タイガーフィッシング奏丸 タイラバ&アカイカ泳がせ&イカメタル (2021/12/18) 1日目 | T.Tの釣行記録

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趣味の釣りのブログです.主に船釣りの釣行記録を載せています.

今シーズン初めての串本冬イカメタルに行きました.ドテラ流しのタイラバでは何とか1匹が,アカイカ泳がせ釣りでは50真鯛や70メジロが釣れました.そして最後は底狙いで寒ヒラメ・・ではなく大きなサメが釣れました.

釣行日: 2021年12月18日(旧暦11月15日,月齢13.8)
潮汐: 大潮の前の中潮(2日目) ※大潮の前日
風向: 北西 約6m/s → 4m/s
釣座: 右胴

船宿: 和歌山県串本町大島 タイガーフィッシング奏丸
http://tiger.the-maguro.com/
https://www.facebook.com/Tiger-Fishing-%E5%A5%8F%E4%B8%B8-128105454698995/

タックル1 ドテラ流しのタイラバ
ロッド: ダイワ 20極鋭 コンセプトゲーム L M-195AGS
リール: ダイワ ライトゲーム ICV 150H, PE 0.8号 200m
仕掛け: ダイワ 紅牙ベイラバーフリーαワンデイパック 150g,リーダー用フロロ5号50cm付き

鯛サビキ仕掛け: メジャークラフト 鯛乃実サビキ チョクリタイプ(Lサイズ,1.2m)

タックル2 アカイカ泳がせ(アカイカ飲ませ)
ロッド: アリゲーター技研 スタンディング ギル 14-175
リール: シマノ 19ビーストマスター 6000, PE 10号 300m,リーダー: 剛樹 黒潮狩人 究ハリス ナイロン 60号 4~5m PRノット
仕掛け: 自作 サンライン 大物ハリス 20号 105cm,DスイベルSS ローリングスイベル親子 1/0×1,捨て糸: フロロカーボン 7~10号 10cm弱+スナップ付きスイベル 3号前後,オモリ: 100号(予備 80号,120号,150号)
針: インターフック ひらまさ・かんぱち 16号×2または18号×2個の親子, 針間隔 18cm

タックル3 イカメタル(メタルリグ)
ロッド: ダイワ エメラルダス AGS イカメタル N65ULB IM
リール: ダイワ ライトゲーム ICV 150H, PE 0.8号 200m
仕掛け: 自作 イカメタルリーダーSV-I エステル 3号 ※寸法はバレーヒル イカメタルリグ トリプルとほぼ同じです
鉛スッテ: メジャークラフト 御免なスッテ 中おもりスッテ 20号 赤白
浮きスッテ: ブラックライオン 八角スッテ, 色: クラウン, レッドグリーン, パープル

タックル4 イカメタル(オモリグ)
ロッド: カンジインターナショナル ST-metal SP-705FT
リール: シマノ 18ステラ 3000MHG, PE 0.6号 300m, カスタムハンドル: BLACK LION Cachalot un
仕掛け: 自作 イカメタルリーダーSV-I エステル 幹糸 4号 2m,エダス 5号 0.8m,ミニ天秤 カツイチ アームリグ SN-12 2号, 中オモリの上1mに1本の浮きスッテ用エダス(15cm) ※寸法はがまかつ イカメタルリーダーコンビとほぼ同じです
オモリ: メジャークラフト 御免なスッテ 中おもりスッテ 20号 赤黄
エギ: エギ王 LIVE ネオンブライト, 色: パワフルブルー(ケイムラ系) ほか
浮きスッテ: ブラックライオン 八角スッテ, 色: レッドグリーン ほか

※ エギとスッテは,一番釣れたものを挙げています.

イカ泳がせ釣り釣果: 真鯛 1 (55cm),メジロ 1 (71cm) ※ 大きなサメ はリリース
タイラバ釣果: 真鯛 1 (38cm) ※カイワリ (25cm)と大きなエソはリリース


イカメタル釣果: ケンサキイカ(アカイカ) 14匹~16匹

※ 10匹程度を餌として使用し,5匹を持ち帰りました.ボロボロになった餌2匹も次回の死に餌用に持ち帰り(冷凍しておいて次回持参予定です).

トロ箱はT.K Craft製です.鳥取の釣り人さんに紹介していただき,注文しました.寸法はフルオーダーメイドです.コンビニブロック氷が干渉せずに入る仕様になっています.

★アングラーの皆さま.安全な釣行をお心掛けください.自宅から船着場まではダイレクトに移動.必要最小限の立ち寄りのみで.皆様のご健康を願っています.★

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今年度初めての冬イカメタルに行きました.串本大島のタイガーフィッシング奏丸(かなでまる)にお世話になりました.これまで4回のチャンスがあったのですが,いずれも停船になってしまって,今回ようやく行くことが出来ました.ただし,日頃の行いが悪いためか,この日だけ寒波が押し寄せて10度近く気温が下がる予報が出ています.いったいどうなりますことやら..

船長によると,ロング便なので3時間早く出船してまずタイラバをするとのこと.14時出船でした.自宅を8:50に出発し,途中,ガソリンスタンドに1回,コンビニに2回立ち寄って,13:40に港に着きました.結構ギリギリでした.

