畑中丸 加太の高仕掛けの真鯛釣り (2022/2/24) コマサキのロクマル | T.Tの釣行記録

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加太の高仕掛けの鯛釣りで畑中丸にお世話になりました.寒波と強風で1ヵ月ぶりの加太でした.終始下行きの潮で,コイヅキはアジ祭り状態.後半,コマサキに移動してからも,しばらくはアジ祭りでしたが,それが止んでからのプチ時合いで,真鯛3匹が釣れました.うち1匹はロクマル(68cm,3.9kg)でした!

釣行日: 2022年2月24日(旧暦1月24日,月齢22.9)
潮汐: 小潮(1日目)
風向: 北西 5m/s

釣座: 左前方

船宿: 和歌山県 加太港 畑中丸
http://www.tsurisoku.com/hatanakamaru/

ロッド1: ダイワ 20極鋭 コンセプトゲーム L M-195AGS (73M調子のライトゲームロッド)
リール1: シマノ 18オシアコンクエストCT 200PG, PE 2号 200m

ロッド2: ダイワ 19紅牙MX エアポータブル N70XXHB-METAL AP (82M調子 2.13mの200gシンカー対応のタイラバロッド)
リール2: シマノ 18オシアコンクエストCT 300PG, PE 2号 300m

仕掛け: 自作高仕掛け: 7本針
幹糸: DUEL BIGフロロカーボン 4号
針: 船頭針,ダイワ D-MAX グレ SS MULTI 7号,ダイワ D-MAX グレ ケイムラピンク MULTI 8号
ハリス: シーガー グランドマックスFX 3号

釣果: 鯛 3,アジ 18,サバ 1


★アングラーの皆さま.安全な釣行をお心掛けください.自宅から船着場まではダイレクトに移動.必要最小限の立ち寄りのみで.皆様のご健康を願っています.★

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5時50分集合.5m/s程度と風は強めですが,スパンカーが風を受けて船の向きが安定するので,船が流れる向きは予測しやすいです.前半は後ろ流れ,後半は左流れとなるはずです.乗船客数は3名.1番予約の方は左トモへ.自分は左前に座りました.一体どうなりますことやら...

 

6時10分に出船し,6時40分にコイヅキに到着しました.コイヅキは友ヶ島の西端です.オコセよりは近いものの移動時間30分でした.今日は多めの20船ぐらいが来ていました.船長の合図で釣り開始です.しかし,港からコイヅキまでの長い移動で仕掛けが絡んでいました.すぐに投入ができず..早速トモではアジが上がっています.「アジだったら短くてもいいか・・・」 下から4本目のエダスまでを解いたあと,上3本は諦めました.咄嗟の判断で4本目のエダスの上で幹糸を切って4本針仕掛けにしました.ようやく投入です.

 

第1投目.底でアジが付きました.上げます.続いて2投目も直ぐにアジが掛かります.ゆっくりと巻いて真鯛の追い食いを期待しますが,アジの3連でした.仕掛けが短いので手返しはいいです.3回流した後,7時10分,船長判断で少し深場に移動します.しかし,その次もアジの2連掛けでした.「予想以上やね」と船長.これほどまでにアジの活性が高いとは...

 

しばらくして,船長が真鯛1匹を上げます.「黒の毛糸!下から3番目!」とのこと.毛糸のギジエを一つ混ぜてみました.鯛は底の方なので4本仕掛けのままで続けます.またしばらくして,左トモで4番カラーのナイロンで60が上がりました.やはり鯛がいるのは底のようです..しかし,依然,ミヨシではアジばかりです.黒の毛糸に真っ先にヒットするのはお馴染みさん(アジ)ばかりでした.黒毛糸を付けていると,その針にお馴染みさん1匹だけが掛かって鯛が掛からない状態が3連続! 3匹目が丸呑みしていたのでエダスから切ります.ここで,毛糸のギジエを使うのをやめました.時刻は8時ちょうどです.大きく,コマサキに移動します.このタイミングで,仕掛けを交換することにします.予備の7本針仕掛けを準備しました.使用中の4本針仕掛けは,ヨレヨレになっていました.通算で何匹ものアジが回って上がって来たことが原因です..

