボックスをキッチリとロックして,極力開閉しないようにします.※下船まで全部の氷が溶け切ることはなく,何とか大丈夫でした.下船後,船長から追い氷を戴きました.

 

これ以降,船中釣れるペースがダウン.8時30分には完全に止まりました.常連さんに「止まった?」と確認をする船長.そして,8時55分になって,船長が見切りを付けてポイント移動します.朝一のポイントに戻ってやってみるも反応が無かったので,大移動することに..煙樹ヶ浜を通過して日ノ御碕方面に移動しているようです.

 

ここでやっと朝食を取ります.前回もそうでしたが,落とし込み釣りは忙しすぎて,食べることを忘れます.今回も,右となりの方がモグモグと食事をしているのを見て,「あっ!」と気が付いて自分も食べました..大移動は丁度良い小休止になりました..

 

大移動のあと到着したポイントには見たことのある風景が広がっていました.BunBun提供の釣り番組で,川ちゃんと田中さんがヒラスズキを狙っていた地磯の沖でした.まさか,あの場所の沖に来られるとは,.他の方はポツポツとメジロ,ハマチ,シオを掛けておられましたが自分はダメでした.魚礁を転々と5~6箇所は廻ったでしょうか..大型カンパチを釣らせようという船長のオーラが凄かったです.気合十分で,1回のストロークの短いこと短いこと! 1流し2分,いや,1分だったかも..ソナーを見ながら小刻みに何度も船を立て直してくださいました.徐々に西に移動してきています.気がつくと,紀伊日ノ御碕灯台が見える場所にまで来ていました.

 

10時20分のポイント,船長からのアナウンスは「水深○○メートル,反応は20メートルから下.ベイトはイワシです.」 「えっ? イワシ?」と喜ぶ自分.「イワシ=最強のベイト」の公式を思い出します.期待大です.落とし込んでいくと,中層で直ぐにイワシが付きました.そのまま落とし込んで行き,一旦着底させます.そして同時に根掛かり〜.「しまった~!」 竿を大きく上げていると根掛かりではなくグーっと魚の反応に変化.念のため巻いてみると下に走りました.「船長!ヒット!」と伝えます.隣のお客さんも仕掛けを上げて下さいました.感謝です.電動で巻き始めると,10メーター巻いて10メーター出される状態の繰り返しに.船べりから海中をのぞき込んでみると,銀色の魚体がゆっくり回りながら,真下から上がってきています.お祭りの心配はなさそうでした.そして,格闘の末に水面に現れたのはロクマルカンパチでした.「やった~」と思わず叫んでしまいました(反省).「すくってあげて」と船長.Oさんがタモ入れをしてくださり,ロクマルカンパチゲットとなりました.

 

とりあえず,一回お休みして,写真撮影と血抜きです.その次の流しから投入再開.このイワシポイントはいい感じです.ベイトがよく泳いでくれましたがなかなか食い込まず,そして回収の合図が..残念..しかし,回収で巻いていると,それを喰ってきました.「船長!ヒットです.でも,小さいです・・」とお伝えします.水面に上がってきたのは,ハマチでした.そのまま仕掛けを左右に振ってリリースしました.10時50分になり,イワシポイントを離れます.港に戻りながら,更に2箇所の魚礁を廻って下さり,11時15分,納竿となりました.それにしても運が良すぎました.たまにはこんな日もないと,ですね.船長,ありがとうございました.


★良かったこと:

・ロクマルカンパチが釣れました.人生初のロクマルカンパチでした.

・シオが15匹釣れました.1時間半の入れ掛かり劇場でした.

・オモリのロストはありませんでした.

★反省点:

・入れ掛かりのため動作が雑になりがちでした.何度もバレました.主に早合わせや竿の雑な動きが原因でした.反省して落ち着きを取り戻すと再び釣れるようになりました.

 

写真集

 

ロクマルカンパチのサイズは62cmでした.