まずはドテラ流しのタイラバです.前回は白墨丸でしたので実に約3年ぶりです.150gのタイラバヘッドの手持ちが無かったので,前日に釣具屋に駆け込み,「ワンデイパック」というお気軽セットをゲットしました.まずは,1投目.着底してすぐに巻き巻き.底から5~6mまでの範囲を探ります.ミヨシやトモでは良い調子でイトヨリダイが釣れていますが,間に挟まれた胴の自分にはコツコツというお触りのみです.今日は気温が低く,その影響で活性が低いようです.魚は沢山居るようですが,なかなか針掛かりまでに至りませんでした.船長が何度も場所替えをしてくださり,3番目のポイントでようやく自分にもヒットが訪れました.上げてみると,見たこともない魚が鯛サビキに掛かっていました.手をパーの形に開いた大きさよりも一回り大きい25cmぐらいの体高のある魚でした.船長によればカイワリという魚とのこと.「キープしますか?」と訊かれたのですがよく解らなかったので「リリースします」と答えてリリース.後から図鑑で調べると,美味しい魚だったようです.ちょっと惜しいことをしました..


4番目の流しではエソポイントを通過したようで,エソのプチラッシュ.自分にも大きいエソがヒットしました.テレビでは良く見る魚ですが,釣ったのは初めてです.針外しのとき口を開けてみるとズラッと歯が並んでいました.これもテレビで良く見る光景です.リリースします.

イトヨリを釣った方々のネクタイを見ると,中井チューンのオレンジゼブラでしたので,これに変更します.そう言えば前回の白墨丸でもこれがヒットカラーだったことを思い出しました.替えて投入すると着底ドンで来ました! ゴンゴンゴンと硬めの引きです.これは間違いなく真鯛! 40弱の真鯛が上がりました.船長もにっこり.一安心です.


17時になって,イカメタルに移行します.いつものように,くしもと大橋の下をくぐって沖に出ます.



イカメタル竿2本(メタルリグ用とオモリグ用)に仕掛けを柏木ノットで結び,同時に,アカイカ泳がせの準備もします.大忙しです.17時30分ごろ,昨シーズンと同じポイントに到着.周りを見ると,もう1隻だけ,別のイカ船が居ました.今日は2隻だけのようです.アンカーのロープが張って釣り開始の合図が.早くもミヨシでは2杯が上がっています.自分はまだ準備が終わっていません.イカの群れが来ているうちに早く仕掛けを入れなければ..

 

まず,八角スッテ2本のメタルリグ仕掛け(胴突き)を投入.鉛スッテは20号です.すると,底で直ぐにヒット.やはり群れが入っているようです.上げてみるとダブルでした.今のうちに釣っておかないと..写真を撮る時間も無くすぐに再投入,立て続けに4匹が釣れました.アカイカ泳がせの餌を,死に餌から活き餌(いま釣ったアカイカ)に替えます.棚は底から3mです.すると5分も経たないうちにヒットしました.「たぶん青物やね・・・」 タモを持って構えていると上がってくる魚影が・・・「赤い!」.何と,50の真鯛でした! セルフでタモ入れ.船長がやってきて「やりますね~」とお褒めの言葉をいただきます.青物と思っていたのに真鯛が来て,しばし呆然とします.「活き餌に替えたら釣れました~」と何とかお返事しました.予想外の釣果でした.16号の小さめの針が良かったのかも知れません..

 

イカメタルの方は群れが去ってしまったようで一気に渋くなります.そこで,オモリグで周りをキャストすることにします.エギはまずは鉄板のEZ-Q喰わせのグローです.しかし,なぜかエギでは釣れず,中オモリの上1mに付けた八角スッテ(色: レッドグリーン)や,中オモリ(色: 赤黄)でポツリポツリと釣れます.入れ乗りではありませんが,胴突きよりは良い感じです.キャストで広めに探っている効果なのか,粘りながらも1~2投で1杯ずつ釣れます.

 

スレてきたので,胴突き仕掛け(メタルリグ)に戻し,スッテを1.8inchの赤白グローやオレンジグローのエギに替えますが,1杯も掛からずでした.2inchのチラツキイワシも不発です.「今日は鉄板のエギが通用しないなぁ・・・」 八角スッテに戻すと何とかポツポツ..そして,フラッシュブーストやネオンブライトを持ってきたことを思い出して,再びオモリグに戻して試して見ると,フラッシュブーストではポツリと釣れる程度でやや不調気味でしたが,ネオンブライトでは結構良いペースで釣れることが解りました.なぜか夜釣りでケイムラが好調?・・・ 赤・緑・青とありますが,青だけを抱いてきました..浮きスッテ(八角スッテ)とのダブルヒットも1回ありました.鳥取ではネオンブライトは不調でした.何がハマるのかは当日にイカに訊かなければわかりません..

 

船長がやってきて,「トモではブリが上がりましたよ」と海況のアドバイスをいただきます.底から5mに棚を上げて待っていると,何匹ものアカイカを盗られながらも何とか青物がヒット! 70のメジロが釣れました.最後は,底から1mでヒラメを狙おうと待っていると10分ぐらいでヒット! 「ヒラメにしては重たいなぁ..」と上げてくると,大きなサメでした.人生で初めてサメを釣りました.タモの先で突っつくと,運良くすぐに針が外れてくれました.甲板に上げることなくリリースできました・・.そして22時になり,8時間のロング便の納竿となりました.

★良かったこと:
・今シーズン初めての冬イカメタルにやっと行くことができました.
★反省点:

・餌としてアカイカを10匹以上も失いました.実際に針掛かりしたのは3匹です(サメはリリース).餌の付け方を確実にすることが重要だと思いました.
・当たりカラーを見出せたのが終盤でした.次回はもっと手際よく探るようにします.


写真集

 

大きい方の真鯛のサイズは55cmでした.

 

青物のサイズは71cmでした.

 

船中の釣果です.タイラバではイトヨリダイが良く釣れていました.

 

20時から翌日6時は高速道路(南紀田辺からすさみ南の区間)が通行止めでしたので,道の駅すさみで23時から6時まで仮眠してから帰りました.白浜~紀伊田辺の区間では,前方の満月に向かって車を走らせました.癒やされました..