コイヅキの船団をあとにして早々にコマサキに移動

 

8時15分,コマサキに到着しました.しかし,移動先のコマサキでも,アジ祭りが継続中でした.その中,左トモで,真鯛が1匹上がります.1番ナイロンとのこと.この日は,毛糸,1番ナイロン,4番ナイロンのどれでも釣れ,ヒットカラーのギジエは定まっていないようでした.「やはり,今日はトモの日か・・・」

 

ギジエを全4番にしたり,1番4番の交互に戻したりと試行錯誤を続けるも,時間だけが過ぎていきます.既に時刻は9時45分です.アジの活性は収まっていましたが,ここまで,ノー真鯛です.船長合図で仕掛けを回収します.船の移動中,船長席の魚探を確認すると,点々と真鯛の影が映っていました.期待大です.気分転換で,串本仕様の硬いXXHのタイラバロッドに持ち替えました.

全員に魚が流れるようにロッドを左に振っています

 

9時50分の流しです.終盤の終盤になって,ようやく,「仕掛けが絡むと釣れるジンクス」が発動しました! 左手に友ヶ島(沖ノ島)の西端,正面に淡路島の南端(正確には淡路島の南東角)を見ながら投入します.すると,クーと引いて1回だけゴンと叩きました.しっかりと針掛かりした頃合いを見て,ゆっくりと巻いてきます.しかし,叩くことなく,ただ重たいだけです.「えっ?サバ?」  お祭り回避でゴリゴリ巻くことに.「すみません.サバです」と言いながら,仕掛けが絡むかもサインを背中側のお客さんに伝えます.無事にサルカンが来て,長い仕掛けを手繰っていきます.海面に姿を現したのは,大きな真鯛でした.真横になってプカっと浮いています.真鯛に比してタモが小さく,うまくすくえません.思わず,「船長!」と叫んでしまいました.今日初めてのヘルプ.下から2番目のエダスの1番ナイロンに掛かっていました.70近いサイズです.「これはいい・・・」

 

船の移動中,再び船長席に行き,「さっき,魚探に映ってましたね」と言うと,「移動中,ずーっと映ってたから,大きく戻りすぎたもんね」と船長.笑顔でした.船長,さすがです! 狙って釣れた1匹で良かったです.10時6分,再び同じポイントからの流しです.底の方を狙っていると,元気のいい鯛が喰ってきました.ガンガン叩いていますが,しばらくすると3段引きに変化.一番上の針に掛かっていました.セルフでタモ入れ.40サイズでした.

 

10時25分の流し.底の方でクーと竿が重たくなります.巻きを緩めて待っていると,針掛かりしました.巻きながら船長に手で合図を送ると・・誰かと電話中でした.再びセルフでタモ入れ.40サイズを追加です.これで3匹になりました.プチ時合いでした.しかし,次の10時40分の流しから,徐々に船の動きが止まってきます.リールを巻く速度を変えたりと色々試して見ましたが,魚信はなく,10時55分,潮が止まって納竿となりました.

 

朝,曇り空でスタートしましたが,港に帰る頃にはすっかり青空になっていました.翌日から大きく気温が上昇するようです.

Photo Data: Canon PowerShot G10

 

★良かったこと:
・68cm,3.91kgの真鯛が釣れ,加太真鯛の自己記録を更新しました.

・久しぶりでしたが,何とか冬場の対応ができたような気がします.

★反省点:
・大きい鯛のタモ入れに苦戦してしまいました.


2022年2月24日 加太 友ヶ島周辺 9日の潮時

 

写真集

 

1匹目のサイズは68cmでした.船長に重量を量ってもらったところ3.91kgでした.加太真鯛の自己記録を更新しました.コマサキのロクマルに感謝です.